台所つまりの原因になった蓄積された排水管の汚れを除去しました
キッチンの水がスムーズに流れていかなくなってしまった、というご相談のお電話を三島郡島本町のお客様からいただきました。数日ほど前から不調には気が付いていたとのことですが、排水クリーナーを流しつつ様子見しながら利用していたとのことです。それが本日になってほとんど流れなくなった上に変な臭いもする、このままではキッチンを利用できないとお困りのご様子でした。
早速、住宅街にあるお客様の一軒家のご自宅に駆けつけて、台所つまりの様子を確認させていただきます。予めお聞きしていたとおり、流し台には汚れた水が排水口に流れきらずに残っている状態でした。台所詰まりの要因で多いのが、流した油や洗剤の成分が排水管内で固まってしまい、水の通り道が狭くなったり塞がれてしまうというものです。いわゆるスカムと呼ばれている汚れですが、独特の臭いを発するのも特徴になります。
排水管内をチェックしていきましたが、やはりこのスカムがそこかしこにこびり付いていました。対応してくださった奥様も気をつけていたそうですが、少量ならば問題ないだろうと食器類に残った油をしっかり拭かずに洗い物をしてしまっていたらしいです。台所つまりの原因をご説明したところ、油の扱いにもっと配慮していこうとおっしゃっていました。
今回はこのスカムをトーラーという機械を使って取り除きます。ワイヤーを管に差し込んでグルグルと回転させ、汚れを削ぎ落として綺麗にしていくものです。仕上げに残った汚れを薬剤を投入することで溶かして流し、作業は無事に終了しました。2分から3分ほど水を流して通常どおりに排水できることを確認していただき、お客様もホッとされたご様子です。
今後も台所を使用していけば、油や洗剤、他にもさまざまな汚れが排水管に流れていくことになります。日頃からこまめに台所掃除をしていくことが大切ですが、大掛かりな作業になる前に簡単なケアで対処できる場合が多いので、何か不調を感じたら早めにご相談をいただければ幸いです。
※画像をクリックすると大きい画像でご覧いただけます。
[記事一覧を見る]
