- 投稿日: 2025/12/22
- 更新日: 2025/12/22
洗濯機排水ホース交換のやり方|素人でも失敗しない5つの手順
「洗濯機の周りがなんとなく水臭い」「排水ホースに亀裂が入っているのを見つけてしまった」
こんな症状でお困りではありませんか?
水回りのトラブルは、放置すると床の腐食や階下への水漏れなど、取り返しのつかない被害に発展する恐れがあるため、一刻も早く対処したいものです。
「業者呼ばなきゃダメかな…」と不安になるかもしれませんが、実は洗濯機の排水ホースは、ホームセンターで部品さえ揃えれば、自分でも比較的簡単に交換できます。
この記事では、DIY初心者の方に向けて、失敗しないホースの選び方から具体的な交換手順、業者に依頼すべきかの判断基準までを丁寧に解説します。正しい知識で不安を解消し、快適な洗濯環境を取り戻しましょう。
洗濯機排水ホース交換|自分で行う手順と失敗しないための注意点
目次
「洗濯機の下から水が漏れている」「最近、排水口付近から嫌なニオイがする」
毎日使う洗濯機だからこそ、こうしたトラブルは焦ってしまうものです。水漏れを放置すると、床の腐食や階下への漏水など、大きな被害につながる恐れもあります。
実は、洗濯機の排水ホース交換は、手順さえ守れば自分で行うことが可能です。ホームセンターで部品も手軽に入手できます。
この記事では、初めての方でも安心して作業できるよう、排水ホースの交換手順から、失敗しないためのポイント、そして「ここは業者に頼むべき」という判断基準までを分かりやすく解説します。
まずは確認!排水ホースの交換が必要なサイン
排水ホースは消耗品です。使用環境にもよりますが、一般的に2〜5年程度で劣化が始まると言われています。以下のような症状が見られる場合は、早めの交換をおすすめします。
- 水漏れがある:ホースに亀裂が入っていたり、穴が空いていたりする場合。
- 硬化・ひび割れ:ホースを触ると硬くなっており、曲げるとバリバリと音がしたり細かいヒビが見える場合。
- 悪臭・カビ:ホース内部に汚れが蓄積し、黒ずみやカビが取れない、またはドブのような臭いがする場合。
- 長さが合っていない:引っ越しなどで設置場所が変わり、ホースが折れ曲がっていたり、ピンと張っていたりする場合。
注意点
単なる接続不良(緩み)が原因の場合もあります。交換の前に、一度クリップやバンドを締め直して改善するか確認するのも有効です。
失敗しないための事前準備と道具
いきなり作業を始めるのは失敗のもとです。まずは正しい交換用ホースと道具を準備しましょう。
1. 新しい排水ホースの選び方
洗濯機の排水ホースにはいくつかの種類があります。現在使用しているものと同じメーカーの純正品を取り寄せるのが最も確実ですが、すぐに手に入れたい場合はホームセンターなどで売られている「汎用ホース」が便利です。
- 差し込み口のサイズ(径):洗濯機本体側の排水口径と、床の排水口(エルボ)側の径を確認します。汎用タイプの多くは、ハサミで切ることで複数のサイズ(30mm、31mm、34mmなど)に対応できるようになっています。
- ホースの長さ:現在のホースと同じ長さ、あるいは少し余裕のある長さのものを選びます。長すぎると水が滞留しやすくなるため注意が必要です。
2. 必要な道具リスト
特別な工具はほとんど必要ありません。家にあるもので対応可能です。
- 新しい排水ホース:ホースクリップ(バンド)が付属しているか確認してください。
- ハサミまたはカッター:ホースの長さを調整するために使います。
- 洗面器・バケツ:ホースを外した際に残った水を受けるために必須です。
- 雑巾・タオル:周囲に水がこぼれた際に拭き取ります。
- ドライバー:排水口のパーツ固定に必要な場合があります(プラス・マイナス)。
- ビニールテープ:接続部分の補強や、古いホースを処分する際に使います。
写真でイメージ!排水ホース交換の5ステップ
準備が整ったら、実際の交換作業に入ります。水漏れ事故を防ぐため、必ず以下の手順で行ってください。
ステップ1:安全確保(電源と蛇口)
作業中に誤って洗濯機が動いたり水が出たりしないよう、以下の2点を必ず行ってください。
- 洗濯機の電源プラグをコンセントから抜く。
- 給水蛇口(水道の蛇口)を完全に閉める。
ステップ2:古いホースを取り外す
まず、洗濯機本体側のホースを外します。ホースクリップをつまんで緩め、引き抜きます。この時、ホース内に残っていた水が出てくることがあるため、洗面器やタオルを下にセットしておきましょう。
