- 投稿日: 2026/08/12
- 更新日: 2026/08/31
排水溝のつまりを自分で解消!原因・対処法・予防策を徹底解説
キッチン、お風呂、洗面所…気づけば水の流れが悪くなっていることはありませんか?「そのうち流れるかも」と放置していると、完全に詰まって水があふれる大惨事になることもあります。
この記事では、排水溝がつまる原因や場所別の解消方法、業者に依頼する目安、日常の予防策までを詳しく解説します。誰でも今日から実践できる内容なので、ぜひ参考にしてください。

目次
排水溝がつまる主な原因
排水溝のつまりには、必ず何かしらの原因があります。場所によって原因は異なるため、まずは代表的なものを知っておきましょう。
キッチンのつまり:油汚れが主犯
キッチンで最も多いつまりの原因は油汚れです。
フライパンや食器についた油をそのまま流すと、排水管内で冷えて固まり、少しずつ蓄積していきます。そこに食材カスや洗剤カスが絡みつき、頑固なつまりへと発展します。
お風呂のつまり:髪の毛と皮脂
お風呂の排水溝では、髪の毛と皮脂・石けんカスが主な原因です。
髪の毛は排水管の中で絡まりやすく、そこに皮脂や石けんカスが付着することで、大きな塊となり水の流れを止めてしまいます。
洗面所のつまり:髪の毛と化粧品
洗面所では、髪の毛や歯磨き粉のカス、化粧品などが原因になります。特に女性の抜け毛や、油分の多いクレンジング剤は排水管に付着しやすいです。
トイレのつまり:紙の使いすぎ・異物
トイレでは、トイレットペーパーの使いすぎや、水に流せる商品の多用が原因になります。また、スマホや子どものおもちゃなど、異物を落としてしまうケースもあります。
共通の原因:排水管の劣化
築年数が古い住宅では、排水管自体が劣化して内径が狭くなっていることもあります。この場合、通常の量の汚れでもつまりやすくなります。
場所別・排水溝つまりの解消方法
つまりの解消方法は、場所と原因によって異なります。それぞれのケースに合わせた対処法を紹介します。

キッチンのつまり解消法
1. ゴミ受けとトラップを掃除
まずは目に見えるゴミを取り除き、中性洗剤で洗います。
2. 重曹とクエン酸で発泡洗浄
排水口に重曹をカップ1杯、その上からクエン酸(またはお酢)半カップを入れ、50℃程度のお湯を注ぎます。30分ほど放置してから水で流します。
3. パイプクリーナーを使う
市販の液体パイプクリーナーで、排水管の奥までしっかり洗浄。使用時は換気を忘れずに。
4. ラバーカップを使う
頑固なつまりには、キッチン用のラバーカップが効果的です。
お風呂のつまり解消法
1. 髪の毛を取り除く
ゴム手袋を着用し、ヘアキャッチャーや目皿の髪の毛を丁寧に取り除きます。
2. パイプクリーナーで洗浄
髪の毛や皮脂を溶かす専用のクリーナーが有効です。30分ほど放置してから、ぬるま湯で洗い流します。
3. ワイヤーブラシ(パイプクリーナー)を使う
市販のワイヤー式クリーナーで、排水管の奥にある髪の毛の塊を絡め取ります。
洗面所のつまり解消法
1. S字トラップを外して掃除
洗面台下のS字トラップは、簡単に取り外して掃除できます。バケツを下に置いてから作業しましょう。
2. パイプクリーナーで奥まで洗浄
髪の毛や化粧品汚れには、液体パイプクリーナーが効果的です。
トイレのつまり解消法
1. まずは30分放置
トイレットペーパーが原因なら、放置するだけで自然に溶けて解消することがあります。
2. お湯を注ぐ
40〜50℃のお湯を高い位置からゆっくり注ぐと、紙が柔らかくなって流れやすくなります。熱湯は便器を傷めるためNGです。
3. ラバーカップを使う
洋式トイレ用のラバーカップで、押し引きを繰り返します。
4. ラップで代用
ラバーカップがない場合は、便器の縁にラップを10枚以上重ねて貼り、水を流して膨らんだ部分を押す方法も有効です。
自分で対処するときの注意点
つまりの解消作業を行う際は、いくつかの注意点があります。
洗剤を混ぜない
塩素系と酸性の洗剤を混ぜると有毒ガスが発生し、非常に危険です。パイプクリーナーを使うときは、他の洗剤と併用しないよう気をつけましょう。
熱湯を使わない
陶器製の便器や塩ビ製の排水管は、熱湯で変形・破損する可能性があります。必ず40〜50℃のお湯を使用しましょう。
換気を忘れずに
洗剤を使用する際は、必ず換気扇を回すか窓を開けて換気しましょう。臭いや化学物質を吸い込まないよう注意が必要です。
ゴム手袋を着用
衛生面と手荒れ防止のため、必ずゴム手袋を着用してください。使い捨てタイプなら後片付けも楽です。
床の養生をする
水が跳ねる可能性があるため、新聞紙やビニールシートで床を養生しましょう。
業者に依頼する目安と費用相場
自分で対処できないつまりは、無理をせず業者に依頼しましょう。

