- 投稿日: 2026/07/18
- 更新日: 2026/07/29
エコキュートが故障したときの対処法|症状・原因・寿命の見極め方
省エネ性能に優れ、多くの家庭で使われている「エコキュート」。しかし機械である以上、長年使い続けると故障やトラブルが避けられません。突然お湯が出なくなったり、リモコンにエラーコードが表示されたりすると、慌ててしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、エコキュートの故障で多い症状や原因、対処法、寿命の見極め方まで詳しく解説します。いざというときに落ち着いて行動できるよう、ぜひ参考にしてください。
目次
エコキュートによくある故障の症状
エコキュートの故障にはいくつかの典型的なパターンがあります。まずはどんな症状が起こるのかを把握しておきましょう。
お湯が出ない・冷たい
もっとも多いトラブルが「お湯が出ない」「シャワーがぬるい」という症状です。
ヒートポンプユニットの不具合や電気系統のトラブル、貯湯タンクの湯切れなど、さまざまな原因が考えられます。まずはリモコンにエラーコードが表示されていないかを確認しましょう。
水漏れが発生している
貯湯タンクの下や配管周辺に水たまりができている場合は、水漏れの可能性があります。パッキンの劣化や配管の腐食、凍結による破損などが主な原因です。放置すると床や外壁の劣化を招くため、早急な対応が必要です。
異音がする
ヒートポンプユニットから「ブーン」「ガタガタ」といった異音がする場合は、内部のファンモーターや圧縮機の故障が疑われます。使用年数が長い機種ほど発生しやすいトラブルです。
リモコンにエラーコードが表示される
リモコンにエラーコードが出た場合、それは故障箇所を知らせる重要なサインです。メーカーごとにコードの意味が異なるため、取扱説明書や公式サイトで確認しましょう。
エコキュートが故障する原因
エコキュートの故障には、経年劣化以外にもさまざまな要因があります。原因を把握することで、修理か買い替えかの判断もしやすくなります。
経年劣化
エコキュートの寿命は一般的に10〜15年と言われています。長く使用するほど内部部品は摩耗し、少しずつ性能が低下していきます。10年を超えたあたりから、複数箇所での不具合が発生しやすくなります。
凍結による破損
冬場の寒冷地では、配管が凍結して破裂することがあります。凍結防止ヒーターの設置や、水抜き作業などで予防できますが、対策を怠ると大きな修理費用が発生することもあります。
電気系統のトラブル
基盤やセンサーの故障、落雷による電気ショックも故障の一因です。突然リモコンが反応しなくなったり、操作ができなくなった場合は、電気系統に問題が起きている可能性があります。
入浴剤や水質の影響
硫黄成分や酸性の強い入浴剤を使用すると、内部の熱交換器や配管が腐食する原因になります。また、地域によっては水質の影響で部品が劣化しやすいこともあります。メーカー推奨外の入浴剤は使わないことが重要です。
故障かな?と思ったときの対処法
「もしかして故障?」と思っても、実は簡単な操作で解決するケースも少なくありません。業者を呼ぶ前に、まずは以下を確認してみましょう。
1. リモコンをリセットする
一時的なエラーであれば、リモコンの電源を入れ直すことで復旧することがあります。ブレーカーを一度落として数分待ち、再度入れ直す方法も有効です。
2. エラーコードを確認する
表示されているエラーコードをメモし、取扱説明書やメーカー公式サイトで意味を調べましょう。ユーザー側で対処できる内容か、修理が必要かの目安になります。
3. 断水や停電の可能性を確認
意外と見落としがちなのが、断水や停電による一時的なトラブルです。近隣で工事が行われていないかも確認してみましょう。
4. 改善しない場合は業者へ連絡
上記を試しても改善しない場合は、無理をせずメーカーや専門業者に連絡しましょう。素人が内部を触ると、かえって症状が悪化することがあります。
修理と買い替えの見極め方
故障した際に悩むのが「修理と買い替え、どちらがお得か」という点です。判断の目安を紹介します。
使用年数が10年未満なら修理を検討
使用年数が浅い場合は、部品交換などで直る可能性が高いため、修理がおすすめです。保証期間内であれば、無償対応となるケースもあります。
10年以上使用しているなら買い替えも視野に
10年を超えると、修理してもすぐ別の箇所が故障することが多く、結果的に買い替えのほうが経済的なケースが増えます。特に修理費が10万円を超える場合は、新しい機種への交換を検討しましょう。
省エネ性能も考慮する
最新のエコキュートは、旧型よりも大幅に省エネ性能が向上しています。買い替えることで、電気代の節約にもつながるというメリットがあります。
故障を防ぐための日常メンテナンス
エコキュートを長持ちさせるためには、日頃のちょっとしたメンテナンスが欠かせません。
定期的な水抜き
年に2〜3回、貯湯タンクの水抜きを行いましょう。内部の汚れやサビを防ぐことができ、故障のリスクを減らせます。
周辺の清掃
ヒートポンプユニット周辺に落ち葉やゴミが溜まると、効率が下がり故障の原因になります。風通しの良い環境を保つことが大切です。
異常を感じたら早めに相談
「音が少し大きい」「お湯の温度が安定しない」など、小さな変化を感じた段階で相談すれば、軽微な修理で済むことがあります。
まとめ
エコキュートの故障は、経年劣化や凍結、電気系統のトラブルなどさまざまな原因で起こります。まずは症状を落ち着いて確認し、リモコンのリセットやエラーコードのチェックなど、自分でできる対処を行いましょう。
それでも改善しない場合は、メーカーや専門業者への相談が安心です。使用年数や修理費用を踏まえて、修理か買い替えかを冷静に判断することが、快適な暮らしを続けるためのポイントです。日頃のメンテナンスを心がけ、大切なエコキュートを長く使い続けましょう。









