生駒市のお風呂で水が流れないつまり発生

坂道を車で上っていくとお客様の表札が見え、こちらの前で車を止めさせていただきました。生駒市は坂が多い街なので、そこから生駒市がいかに自然を大切にしているのかが一目で分かる景色が見えました。お客様のご自宅は2階建ての都会的な佇まいをしていました。お風呂のつまりによるご相談だったので、ご自宅にお邪魔させていただき浴室へと通していただきました。お客様のお話を聞くと異変は10日ほど前から起こっており、いつもなら水が勢いよく流れていく音がしていたのに最近はその音が聞こえなくなったそうです。さらにバケツに入った水を一気に流した際にはこれまでになかった水たまりの症状が表れるようになったということです。排水溝につまるような物を流しませんでしたかという質問をさせていただくと、特に心当たりがないという返答でした。石鹸やその他の汚れが溜まってくると流れが悪くなることは良くあります。しかし、排水溝の方を調べてみるとつまりになるほどの汚れは確認できなかったのです。とりあえずパイプクリーナーを使用して、排水溝の中を調査しながら掃除をしていくことにしました。ワイヤーを動かしながら掃除をしていると、奥の方でカシャカシャという音が聞こえてきました。この瞬間にやはり何かがつまっていたと分かったのです。この感触だとビニール系だと思ったら、案の定ポリ袋が取り出されました。ただ、この程度の異物ならそのまま流れてもおかしくはなかったので、再度排水溝を調べてみました。今度はT字の髭剃りが取り出されたのです。おそらく髭剃りにポリ袋が絡まり、水がせき止められてしまったようです。現にバケツに貯まった水を一気に流してみると水たまりもなく、先ほどまで聞こえなかった勢いよく流れる音も聞こえるようになりました。異物は気づかない内に排水口から流れていくこともあり、今回のつまりもまさにこのケースに当てはまると思いました。作業を終えたので次の現場へと車を走らせました。