業者に依頼すべきケース
・自分で対処しても改善しない
・複数の排水口から水が逆流する
・悪臭が強く、原因が特定できない
・異物を落としてしまった
・水があふれてくる
これらの症状は、排水管の奥深くで詰まっている可能性が高く、専門の機材が必要です。
費用の目安
・軽度のつまり解消:8,000〜15,000円
・排水管の高圧洗浄:15,000〜30,000円
・トラップ交換:8,000〜20,000円
・出張費・基本料金:3,000〜5,000円
作業内容や現場の状況によって料金は変動するため、必ず複数社から見積もりを取りましょう。
優良業者の選び方
・会社情報が明確
・事前見積もりが無料
・指定給水装置工事事業者に登録されている
・口コミや評価が信頼できる
・保証やアフターサービスがある
これらのポイントを押さえて選ぶと安心です。
排水溝のつまりを防ぐ日常の予防策
日々のちょっとした心がけで、つまりのリスクは大きく減らせます。
キッチンの予防策
油は絶対に流さない
使用済みの油はキッチンペーパーで拭き取るか、凝固剤で固めて捨てましょう。
ゴミ受けネットを使う
細かい食材カスをキャッチし、排水管への流入を防ぎます。
週1回はお湯を流す
50℃程度のお湯をゆっくり流すことで、油汚れの蓄積を防げます。
お風呂の予防策
入浴後に髪の毛を取り除く
毎回のちょっとした習慣で、大きな効果が期待できます。
月1回は本格掃除
フタや目皿を外して、内部までしっかり洗浄しましょう。
洗面所の予防策
髪の毛キャッチャーを設置
市販のシール式キャッチャーが便利です。
クレンジング剤の使いすぎに注意
油分の多い化粧品は、ティッシュで拭き取ってから洗い流すのがおすすめです。
トイレの予防策
ペーパーは一度に大量に流さない
こまめに分けて流すのが基本です。
「大」で流す
水量不足はつまりの大きな原因になります。
異物を落とさない
タンク上に物を置かない、ポケットの中身を確認するなど、日頃から気をつけましょう。
全共通の予防策
市販のパイプクリーナーを月に1〜2回定期的に使用することで、大きなつまりを予防できます。
まとめ
排水溝のつまりは、油汚れや髪の毛、食材カスなど身近な原因で発生します。軽度なつまりであれば、重曹とクエン酸、ラバーカップ、パイプクリーナーなどを使って自分で解消できることが多いです。
ただし、何度試しても改善しない場合や、複数箇所で症状が出る場合は、無理をせず専門業者に相談することが大切です。
そして何よりも、日常のちょっとした習慣がつまりを防ぐ最大のポイント。油を流さない、髪の毛をこまめに取り除く、定期的にクリーナーを使うなど、今日からできる予防策を実践して、快適な水回り環境を保ちましょう。









