更新日
  • 投稿日: 2026/05/21
  • 更新日: 2026/05/29

エコキュートで故障が多いメーカーはある?選び方と長持ちさせるコツを徹底解説

省エネで光熱費を抑えられると人気のエコキュート。導入を検討する際、「どのメーカーが故障しにくいのか」「故障が多いメーカーはどこなのか」が気になる方も多いのではないでしょうか。高額な買い物だからこそ、信頼性の高いメーカーを選びたいものです。
この記事では、エコキュートの主要メーカーの特徴や故障しやすい原因、選び方のポイント、長持ちさせるコツまで詳しく解説します。

「故障が多いメーカー」は一概に断定できない

まず結論から言うと、「このメーカーが特別に故障が多い」と断定できる明確なデータは公表されていません
故障率はメーカー別というよりも、設置環境、使用頻度、メンテナンスの有無、施工業者の技術力など、さまざまな要因に左右されるためです。
ただし、口コミや評判、サポート体制、製品ラインナップなどから、各メーカーの特徴や強みを把握することは可能です。

エコキュート主要メーカーの特徴

国内の主要なエコキュートメーカーを、それぞれの特徴とともに紹介します。

パナソニック

家電全般で高い知名度を誇るパナソニックは、エコキュート市場でもトップシェアを誇ります。「ぬくもりチャージ」機能や省エネ性能の高さが魅力で、AI機能を搭載したモデルも展開しています。
サポート体制が全国に整っており、修理対応もスムーズという声が多く聞かれます。

三菱電機

「バブルおそうじ」機能で配管をマイクロバブルで洗浄できるのが大きな特徴。耐久性に定評があり、長期間安定して使えるという口コミが多いメーカーです。寒冷地仕様の製品ラインナップも充実しています。

ダイキン

空調機器のトップメーカーであるダイキンは、ヒートポンプ技術に強みを持っています。「パワフル高圧」モデルなど、シャワーの水圧にこだわった製品が人気です。耐久性も高く、業務用でも実績豊富です。

コロナ

エコキュートを世界で初めて商品化した先駆者メーカー。シンプルな構造と手頃な価格が魅力で、コストパフォーマンス重視の方に支持されています。寒冷地での実績も豊富です。

日立

「ナイアガラ出湯」など独自技術で水圧の強さに定評があります。ステンレスタンクを採用したモデルもあり、耐久性とメンテナンス性に優れています。

東芝

「銀イオン」による除菌機能を搭載したモデルが特徴的。衛生面を重視する家庭に人気です。製品ラインナップは他メーカーより少なめですが、独自の機能で差別化されています。

エコキュートが故障する主な原因

メーカーに関わらず、エコキュートが故障する原因にはいくつかの共通点があります。

経年劣化

エコキュートの寿命は10〜15年程度とされており、それを超えると故障リスクが急増します。ヒートポンプユニット内のコンプレッサーや貯湯タンクの部品が劣化することが主な原因です。

設置環境の問題

直射日光が強く当たる場所、塩害地域、積雪が多い場所、振動の多い場所に設置されている場合、故障リスクが高まります。設置時の業者の判断も重要です。

水質の影響

地域の水質が硬水や鉄分の多い水の場合、タンク内部や配管に汚れが蓄積し、故障の原因になります。

メンテナンス不足

定期的なメンテナンスを怠ると、汚れや不具合が蓄積されて寿命を縮めます。年1回程度の点検や、貯湯タンクの水抜きが推奨されています。

施工不良

設置工事の質が悪いと、初期不良や早期故障の原因になります。メーカーの問題というより、施工業者の技術力の問題であるケースも少なくありません。

故障しにくいエコキュートを選ぶポイント

長く安心して使えるエコキュートを選ぶには、以下のポイントを意識しましょう。

保証期間の長さを確認する

メーカー保証は通常1〜2年ですが、有償延長保証で5〜10年に延ばせることもあります。長期保証があるメーカーは、自社製品への自信の表れとも言えます。

サポート体制の充実度

故障時の対応スピードや修理窓口の数は重要です。全国にサービス拠点があり、迅速に対応してくれるメーカーを選ぶと安心です。

自宅の環境に合った製品を選ぶ

寒冷地、塩害地域、井戸水使用など、自宅の環境に合った専用モデルを選ぶことが故障予防につながります。一般地仕様のものを寒冷地で使うと、凍結による故障リスクが高まります。

信頼できる施工業者を選ぶ

メーカー選びと同じくらい重要なのが、設置工事を行う業者選びです。メーカー認定店や施工実績の豊富な業者を選ぶことで、施工不良による故障を防げます。

口コミや評判を参考にする

実際に使っているユーザーの声は貴重な情報源です。ただし、ネガティブな口コミだけに偏らず、総合的に判断することが大切です。

エコキュートを長持ちさせるコツ

どのメーカーを選んでも、日常の使い方と手入れによって寿命は大きく変わります。

定期的にメンテナンスを行う

年に1〜2回、貯湯タンクの水抜きを行いましょう。タンク内に溜まった汚れや沈殿物を排出することで、内部の腐食や故障を予防できます。

入浴剤の使用に注意する

硫黄成分やにごり湯系の入浴剤は、配管やタンクを傷める原因になります。メーカーが推奨する入浴剤のみを使用するようにしましょう。

急激な温度設定変更を避ける

頻繁に高温と低温を切り替えると、内部部品に負担がかかります。基本的には季節ごとの調整程度に留めるのがおすすめです。

異常を感じたら早めに点検

「お湯の出が悪い」「変な音がする」「エラーコードが表示される」などの異常を感じたら、すぐにメーカーや業者に相談しましょう。早期発見で大規模修理を防げます。

10年を目安に交換検討

エコキュートの寿命は10〜15年程度です。長く使うほど故障リスクは高まり、修理費用も高額になります。10年を超えたら計画的な交換を視野に入れるのが賢明です。

まとめ

エコキュートの「故障が多いメーカー」は明確には存在せず、故障率はメーカーよりも設置環境・施工品質・メンテナンス状況に大きく左右されます。
パナソニック、三菱電機、ダイキン、コロナ、日立、東芝など、各メーカーにはそれぞれ独自の強みがあります。自宅の環境やライフスタイルに合った製品を選び、信頼できる施工業者に依頼することが、長く安心して使うための最大のポイントです。
定期的なメンテナンスと正しい使い方を心がけて、快適なエコキュート生活を楽しみましょう。

監修者

監修者 濱本孝一

濱本 孝一 Koichi Hamamoto
代表取締役

資格

  • 管工事施工管理技士 第136353号
  • 給水装置主任技術者
  • 排水設備工事責任技術者
  • ガス消費機器設置工事監督者
  • ガス機器設置スペシャリスト
  • 2級ガソリン自動車整備士
  • 2級ディーゼル自動車整備士
  • 美容師
  • 管理美容師

趣味

  • ピアノ

※代表ご挨拶ページはこちらから確認できます。

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