更新日
  • 投稿日: 2026/01/22
  • 更新日: 2026/01/29

エコキュート故障事例と対処法|よくあるトラブル症状から予防策まで徹底解説

    エコキュート故障の主な症状と初期対応

    エコキュートは省エネ性に優れた給湯システムとして多くの家庭で導入されていますが、精密機器であるため様々な故障が発生する可能性があります。故障の症状は多岐にわたり、軽微なものから緊急性の高いものまで存在します。

    エコキュートの故障で最も多く報告されているのは、お湯が出ない、お湯の温度が安定しない、エラーコードの表示、異音の発生、水漏れなどです。これらの症状を早期に発見し、適切な対処を行うことで大きな故障を防ぐことができます

    故障の兆候を見逃さないポイント

    エコキュートの故障には前兆となる症状が現れることが多いため、日頃から以下の点に注意しておくことが大切です。

    お湯の出方の変化
    ・お湯の温度が不安定になる
    ・お湯の出が悪くなる
    ・設定温度と実際の温度に差が生じる
    ・お湯が白く濁る

    音や振動の異常
    ・運転時の異音(キーン音、ガタガタ音など)
    ・通常より大きな運転音
    ・振動の増加

    外観の異常
    ・本体周辺の水漏れ
    ・配管の結露や凍結
    ・リモコンの表示異常

    頻発する故障事例とその原因

    お湯が出ない・温度が上がらない故障

    この症状はエコキュートの故障として最も多く報告される事例の一つです。原因は複数考えられるため、段階的に確認する必要があります。

    ヒートポンプユニットの故障
    エコキュートの心臓部であるヒートポンプが故障すると、お湯を沸かすことができなくなります。冷媒ガスの漏れ、コンプレッサーの不具合、熱交換器の汚れなどが主な原因です。この場合、専門業者による修理または部品交換が必要となります。

    貯湯タンクの問題
    貯湯タンク内の温度センサー故障や、タンク内の配管詰まりによってお湯が正常に供給されないケースがあります。また、タンク内の湯量不足や設定ミスが原因の場合もあります。

    水漏れ故障事例

    水漏れはエコキュートの故障の中でも緊急性が高く、放置すると機器の重大な損傷につながる可能性があります。

    配管接続部からの漏れ
    給水配管や給湯配管の接続部分からの水漏れは、パッキンの劣化や接続の緩みが原因となることが多いです。定期的な点検により早期発見が可能な故障です。

    貯湯タンクからの漏れ
    タンク本体からの水漏れはタンクの腐食や圧力弁の故障が考えられます。この場合、タンク交換が必要になることもあり、修理費用が高額になる傾向があります。

    エラーコード表示の故障事例

    エコキュートにはセルフ診断機能が搭載されており、異常を検知するとエラーコードを表示します。代表的なエラーコードとその意味を理解しておくことが重要です。

    E01、E02エラー(缺水、満水検知異常)
    貯湯タンクの水位センサーの異常を示します。センサーの汚れや故障、配管の詰まりなどが原因となります。

    E03、E04エラー(温度センサー異常)
    貯湯タンク内の温度センサーの故障を示すエラーです。センサー交換により修復可能な場合がほとんどです。

    年数別故障傾向と具体的事例

    設置から3年以内の故障事例

    設置間もない期間の故障は施工不良や初期不良が原因となることが多く、メーカー保証の対象となるケースがほとんどです。

    施工不良による事例
    ・配管接続の不備による水漏れ
    ・電気配線の誤接続によるエラー
    ・基礎工事の不備による本体の傾きや振動
    ・ドレン配管の詰まりによる排水不良

    初期不良の事例
    ・製造時の部品不良によるセンサー異常
    ・制御基板の不具合によるエラー頻発
    ・ヒートポンプユニットの冷媒漏れ

    設置から5〜10年の故障事例

    この期間は部品の経年劣化による故障が増加し始める時期です。定期的なメンテナンスにより故障を予防できる場合も多くあります。

    経年劣化による代表的事例
    ・パッキンやゴム部品の劣化による水漏れ
    ・温度センサーの精度低下による温度異常
    ・配管内部の汚れによる詰まり
    ・制御基板の接触不良によるエラー

    設置から10年以上の故障事例

    10年を超えると主要部品の寿命による故障が顕著になります。この時期の故障は修理費用が高額になることが多く、機器交換を検討する時期でもあります。

    主要部品の寿命による事例
    ・コンプレッサーの故障による冷却能力低下
    ・熱交換器の腐食による効率低下
    ・貯湯タンクの腐食による水漏れ
    ・制御システム全体の老朽化

    故障時の応急処置と修理依頼のタイミング

    緊急時の応急処置方法

    エコキュートに異常が発生した際は、まず安全確保を最優先に以下の応急処置を行ってください。

    水漏れが発生した場合
    1. 給水元栓を閉める
    2. 電源ブレーカーをOFFにする
    3. 漏水箇所周辺の電気機器を移動
    4. 応急的にバケツやタオルで対応
    5. 速やかに修理業者に連絡

    異音や異臭がする場合
    安全のため即座に運転を停止し、電源を切って専門業者に相談してください。無理に運転を続けると故障が拡大する可能性があります。

    修理業者選定のポイント

    エコキュートの修理は専門的な技術が必要なため、信頼できる業者選びが重要です。

    業者選定の基準
    ・メーカー認定の技術者が在籍している
    ・エコキュート修理の実績が豊富
    ・24時間対応や緊急出張サービスがある
    ・見積もりが明確で追加料金の説明がある
    ・アフターサービスが充実している

    故障予防のためのメンテナンス対策

    日常的な点検項目

    エコキュートの故障を予防するには定期的な点検とメンテナンスが不可欠です。以下の項目を月1回程度チェックしましょう。

    外観の確認
    ・本体周辺に水漏れがないか
    ・配管に損傷や腐食がないか
    ・リモコンの表示に異常がないか
    ・異音や振動が発生していないか

    専門業者による定期メンテナンス

    年1回の専門点検
    ・ヒートポンプユニットの清掃
    ・貯湯タンクの水質検査
    ・各種センサーの動作確認
    ・配管接続部の増し締め
    ・制御基板の動作確認

    これらのメンテナンスにより、故障の早期発見と予防が可能となり、エコキュートの寿命を延ばすことができます。

    まとめ:エコキュート故障への適切な対応

    エコキュートの故障事例を理解し、症状に応じた適切な対応を行うことで、大きなトラブルを回避することができます。日頃からの点検とメンテナンスを怠らず、異常を感じた際は速やかに専門業者に相談することが重要です。

    故障時は慌てずに安全確保を最優先とし、適切な応急処置を行った上で専門家の判断を仰ぐことで、修理費用を最小限に抑えつつ、安全にエコキュートを使用し続けることができるでしょう。

    監修者

    監修者 濱本孝一

    濱本 孝一 Koichi Hamamoto
    代表取締役

    資格

    • 管工事施工管理技士 第136353号
    • 給水装置主任技術者
    • 排水設備工事責任技術者
    • ガス消費機器設置工事監督者
    • ガス機器設置スペシャリスト
    • 2級ガソリン自動車整備士
    • 2級ディーゼル自動車整備士
    • 美容師
    • 管理美容師

    趣味

    • ピアノ

    ※代表ご挨拶ページはこちらから確認できます。

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