今回は自宅でのつまり修理になります（DIY？）
つい先日まで真夏日が続いていましたが、急に朝晩が冷え込むようになり急いでタンスから去年購入した薄手のセーターを取り出しました。
日本では温暖化の影響でいずれ四季が無くなり、夏と冬だけしかない国になるなんてことがまことしやかにささやかれてはいますが、こんな感覚なのかなぁと少し寂しい気持ちになります。
とは言え今年の夏は暑かった代わりに息子と沢山のレジャーをして楽しみました。最近の子供はスマホや携帯型ゲーム機ばかりして外で遊ばないなんて友人夫婦からしょっちゅう聞かされますが、我が家の長男はその真逆で雨だろうが風だろうが関係なく外に出ようとします。
元気な事は良いけど、親としては気苦労が増えるのでもう少し控えていただきたいところです。
先日も今年一番の暑さと囁かれている最中急に「山にクワガタを採りに行きたいから連れてけ」と言われ朝から晩まで散策に付き合い今でも足腰が悲鳴をあげています。しかもこの時期とれるのはカブトムシばかりでクワガタなんて小さいのが数匹混じる程度でした。
私が小さい頃はそれでも喜んでいた記憶がありますが、今の子はどう思ったんだろう。直接聞くのは気恥ずかしいという性分のせいかそういうしょうがない所が気になってしまいます。
さて、そんなこんなで汗だくになり帰って来た時のことですが我が家では一波乱ありました。というのも夕食を終えて籠の中でカサカサ言っている虫たちを眺めている最中先に入浴していた妻から「パパ-！ちょっと来て！」と要請が。
焦っている様子だったので怪我でもしてしまったのかと一瞬焦ってしまいましたがそうではなく、見てみるとユニットバスの足元がくるぶしくらいの高さまで水が上がってきてしまっていたのです。
私は婿入りという形で婚姻をしたため今住まわせてもらっているこの家は義両親より引き継いだものとなり、築年数で言えば40年を優に超えています。とはいえ水道屋として排水溝回りの清掃や高圧洗浄機を使用しての床下パイプの手入れは定期的に行っていたつもりです。
それなのに何故・・・？と考えていても仕方がありません。その日は夜も遅い時間帯なので作業は翌日早朝より始めることにしました。お客さんのところでは一刻を争う為こうも行きませんが、うちの家族は皆焦る様子もなく、私だけが原因はなんだろうとモヤモヤしたまま寝床に着きました。
どうしても気になった私は翌日朝食をとるより先に裏庭にある排水桝を下流側から開けていき、調査に乗り出しました。しかしながらすべて綺麗に保たれており、目に見える箇所での詰まりは見受けられません。
それもそのはず、ここら辺は毎年年末の大掃除と一緒に私がジェット洗浄を行っているのです。
あと残るのはあそこか・・・。そう思った私は隅に配置されている小型物置のほうへ向かい、その下を照らしてのぞき込んでみました。
そうすると隠れていた排水桝を発見。前々からありそうだなとは思っていたもののなんとなく面倒に感じてしまい、ここだけは手つかずの状態でした。
こうなる前に点検しておけば未然に防げていたはずですが、自分の家となるといつでも直せるという怠慢が生まれてしまうのでしょうか。
一先ず中に置いてあるスタットレスタイヤや竹ぼうき等の物を全て外に出し、それでも流石に持ち上げる事は出来ないので自己責任とはなりますが車用のジャッキを総動員して物置と地面との隙間を確保しました。
設置場所が柔らかい土であればこうも行きませんでしたが、置いてあるのはコンクリートを打ってある箇所でしたので助かりました。
早速蓋を開けると中には植物の根っこがまるで一つのクリーチャーのように入り込み、大きく成長をとげていました。うちには植木は無いので多分お隣さんのほうから地中を掘り進んで来たのでしょう。
一先ず応急処置として根っこを裁断ばさみや小さいのこぎりで切り落とし、溜まっていた水は流れるようになりました。しかし相手は植物の為いずれ再発してしまうことは分かっています。
とはいえ直ぐそうなる訳ではないのでその日はここまでで作業を終え、排水桝の交換などの本格的な内容は落ち着いた時に妻と話し合って決めようかと思います。
因みに今回の内容は先月の話しなのでそろそろ日程を決めなければなりません。それまでに山歩きで痛めた腰が良くなればいいのですが。
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