「今日も終わりだな」となんとなくホッとした雰囲気の中、緊急SOSがやってきました。
トイレ案件です。
断ってもいいくらいの時間帯ではありましたが、経験上、トイレのトラブルを抱えたままで一夜を過ごすことほど不便なことはありません。
今は、コンビニなんかでトイレを借りて済ませることもできますが、やっぱり嫌なもんです。
だから、「すぐに行きます！」と出動です。
北本市の北本総合公園近くのお宅でした。
この辺って最近は本当に静かで住めるなんて羨ましい限り。
公園が近くにある暮らしに憧れています。
さて、肝心のお客様。
小学生のお姉ちゃんと妹ちゃんがいたので、やっぱりトイレの不自由さは酷というものです。
二人でコンビニに行きなさいというわけにもいきませんしね。
行った早々、「本当にありがとうございます」とお母さんからも感謝の言葉。
いやいや、修理するのはこれからですから。
でも、全力で必ず直します。
確認したところ、水の流れが充分ではない様子です。
トイレタンクの中にはある程度水が溜まるのですが、どうもの量が少ないようです。
水洗は、ある程度の水量で流す必要があるので、水の量って大切です。
中には、節水という観念で水の量を少なく調整してしまうお宅もあるのですが、やりすぎると流しきれなくて詰まりが発生してしまうことも。
その点を充分に説明してから、水量を少し多く溜められるように調整して完了。
でも、ご家族の中には水量を変えたという覚えはないとのこと。
「この間、おじいちゃんが遊びにきたから、そのときにいじったかもよ？」
「ええ～、お父さんじゃない？」
トイレが無事に修理を終えたという報告に安心したからか、犯人探しがスタートしてしまいました。
まあ、それはあとでごゆっくりどうぞ。
しっかり者のお姉ちゃんは、「ここまで水を溜めれば安心」とわかるようにタンクの内側にマッキーで印をしていました。
素晴らしい思い付き。
これで安心ですね。
このしっかり者のお姉ちゃんに免じて、犯人捜しはお手柔らかにお願いしたいものです。
[記事一覧を見る]
