豊岡市でお風呂つまりにお困りのお客様に対応しました

良く晴れた休日の朝、豊岡市　お風呂　つまりでお困りのお客様からご依頼をいただきました。浴槽の水はけが悪く、目皿のまわりに水たまりができてしまうそうです。排水管内部に水の流れを妨げる何かがあり、水の流れを滞らせていると推測されます。
豊岡といえば、関西でも随一の名湯である城崎温泉を有する都市。お客様もちょうど温泉を楽しんできたところだそうで、余計に家のお風呂の調子が悪いことが気になってしまったというお話しでした。
お風呂場の排水つまりの主な原因は、頭髪や洗剤成分が固まったヘドロです。髪を洗ったときに抜けた髪の毛と洗剤が絡まり、酸性化すると塊になって排水管に付着します。少量であればクリーナーを流す程度で処理も可能ですが、落ちきれなかったものがどんどん蓄積していき、排水管を狭めてしまうのです。
ご連絡くださったお客様は、お風呂掃除は週に3回程度欠かさず行っていたそうですが、排水まわりに関しては手の届く範囲しか綺麗にしておらず、内部も洗剤を流す程度で意識していなかったということでした。おそらく、長年溜まったヘドロのせいでつまりかけてしまっているのでしょう。
今回は真空ポンプを用いて、加圧吸引によってヘドロを引っ張り出す作業を行います。業務用マシンのため強く負圧をかけられるのが特徴です。何度か吸引を繰り返して、奥に溜まったヘドロを手前に引き出しながら回収していきましたが、予想通りに髪の毛が絡まったヘドロがどんどん出てきました。皮脂や石鹸などさまざまなものが混ざって、ほぼ固形化しています。
これだけではすべて取り除くことはできませんので、残りは薬剤を溶かして下水管に流し込むことにしました。幸い、深部のほうに溜まった汚れは少なかったため、吸引と薬剤処理で排水トラブルを解消することができました。
今回のお客様宅でも、排水口にはヘアキャッチャーが設置されていましたが、なるべく目の細かいもののほうが中に入り込むのを防げます。とはいえ、トラブルはいつ起こるかわかりませんから、ご自身で解消が難しい時にはすぐにに連絡ください。