- 投稿日: 2025/12/02
- 更新日: 2025/12/24
マンション排水管のつまり解消法と予防策の完全ガイド
マンションにお住まいの方なら、一度は排水管のつまりでお困りになった経験があるのではないでしょうか。キッチンやお風呂、洗面所の水の流れが悪くなったり、完全に流れなくなったりすると、日常生活に大きな支障をきたします。マンションの排水管つまりは、一戸建てとは異なる特有の問題があるため、適切な対処法を知っておくことが重要です。
マンションの排水管つまりの主な原因
目次
キッチンの排水管つまり
キッチンの排水管つまりの最大の原因は油脂の蓄積です。調理で使った油や食器洗いの際の油分が排水管内で冷えて固まり、徐々に管を狭くしていきます。また、食べ物のカスや調味料の残りなども蓄積の原因となります。特にマンションでは、複数の住戸からの排水が合流するため、一つの住戸の不適切な使用が全体に影響を与える可能性があります。
お風呂・洗面所の排水管つまり
お風呂や洗面所では、髪の毛や石鹸カス、皮脂汚れが主な原因となります。特に髪の毛は排水管内で絡み合って大きな塊となり、他の汚れと一緒に固まってつまりを引き起こします。また、シャンプーやボディソープに含まれる成分が石鹸カスとなって蓄積し、つまりを悪化させることもあります。
マンション特有の問題
マンションでは、各住戸の排水管が縦管(立て管)に接続され、最終的に建物全体の排水が下水道に流れる構造になっています。このため、上階の住戸でのつまりが下階に影響を与えたり、建物全体の排水能力に問題が生じたりする場合があります。
自分でできる排水管つまりの解消方法
基本的な掃除方法
まずは排水口のゴミ受けや排水トラップを取り外し、目に見える髪の毛やゴミを手で取り除きましょう。その後、使い古した歯ブラシなどを使って、排水口周辺の汚れをしっかりと落とします。この基本的な掃除だけで、軽度のつまりは解消される場合が多いです。
重曹とクエン酸を使った方法
環境に優しく、安全な方法として重曹とクエン酸を使った掃除法があります。排水口に重曹を大さじ2杯程度振りかけ、その上からクエン酸を大さじ1杯かけます。その後、お湯を注ぐと泡立ちながら汚れを分解してくれます。30分程度放置した後、大量のお湯で流し込めば完了です。
パイプクリーナーの使用方法
市販のパイプクリーナーも効果的です。使用前に必ず換気を行い、商品の説明書に従って適量を使用することが重要です。強力な薬剤のため、手袋を着用し、他の洗剤と混ぜないよう注意しましょう。使用後は十分な量の水で流し、薬剤が残らないようにします。
ラバーカップ(スッポン)の活用
つまりが頑固な場合は、ラバーカップを使用します。排水口にしっかりと密着させ、押し込むよりも引き上げる動作を重視してください。この動作により、つまりの原因となっている汚れを動かし、水流で押し流すことができます。
専門業者に依頼すべきケース
自力では解決できない症状
複数の箇所で同時につまりが発生している場合や、悪臭が強く漂っている場合は、建物全体の排水システムに問題がある可能性があります。また、水が全く流れない完全なつまりや、逆流が起きている場合も専門業者への依頼が必要です。
マンション管理組合への相談
マンションでは個人の専有部分と共用部分があり、排水管の修理責任の所在を明確にする必要があります。つまりの原因が共用部分にある場合は、管理組合や管理会社に相談しましょう。個人で業者を呼ぶ前に、まずは管理組合に状況を報告することをお勧めします。
つまりを予防する日常的な対策
キッチンでの予防策
油を直接流さないことが最も重要です。使用済みの油は固めるか、新聞紙などに吸わせて可燃ゴミとして処理しましょう。また、食器についた油汚れは、洗う前にキッチンペーパーで拭き取る習慣をつけることで、排水管への負担を大幅に減らせます。
お風呂・洗面所での予防策
髪の毛キャッチャーを設置し、こまめに清掃することで髪の毛の蓄積を防げます。また、週に1回程度は熱めのお湯を大量に流し、石鹸カスや軽い汚れを洗い流す習慣をつけましょう。
定期的なメンテナンス
月に1〜2回程度、重曹とクエン酸を使った掃除を行うことで、つまりの予防に大きな効果があります。また、年に1回程度は専門業者による点検を受けることで、大きなトラブルを未然に防ぐことができます。
マンションの排水管つまりは、日常的な注意と適切な対処法により、多くの場合予防・解決が可能です。ただし、建物全体に関わる問題の可能性もあるため、状況に応じて管理組合や専門業者と連携することが重要です。










