おもちゃによるトイレつまりに対応
印西市のお宅から、「トイレが詰まってしまって困っている」とのご依頼を受けました。
ご依頼があったお家はマンションであり、トイレが一つしかないとのことです。トイレが使えない状況というのは非常に不安ですし、辛くもあるためすぐになんとかして差し上げたいと思いました。30分ほどで伺うことを約束し、すぐに車に乗り込みます。
ご依頼主様宅はまだ新しそうな10階建てマンションの3階であり、エレベーターがすぐに来なかったことから階段で伺うことにしました。少しでも早く現場に到着したかったためです。少し息が切れている状態であったため、お電話を下さったご依頼主である奥様に少し心配されてしまいましたが、お気になさらないでくださいと一言お声をおかけして、すぐにトイレへ案内してもらうことに。
現場であるトイレを見てみると、便器内の水量が通常時よりも高くなっています。何かが詰まっているとみて間違いないでしょう。特に変なもの流しすぎた記憶もなく、ペットを飼ってもいないということでそれらの説は除外されます。もしかすると、現在幼稚園に行っている息子さんの様子が少しおかしかったのでなにかしたのかもしれない、と奥様はおっしゃっていました。
ひとつ思い当たることがあったためその可能性を視野に入れつつ、まずは真空ポンプを使ってみます。水に溶けない異物の場合、これで取ることができる場合が多いのです。しかし不発だったようで、なにも見つけることができませんでした。そこで今度は洗管ワイヤーを使って内部を探ってみることに。このツールは少々扱いが難しく、間違った使い方をすると異物を逆に押し込んでしまう危険があるのですが、そこはお任せください。技術と経験を駆使して、作業をさせていただきます。
程なくして異物の回収に成功しました。ミニカーです。やはり息子さんがうっかり流してしまったようです。
奥様は呆れたような、少し怒ったようなご様子でしたが、お子様がものを流してしまうことというのは意外と多いことで、とくに育ちざかりであればしょうがないのかもしれません。奥様は気をつけますとおっしゃり、トイレつまりが直ってよかったと喜んでいらっしゃいました。
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