次に、床の排水口側のホースを外します。多くの場合、「エルボ」と呼ばれるL字型の部品にホースが接続されています。エルボごと排水口から引き抜き、ホースをエルボから取り外します。
ステップ3:新しいホースの準備
購入した新しいホースを準備します。汎用ホースを使用する場合、接続口のサイズに合わせてハサミでカットします。ガイドライン(溝)が入っている製品が多いため、それに沿って丁寧に切断してください。
ポイント
短く切りすぎると取り返しがつかないため、最初は少し長めに残して、現物と合わせながら調整するのがコツです。
ステップ4:新しいホースを取り付ける
【洗濯機側】
新しいホースを洗濯機本体の排水口に奥までしっかりと差し込みます。付属のホースクリップ(バンド)で確実に固定します。
【排水口側】
ホースの反対側を、先ほど取り外した「エルボ」に差し込みます。こちらもクリップやテープでしっかりと固定し、水漏れを防ぎます。その後、エルボを排水口(防水パンの排水トラップ)に戻します。
ステップ5:試運転と水漏れチェック
最後に、正しく取り付けられたか確認します。
- 蛇口を開け、電源プラグを差し込みます。
- 「脱水」モードなどで少量の水を流し、排水を行います。
- 接続部分(洗濯機側・排水口側)から水が滲み出ていないか、目視と手で触れて確認します。
問題がなければ作業完了です。
「自分では難しい」と感じたら?業者へ依頼する判断基準
排水ホースの交換は比較的簡単なDIYですが、状況によってはプロに任せた方が安全なケースがあります。無理をして洗濯機を故障させたり、床を水浸しにしたりするリスクを避けるため、以下の基準を参考にしてください。
こんな場合はプロに依頼しましょう
- ドラム式洗濯機を使用している:本体が非常に重く(80kg以上あることも)、動かして作業スペースを確保するのが困難な場合。無理に動かすと腰を痛めたり、床を傷つける可能性があります。
- 排水口が洗濯機の真下にある:「真下排水」と呼ばれる状態で、手を入れる隙間がなく、洗濯機をかさ上げしないと作業ができない場合。
- ホースが接着剤で固定されている:古い機種や特殊な施工で、ホースが簡単に外れないようガチガチに固定されている場合。
- 原因が特定できない:ホースを交換しても水漏れが直らない、またはどこから漏れているか分からない場合(本体内部の故障の可能性があります)。
業者に依頼した場合の費用相場
業者に依頼する場合、出張費+作業費+部品代がかかります。一般的な相場は以下の通りです。
| 依頼先 | 費用相場 | 特徴 |
|---|---|---|
| 水道修理業者 | 8,000円〜15,000円 | 対応が早く、水回りの専門知識が豊富。 |
| 家電量販店・購入店 | 5,000円〜10,000円 | 費用は抑えめだが、即日対応が難しい場合がある。 |
| 便利屋 | 5,000円〜10,000円 | 地域密着で柔軟だが、技術力にバラつきがあることも。 |
交換後のひと手間で長持ち!トラブル予防策
せっかく新しいホースに交換したのであれば、できるだけ長く清潔に使いたいものです。日頃のちょっとした工夫で、劣化や詰まりを防ぐことができます。
定期的に排水トラップを掃除する
排水ホースが詰まる原因の多くは、糸くずや洗剤カスです。月に1回程度、排水口(防水パン)のパーツを取り外して掃除することで、水の流れをスムーズに保ち、ホースへの負担を減らせます。
ホースに勾配(傾斜)をつける
排水ホースが途中で盛り上がっていたり、長すぎてとぐろを巻いていたりすると、水がスムーズに流れず、内部に汚れが溜まりやすくなります。水が高いところから低いところへ流れるよう、ホースの長さを適切に調整し、勾配を確保してください。
まとめ
洗濯機の排水ホース交換について解説しました。ポイントを整理します。
- 水漏れやニオイが気になったら早めの交換を検討する。
- 「汎用ホース」を使えば、ホームセンター等の部品でDIYが可能。
- 必ず電源と蛇口を閉めてから作業を行う。
- ドラム式や真下排水など、難しいと感じたら無理せずプロに頼る。
排水ホースは消耗品ですが、適切に交換すれば、また快適に洗濯機を使い続けることができます。まずは洗濯機の裏側や足元を覗いて、ホースの状態をチェックすることから始めてみてください。










