- 投稿日: 2026/06/08
- 更新日: 2026/06/25
洗濯機の掃除は重曹でナチュラルに!効果的な使い方と頻度・注意点を完全解説
毎日使う洗濯機、ちゃんと掃除していますか?「洗濯物から嫌な臭いがする」「黒いカスが衣類に付く」という悩みは、洗濯機の汚れが原因かもしれません。化学的な洗剤に抵抗がある方や、小さなお子様・ペットがいるご家庭には人と環境にやさしい重曹を使った掃除方法がおすすめです。この記事では、重曹を使った洗濯機掃除の手順や効果、注意点を詳しく解説します。
目次
なぜ洗濯機の掃除に重曹が効果的なのか
重曹は古くから掃除に活用されてきた天然素材です。洗濯機掃除にも多くのメリットがあります。
重曹の主な効果
重曹(炭酸水素ナトリウム)には以下のような働きがあります。
・弱アルカリ性で酸性の汚れを中和する
・皮脂汚れや石鹸カスを分解する
・消臭効果で嫌な臭いを軽減
・研磨作用で汚れを浮かせる
・抗菌作用でカビの繁殖を抑える
重曹を選ぶメリット
市販の洗濯槽クリーナーと比べると、重曹には以下のような魅力があります。
・人体やペットに安全
・環境への負荷が少ない
・手肌に優しく素手で扱える
・コストパフォーマンスが高い
・他の掃除にも幅広く使える
重曹の限界も知っておこう
万能に見える重曹ですが、頑固な黒カビには塩素系クリーナーほどの強い効果はありません。軽度〜中度の汚れには重曹、頑固な黒カビには専用クリーナーと使い分けるのがおすすめです。
洗濯機が汚れる原因とは
掃除方法を知る前に、なぜ洗濯機が汚れるのかを理解しておきましょう。
主な汚れの正体
洗濯槽の裏側には、こんな汚れが蓄積しています。
・黒カビ:湿気と栄養(皮脂・洗剤カス)で繁殖
・洗剤カス:洗剤や柔軟剤の溶け残り
・皮脂汚れ:衣類から落ちた皮脂や汗
・水垢:水道水中のミネラル成分
汚れが起こす悪影響
洗濯機の汚れを放置すると…
・洗濯物が臭くなる
・黒いワカメ状のカスが衣類に付く
・アレルギーや肌トラブルの原因に
・洗濯機本体の寿命を縮める
・電気代・水道代の無駄遣い
重曹を使った洗濯機の掃除方法
具体的な掃除手順を、縦型・ドラム式それぞれ解説します。
縦型洗濯機の掃除手順
縦型洗濯機は重曹掃除の効果が出やすいタイプです。
1. 洗濯槽を空にする
2. お湯(40〜50℃)を満水まで入れる
3. 重曹を1カップ(約200g)投入
4. 5分ほど「洗い」コースで回す
5. そのまま3〜6時間放置(できれば一晩)
6. 浮いてきた汚れをネットですくう
7. 「洗い→すすぎ→脱水」を1〜2回繰り返す
8. 最後にフタを開けて乾燥させる
ポイントは必ずお湯を使うこと。重曹は水よりお湯の方が溶けやすく、汚れも落ちやすくなります。
ドラム式洗濯機の掃除手順
ドラム式は水量が少ないため、少しコツが必要です。
1. 洗濯槽を空にする
2. 重曹を1/2カップ(約100g)投入
3. 「槽洗浄コース」または「お湯洗いコース」を選択
4. お湯が出ない機種は40℃のお湯を直接投入
5. 通常運転で洗浄
6. 終了後、ドアを開けて乾燥
ドラム式は水漏れの危険があるため、満水にしての浸け置きはできません。必ず取扱説明書を確認してから掃除しましょう。
重曹+クエン酸の合わせ技
より高い効果を求めるなら、重曹とクエン酸を組み合わせる方法もあります。
1. 重曹で洗浄→排水
2. 次にクエン酸1/2カップで運転
3. すすぎを念入りに
重曹で皮脂汚れを、クエン酸で水垢を分解するダブル効果が期待できます。ただし、同時に使うと中和されて効果が弱まるので、必ず別々に使ってください。
洗濯槽以外の部分も重曹で掃除
洗濯槽だけでなく、洗濯機の各パーツも重曹で清潔に保ちましょう。
洗剤投入口・柔軟剤投入口
取り外せる場合は外して、重曹水(お湯1Lに重曹大さじ2)に30分浸け置きします。汚れが浮いてきたら古歯ブラシでこすり洗い。
糸くずフィルター・ゴミ取りネット
