こんにちは。
市内の飲食店からのテイクアウトを楽しんでいたら、いつの間にか体重がもりもり増加してしまった生活水道センター技術スタッフです。
私が現在担当させていただいている東久留米市は、東京都多摩地方の東エリアにある市であり、市となったのは1970年のことです。
古多摩川が形成した扇状地のちょうど上に位置していることもあって、豊かな地下水と湧き水に恵まれています。
そんな東久留米市のご当地マスコットは「湧水の妖精るるめちゃん」。
麦の穂を手に持ち、胸には大根やニンジンなどの市の名産品を入れていて、髪の毛は豊かに流れる湧水をイメージしたヘアスタイルになっています。
最近はコロナ禍で自粛気味ですが、かつては市内のさまざまなイベントに登場し、イベントを盛り上げたり、市の魅力を発信する役割を果たしていました。
はやくコロナ禍が納まって、るるめちゃんが活躍できるような世の中になるといいなあと思っています。
そんな久留米市ですが、もしもある朝突然、御自宅のトイレの水が出て来なくなってしまったら、どうしたらよいでしょうか。
先日お伺いしたお宅では、御主人が生活水道センターのサイトの記事(こちら)を参考にしてくださり、まずはトイレタンクの様子を確認されたんだそうです。
ゴムフロートや浮き球の掃除をし、レバーなども確認したものの、症状が改善しなかったとのこと。
打つ手がなくなり、弊社へSOSが入ったというわけです。
ご自宅に駆け付け、問題のトイレを見ましたが、確かにタンク内の部品や、水栓関係にも異常は見られませんでした。
ただ、タンクの中の部品が全体的にコケのようなものやゴミ等で汚れていたので、清掃しながら様子を観察していきました。
すると、トイレの水がタンクの中に一定量溜まったときに作用するセンサーのような部品がかなり汚れていることに気がついたのです。
そこで、キレイに汚れをふき取ったところ、正常に水が流れるようになりました。
つまり、この部品は、タンクに十分に水がたまるとそれを感知し、水がこれ以上タンクに入ってこないように働くわけですが、汚れがついてしまったことで、「水がいっぱいだからもう水を入れなくていいよ」という誤認識を行ってしまった。
その結果として、タンク内が空っぽなのに一向に水が供給されなかったというわけでした。
ご主人いわく、 「以前、知人が同じようにトイレの水が流れなくなった症状で業者を呼んだところ、高額請求をされたので、今回はいくら請求されるかと怖かったが、作業に入る前に丁寧な説明があり、こちらが納得してから作業をしてくれたので、安心できた」 と非常に喜んでいただくことができました。