更新日
  • 投稿日: 2026/09/17
  • 更新日: 2026/09/25

お風呂の排水溝の流れが悪い!原因・自分でできる解消法・予防策を徹底解説

「シャワーを浴びていると、足元にお湯がたまってくる」「湯船の水を抜くのに時間がかかる」「排水溝から嫌なにおいがする」…そんなお風呂の排水溝のトラブルに悩んでいませんか?お風呂の排水溝の流れが悪くなるのは、放置していると完全に詰まってしまったり、悪臭やカビの発生、さらには階下への水漏れといった深刻な問題に発展することもあります。実はお風呂の排水溝のトラブルの多くは、家庭にある道具や市販品で自分で解決できるケースがほとんどなのです。この記事では、排水溝の流れが悪くなる原因から、自分でできる解消法、予防策まで詳しく解説していきます。

お風呂の排水溝の流れが悪くなる主な原因

排水溝の流れが悪くなるのは、必ず何らかの原因があります。まずは何が原因なのかを知ることが、解消への第一歩です。

髪の毛の蓄積

お風呂の排水溝トラブルで最も多い原因が髪の毛の蓄積です。シャンプーやトリートメントの際に抜けた髪の毛が排水口に流れ、時間をかけて絡み合って塊になります。1人あたり1日約50〜100本の髪の毛が抜けると言われており、家族が多いほど詰まりやすいのです。

石鹸カスやシャンプーの残留

シャンプー、ボディソープ、石鹸などが排水管の内側に付着し、時間とともに固まります。特に固形石鹸を使っている家庭では、石鹸カスが蓄積しやすい傾向があります。

皮脂や垢の付着

身体を洗う際に流れる皮脂や垢も、排水管内でヌメリとなって蓄積します。これらは髪の毛や石鹸カスと絡み合ってさらに強固な塊を形成し、水の流れを妨げます。

入浴剤の成分

入浴剤の成分によっては、排水管内に沈殿したり、他の汚れと反応して固まりやすくなったりします。特にオイル系の入浴剤は油分が排水管に付着しやすく、詰まりの原因になることがあります。

ヘアキャッチャーの目詰まり

排水口のヘアキャッチャー(髪の毛を受け止めるパーツ)が汚れで覆われていると、そもそも水が排水管に届きません。表面的な汚れであれば、簡単な掃除で改善するケースも多いです。

排水トラップの汚れ

ヘアキャッチャーの下にある排水トラップ(悪臭防止のために水をためる部品)にも汚れが蓄積します。ここが汚れると水の通り道が狭くなり、流れが悪くなります。

自分でできる排水溝の掃除方法

原因が特定できたら、それに合わせた掃除方法を実践してみましょう。ほとんどのトラブルは家庭で解決できます。

準備するもの

・ゴム手袋
・使い古しの歯ブラシ
・割り箸やピンセット
・ビニール袋(ゴミ捨て用)
・重曹とクエン酸
・液体パイプクリーナー
これらはホームセンターや100円ショップで手軽に揃えられます。

基本の掃除手順

1. 排水口カバーを外し、ヘアキャッチャーに絡まった髪の毛やゴミを取り除く
2. 排水トラップを反時計回りに回して取り外す
3. 各部品を歯ブラシで洗い、汚れを落とす
4. 排水管の入り口も歯ブラシや割り箸で汚れをかき出す
5. すべての部品を元通りに組み立てる
6. 水を流して流れをチェック

重曹とクエン酸を使ったナチュラル洗浄

環境にやさしく、日常的なケアに最適なのが重曹とクエン酸の組み合わせです。
1. 排水口に重曹を1カップ振りかける
2. その上からクエン酸を溶かしたぬるま湯を注ぐ
3. シュワシュワと発泡して汚れを浮かせる
4. 30分〜1時間放置
5. ぬるま湯でしっかり洗い流す
配管を傷めず、月1〜2回のペースで行うと詰まり予防に効果的です。

液体パイプクリーナーの活用

頑固な詰まりには、市販の液体パイプクリーナーが効果的です。ヌメリや髪の毛を化学的に溶かしてくれます。使用する際は、パッケージに記載された使用時間を必ず守ることが大切です。放置時間が長すぎると、逆に汚れが固まってしまうことがあります。

