トイレのつまりを30分で処理、お客様から何度も何度もお礼の言葉をいただきました
午前中の仕事を終え、会社に戻ってスケジュールの確認をしていると、1本の電話が入りました。30代前半と思われる女性からで、切羽詰まったご様子でした。お話を伺ったところ、トイレのお掃除を念入りにされていたそうですが、水がまったく流れなくなったということでした。大量のお掃除シートを流していたようですから、原因は排水管のつまりで間違いないでしょう。つまりのボリュームにもよりますが、1時間もかからずに解決できるはずです。お客様にそうお伝えすると、少し安心されたようです。ただ、明朝に新築のマンションを購入したお祝いに義理のご両親が訪ねてくることになっているそうで、今日中の修理をご希望でした。スケジュールでは、夕方には伺えそうだったので、訪問時間を決めてお電話を切りました。
教えていただいたご住所は三重県の郊外で、何度か修理で訪れているエリアだったこともあって、お約束の時間の5分前に到着。お電話で聞いていた通り、一目で新築と分かる12階建てのマンションで、お客様は最上階にお住まいでした。後から聞いたお話では、売り出されてすぐ見学に来てご夫婦ともに気に入られたものの、予算をかなりオーバーしていたようで、義理のご両親に援助をしていただいたそうです。トイレ掃除を熱心にされていたのは、そういう背景もあったからでしょう。間取りは2LDKということでしたが、廊下には塵ひとつ落ちていないほど完璧にお掃除をされ、随所にお花も飾られていて、迎え入れ体制は万全のようでした。
トイレに案内していただくと、ピカピカに磨かれた便器の中は水位が上がり、お掃除シートと思われる紙片がユラユラと浮いていました。この状況から、排水管に大量のつまりが発生していることは明らかでした。お客様に状況を説明させていただいたところ、今日のうちに修理が終わるかどうかを心配そうに質問されました。長年の経験から、高圧洗浄という作業でかかっても1時間30分くらいで除去できそうなことをお話すると、ホッとされたようです。すぐに洗浄を開始すると、いい意味で読みは外れたようです。高圧洗浄のパワーなのでしょう、お掃除シートの紙片の塊が一気に流れ出てきて、30分もかからずに作業が完了しました。お客様に水と紙片がきれいに流れているのを確認していただくと、何度も何度もお礼の言葉をいただきました。これから明日の食事の下準備をされるそうです。
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