更新日
  • 投稿日: 2026/01/09
  • 更新日: 2026/01/29

風呂の水漏れ完全ガイド!原因特定から修理・予防まで

    お風呂の水漏れは、放置すると深刻な問題に発展する可能性があります。床材の腐食、カビの発生、階下への漏水など、建物自体に大きな損害を与えることもあります。風呂の水漏れは早期発見・早期対応が何より重要で、適切な対処により被害を最小限に抑えることができます。この記事では、風呂の水漏れの原因から具体的な修理方法、効果的な予防策まで詳しく解説していきます。

    風呂の水漏れ:発生箇所と症状を把握しよう

    水漏れが発生しやすい箇所

    浴室で水漏れが起こりやすい主な箇所は以下の通りです:

    浴槽の排水栓周辺
    ・浴槽と壁の接合部(コーキング部分)
    ・給湯器との接続配管
    ・混合水栓の本体や接続部
    ・床下の配管
    ・浴槽本体のひび割れ
    ・タイルの目地部分

    水漏れの場所によって緊急度や修理方法が大きく異なるため、まずは正確な発生箇所を特定することが重要です。目に見える箇所だけでなく、床下や壁内での漏水も考慮する必要があります。

    水漏れの症状と兆候

    風呂の水漏れには以下のような症状や兆候があります:

    ・浴槽の水位が時間とともに下がる
    天井や壁にシミや変色が現れる
    ・カビ臭い匂いがする
    ・床がふわふわする感触
    ・水道代が異常に高くなる
    ・階下からの苦情

    これらの症状を発見したら、すぐに詳しい調査を行い、必要に応じて専門業者に相談しましょう。

    水漏れの原因別対処法

    排水栓からの水漏れ

    浴槽の排水栓からの水漏れは最も多いトラブルの一つです。ゴムパッキンの劣化排水栓の変形が主な原因となります。

    対処手順:
    1. 排水栓を取り外して状態を確認
    2. ゴムパッキンに亀裂や硬化がないかチェック
    3. 劣化していれば新しいパッキンに交換
    4. 排水栓本体の変形がある場合は本体交換
    5. 取り付け後、水を張って漏水テストを実施

    パッキンの交換は比較的簡単な作業ですが、サイズや形状を間違えると効果がないため、古いものを持参して購入することをおすすめします

    コーキング部分の劣化

    浴槽と壁の接合部のコーキング(シール材)の劣化も水漏れの大きな原因です。定期的な打ち替えが必要なメンテナンス項目です。

    コーキング補修手順:
    1. 古いコーキングをカッターで完全に除去
    2. 接合部を清掃し、完全に乾燥させる
    3. マスキングテープで養生
    4. 新しいコーキング材を均一に充填
    5. ヘラで表面を整える
    6. マスキングテープを除去し、24時間乾燥

    配管接続部の問題

    給湯器や混合水栓との配管接続部からの水漏れは、ナットの緩みパッキンの劣化が原因となることが多いです。まずは目視で確認し、簡単な締め直しで解決するか試してみましょう。

    浴槽本体の水漏れ対応

    ひび割れの補修

    FRP(繊維強化プラスチック)製の浴槽にひび割れが生じた場合、専用の補修キットを使用して自分で修理することが可能です。ただし、大きなひび割れや複数箇所の損傷がある場合は、浴槽交換を検討する必要があります。

    ひび割れ補修の手順:
    1. ひび割れ部分を清掃し、完全に乾燥
    2. サンドペーパーでひび割れ周辺を軽く研磨
    3. 補修材をひび割れに充填
    4. 表面を平滑に仕上げ
    5. 指定時間乾燥させる
    6. 必要に応じて塗装で仕上げ

    浴槽交換の検討時期

    以下のような場合は、浴槽の交換を検討する時期かもしれません:

    ・複数箇所のひび割れ
    設置から20年以上経過
    ・補修を繰り返している
    ・変色や著しい劣化
    ・保温性能の低下

    緊急時の応急処置

    immediate対応手順

    水漏れを発見したら、まず被害拡大を防ぐための緊急措置を講じることが最優先です。

    緊急対応チェックリスト:
    1. 給水・給湯の元栓を閉める
    2. 漏水箇所にバケツやタオルを設置
    3. 電気設備への影響を確認
    4. 階下への影響がないかチェック
    5. 水漏れ箇所の写真撮影
    6. 保険会社への連絡(必要に応じて)

    一時的な補修方法

    応急処置として、防水テープ補修用パテを使用できます。ただし、これらは一時的な対処であり、根本的な修理は別途必要です。

    小さなひび割れには防水性のある補修テープ、配管の接続部には配管用の補修テープが効果的です。貼り付ける前に表面の汚れや水分を完全に除去することが重要です。

    専門業者への依頼判断

    自己修理が困難なケース

    以下のような場合は、専門業者への依頼が必要です:

    ・床下配管からの漏水
    ・構造部分への影響が疑われる
    ・給湯器本体の故障
    ・大規模な配管工事が必要
    ・電気系統との関連がある
    ・マンション等の集合住宅での漏水

    特に集合住宅では、下階への被害が発生する可能性があるため、迅速な専門業者の対応が必要です。

    業者選びのポイント

    水道局指定工事店であることを確認し、過去の施工実績や口コミを調査しましょう。また、見積もりの内訳が明確で、作業後の保証がしっかりしている業者を選ぶことが重要です。

    修理費用の相場は、排水栓交換で10,000円〜20,000円、コーキング補修で5,000円〜15,000円、配管修理で15,000円〜50,000円程度です。

    予防メンテナンスと定期点検

    日常的なチェック項目

    月1回程度の定期点検により、早期発見・早期対応が可能になります。

    点検チェックリスト:
    ・排水栓周辺の水漏れ
    ・コーキング部分のひび割れ
    ・浴槽本体の変色や変形
    ・配管接続部の緩み
    ・タイルの目地の状態
    ・換気扇の動作確認

    メンテナンススケジュール

    コーキング材は3〜5年、排水栓のパッキンは2〜3年、混合水栓は10〜15年での交換・点検が推奨されています。

    また、月1回程度の排水管清掃により、詰まりによる逆流や圧力上昇を防ぎ、配管への負担を軽減できます。

    まとめ

    風呂の水漏れは、早期発見と適切な対処により深刻な被害を防ぐことができます。排水栓のパッキン交換やコーキング補修など、基本的なメンテナンスを覚えておけば、多くのトラブルに対応可能です。

    ただし、無理な修理は状況を悪化させるリスクがあるため、自分の技術レベルを正しく判断することが重要です。定期的な点検と予防的なメンテナンスにより、快適で安全な入浴環境を維持しましょう。重大な問題が疑われる場合は、迷わず専門業者に相談することをおすすめします。

    監修者

    監修者 濱本孝一

    濱本 孝一 Koichi Hamamoto
    代表取締役

    資格

    • 管工事施工管理技士 第136353号
    • 給水装置主任技術者
    • 排水設備工事責任技術者
    • ガス消費機器設置工事監督者
    • ガス機器設置スペシャリスト
    • 2級ガソリン自動車整備士
    • 2級ディーゼル自動車整備士
    • 美容師
    • 管理美容師

    趣味

    • ピアノ

    ※代表ご挨拶ページはこちらから確認できます。

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