それでも改善しない場合の対処法

ラバーカップ(スッポン)を使う

頑固な詰まりには、トイレでおなじみのラバーカップも有効です。排水口にしっかり密着させ、ゆっくり押し込んでから勢いよく引き上げる動作を数回繰り返しましょう。真空の吸引力で詰まりが引き寄せられて解消することがあります。

ワイヤーブラシを使う

排水管の奥深くに詰まりがある場合は、排水管用のワイヤーブラシ(トーラー)を使うと効果的です。ホームセンターで1,000円〜3,000円程度で購入でき、細く長いワイヤーを排水管に差し込んで詰まりを削り取ります。

プロの業者に依頼する

あらゆる方法を試しても改善しない場合は、無理せず水道業者に相談しましょう。自己流の対処を続けると、配管を傷めて修理費用が高額になることもあります。

業者依頼時の料金相場

お風呂の排水溝の詰まり除去を業者に依頼した場合の料金相場は以下の通りです。
・軽度の詰まり除去:5,000円〜10,000円
・排水トラップの分解洗浄:8,000円〜15,000円
・高圧洗浄による本格的な詰まり除去:15,000円〜30,000円

お風呂の排水溝トラブルを予防する方法

詰まりや流れの悪さは、日頃のちょっとした習慣で大幅に予防できます。

ヘアキャッチャーをこまめに掃除する

最も効果的な予防策は、毎日または週に数回、ヘアキャッチャーの髪の毛やゴミを取り除くことです。習慣にしてしまえば、それほど手間ではありません。使い捨ての排水口ネットを使えば、掃除がさらに楽になります。

週に1回はお湯を流す

週に1回程度、50〜60度のお湯を排水口にゆっくり流すことで、石鹸カスや皮脂汚れを溶かして流せます。熱湯は配管を傷める可能性があるので絶対に避け、ぬるま湯にとどめるようにしましょう。

定期的なパイプクリーナーの使用

月に1〜2回、市販のパイプクリーナーや重曹+クエン酸を使った予防洗浄を行うと、汚れが蓄積する前に除去できます。詰まってから対処するよりも、日頃の予防の方がずっと簡単で経済的です。

入浴後の簡単なケア

入浴後にシャワーで排水口周りを軽く流すだけでも、汚れの付着を防げます。「使ったらリセット」の習慣が、排水溝をきれいに保つコツです。

髪の毛キャッチシートの活用

市販の使い捨てヘアキャッチシートやシリコン製の排水口カバーを使うと、髪の毛が排水管に流れるのを大幅に防げます。100円ショップでも購入でき、非常に手軽な予防アイテムです。

賃貸物件の場合の注意点

まず管理会社に連絡する

賃貸物件でお風呂の排水溝が完全に詰まってしまった場合は、勝手に業者を呼ばず、必ず管理会社や大家さんに連絡するのが基本です。指定業者があったり、費用を貸主が負担してくれるケースも多くあります。

費用負担の考え方

賃貸物件では、故障の原因によって費用負担者が変わります。入居者の過失(大量の異物を流したなど)が原因の場合は自己負担、経年劣化や配管の問題が原因の場合は貸主負担となるのが一般的です。

まとめ

お風呂の排水溝の流れが悪くなる主な原因は、髪の毛、石鹸カス、皮脂汚れ、入浴剤の残留物、ヘアキャッチャーや排水トラップの汚れです。軽度なら家庭で簡単に解消でき、重曹とクエン酸、液体パイプクリーナー、ラバーカップなどを状況に応じて使い分けるのが効果的です。大切なのは、詰まってから対処するのではなく、日頃からの予防を心がけること。ヘアキャッチャーのこまめな掃除や定期的なお湯流しなど、少しの習慣で大きな効果が得られます。それでも解消しない場合や不安がある場合は、無理せず専門業者に相談しましょう。この記事を参考に、快適で清潔なバスタイムを取り戻してください。

監修者

監修者 濱本孝一

濱本 孝一 Koichi Hamamoto
代表取締役

資格

  • 管工事施工管理技士 第136353号
  • 給水装置主任技術者
  • 排水設備工事責任技術者
  • ガス消費機器設置工事監督者
  • ガス機器設置スペシャリスト
  • 2級ガソリン自動車整備士
  • 2級ディーゼル自動車整備士
  • 美容師
  • 管理美容師

趣味

  • ピアノ

※代表ご挨拶ページはこちらから確認できます。

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