夏真っ盛りの藤岡市内は周囲を山に囲まれているだけあって、暑さが堪えます
そんな中、市内に住むお客様から緊急の修理依頼が入り、炎天下の中車を走らせ伺う事となりました。
話によると「以前より通りの悪かった風呂場の水がいよいよ流れなくなってしまい、排水口から汚水が溢れ出してしまっている。万策尽きてしまったのでどうにかして欲しい・・・」との事。事務所から15分程で到着したお宅は、築年数20年以上はありそうな古い一戸建て住宅でした。
バスルームは最近リフォームしたのか新しく、綺麗に保たれてはいましたが、その分汚水で溢れ返ってしまった床面が余計に目立ちます。蛇口を緩めると確かに全く流れず溜まる一方。念の為同じ階にあるトイレやキッチンを流してみるとこちらは正常で、この時点で風呂配管のみの詰まりが原因であると特定出来ました。
排水トラップを外しファイバースコープ等で調べた結果、やはり広範囲に大量の水垢や髪が滞留しています。特に短く細い毛はトラップをすり抜けてしまうケースが多く、トラブルの原因となってしまい易いのです。幸い他に問題は見られず、これらを除去し解決を図る事となりました。
広範囲に及ぶ水垢や皮脂は、手押しポンプやワイヤーブラシ挿入等の手作業よりも、高圧洗浄機を用い一気に押し流した方が早くに解決したケースが多々あります。今回もこれに当たると思い見積を作成、お客様の了承を得て早速作業に取り掛かりました。
専用ホースを挿入し、手前から奥へと高圧水を当て壁面に固着した水垢を引き剝がしていきます。範囲は広かったものの10分少々で該当部分を全てクリアにし、無事開通する事が出来ました。
水がスムーズに通りホッとして後ろを振り返ったところ、固唾を飲んで作業を見守っていたお客様にもようやく安堵の表情が戻ったのが見え、しばし達成感に浸る事が出来ました。
夏場はバスルームの使用回数が増すのに伴い、抜け毛の数やボディソープの使用量も増え、トラブルリスクも高くなってきます。何か発生したら事態が深刻にならないうちに専門業者に相談し、解決を図るのがベストです。
※画像をクリックすると大きい画像でご覧いただけます。
[記事一覧を見る]