溜まったゴミを取り除いた後、重曹水に浸け置きしてブラシで洗浄します。雑菌や臭いの温床になりやすい部分なので、こまめにお手入れしましょう。
ドアパッキン(ドラム式)
ドラム式のゴムパッキン部分はカビが発生しやすい場所です。重曹ペースト(重曹に少量の水を加えたもの)を歯ブラシにつけてこすり洗いします。
洗濯機の外側
洗濯機の本体外側も、重曹水を含ませた布で拭くと汚れがきれいに落ちます。ホコリや手垢もすっきり。
排水口・排水ホース
排水口にも重曹を1カップ振りかけ、お湯を流すと臭いやヌメリの解消に効果的です。
重曹掃除の適切な頻度
効果的な掃除のためには、適切な頻度を守ることが大切です。
掃除頻度の目安
・軽い汚れの掃除:月1回
・本格的な掃除(浸け置き):2〜3ヶ月に1回
・パーツの洗浄:月1〜2回
・外側の拭き掃除:週1回
使用環境による違い
以下の場合は掃除頻度を上げましょう。
・家族が多い
・ペットを飼っている
・ジムや部活動で汚れ物が多い
・湿度の高い場所に設置している
・1日に何度も洗濯する
重曹掃除で注意すべきポイント
安全な重曹ですが、いくつかの注意点があります。
取扱説明書を必ず確認
洗濯機の機種によっては、重曹の使用を推奨していないものもあります。メーカーの取扱説明書を必ず確認してから掃除を始めましょう。
溶け残りに注意
重曹は水に溶けにくい性質があり、溶け残ると配管や洗濯機内部に詰まる原因になります。必ずお湯を使い、すすぎを十分に行ってください。
他の洗剤と混ぜない
塩素系クリーナーと重曹を一緒に使うのは避けましょう。効果が弱まるだけでなく、反応によって思わぬトラブルが起こる可能性もあります。
食用と掃除用の使い分け
掃除には「掃除用」「工業用」の重曹で十分です。食用の重曹は割高なので、用途に応じて使い分けましょう。
普段からできる予防策
掃除の負担を減らすために、日頃から汚れを溜めない工夫をしましょう。
使用後はフタを開けて乾燥
洗濯後はすぐにフタを閉めず、30分〜数時間開けて乾燥させましょう。湿気がこもらないことでカビの発生を大幅に抑えられます。
洗剤・柔軟剤は適量を守る
「多めに入れた方がよく落ちる」というのは誤解です。むしろ溶け残りがカビや臭いの原因になります。規定量を守りましょう。
洗濯物を入れっぱなしにしない
洗濯機の中に脱いだ衣類を溜めておくと、湿気と汚れでカビが繁殖しやすくなります。洗濯カゴを別に用意しましょう。
洗濯が終わったらすぐに干す
洗濯後の濡れた衣類を放置すると、雑菌が繁殖して洗濯機内も汚れます。すぐに干す習慣をつけましょう。
定期的に槽洗浄コースを使う
多くの洗濯機には「槽洗浄コース」があります。月1回程度、お湯と重曹を使って槽洗浄を行いましょう。
重曹でも落ちない頑固な汚れの対処法
重曹掃除を続けていてもなかなか改善しない場合は、以下を試してみましょう。
酸素系漂白剤を併用
過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)は重曹より強力で、それでも比較的安全です。重曹と酸素系漂白剤を組み合わせると、頑固な汚れも落としやすくなります。
塩素系クリーナーを使う
長年掃除していなかった洗濯機には、市販の塩素系クリーナーが効果的です。強力ですが刺激も強いので、換気をしっかり行いゴム手袋を着用して使用してください。
業者に依頼する
分解洗浄が必要なほど汚れがひどい場合は、専門業者に依頼するのも一つの選択肢です。料金は15,000円〜25,000円が相場です。
まとめ
洗濯機の掃除に重曹を使うことで、人にも環境にもやさしく、しっかりと汚れを落とすことができます。月1回の重曹掃除を習慣にすれば、洗濯物の嫌な臭いや黒いカスとは無縁の清潔な洗濯ライフを送れるはずです。普段からフタを開けて乾燥させる、洗剤の量を守るなどの予防策と組み合わせて、洗濯機を長く快適に使い続けましょう。この記事を参考に、ぜひ重曹を使った洗濯機掃除を始めてみてください。









