福岡市早良区の参考施工事例詳細

トイレつまりのトラブルを解決

夏の暑い盛りがようやく峠を越え始めた9月上旬、午前の修理案件を終え一旦事務所に帰ってきたところ早くも受付の電話が鳴り響きました。依頼者は福岡市の方で、「詰まりが酷く、水が全く流れてゆかない」との事。便器から汚水が溢れると衛生面の問題から事態は深刻化してしまいます。昼食を広げ掛けていたところでしたが、一旦諦めいち早く現場へと急行しました。
現場は福岡市街の西に位置しており、南部は背振山にかけて豊かな自然も残されています、藤崎駅から数百メートル南に下った依頼者のお宅は築15年程のモダンな木造2階建てでトイレは各階に1個所づつ。案内された1階奥のトイレは予想した通り、便器の中が汚水でほぼ一杯という状態でした。
全く水が流れない為、排水レバーを回すと確実に溢れてしまいます。この様なトラブルは多くの場合、柔らかい紙が溶けずに残り排水の流路を完全に塞いでしまう事により発生します。固形物がつまる場合は必ず隙間が出来る為、遅速の差こそあれ少しずつ水が抜け、水位は下がってゆくものなのです。依頼者に伺うと「朝方に集中してトイレを使い、大量のトイレットペーパーや汚物を流してしまった」との事でしたので原因を確信し、早速解決に取り掛かりました。
大量のトイレットペーパーや不溶性の紙が便器奥につまってしまった場合、ローポンプと呼ばれる大型の圧力ポンプが威力を発揮します。原理は一般家庭に備わっているラバーカップと同じで、つまった部分に対し加減圧を繰り返し掛ける事によりつまりの原因を吸い出し、その後タイミングを見計らい一気に流し去ります。ローポンプは上部にあるハンドルを上下にゆっくりストロークさせるだけで加減圧を掛けられる為、ラバーカップと比べアクションが少なく汚水が飛び散り難いというメリットがあります。効果もラバーカップに比べ強力ですが、その分配管を破損させない様慎重に操作する必要があります。
汚水の溜まった便器の奥に慎重に挿し入れゆっくりストロークを続けたところ、10分程で水が通る様になり水位が下がり始めました。やがて汚水も綺麗になり、20分程経ってようやくスムーズに流れる様になったのです。つまりが配管奥にまで達していると一旦便器を取り外す必要性が出て来るところでしたが、範囲が浅い場所だった為それも避けられ、床を汚す事も無くトラブルを解決に導く事が出来ました。
設備もまだ新しく、点検の結果他にトラブルは無し。大事に至らず解決出来た事、また料金が比較的安く済んだ事もあって依頼者も大変満足された様子でした。

 

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