長野県飯山市にてトイレの水漏れ修理
今回はトイレのタンク内の水漏れ修理のお話です。お客さまからのご相談で、トイレを流したあとトイレタンク内部からチョロチョロという水が溜まる音がずっと続いて止まらない、さらにタンク内にも水が溜まらないため水が流せないといったトラブルが発生したとのことでした。トイレの水漏れにも何種類かの原因がありますが、意外と多いのがタンク内での水漏れです。トイレタンク内は普段あまり目にすることがない場所ですからどういった構造になっているかもご存じないかたがほとんどです。このタンクの中には水を溜めたり、放出したりする役割をする部品がいくつも存在しており、これらが経年劣化により今回のようなタンクの水漏れにつながるのです。
お電話で伺った限りでは、タンク内部のフロートバルブやボールタップ、浮き球のいずれかの劣化による破損が原因だと考えられました。とりあえず水がタンクにたまらないことにはトイレの使用が非常に不便になってしまうので早急に対処する必要がありました。お電話で大体のお話を伺ってから即出動となりました。
15分後には現場に到着。早速トイレタンクの状況を点検していきます。水の音が確かに聞こえており、まずは止水栓をしっかりとめて水の流れを遮断してからの作業となります。トイレタンクの蓋を持ち上げ接続されているチェーンフックなどを取り外して、ひとつひとつの部品を点検していくとどうやらフロートバルブが劣化していて機能していないようです。そこでフロートバルブにつながっていたゴム脚をサイフォン管から取り外し、新しいものに交換しました。ここまでたった10分ほど。非常に簡単な作業です。取り付けが完了するとフロートバルブのチェーンフックをレバーに取り付けてタンクの蓋を閉じます。ここで止水栓を開放して水漏れがないかどうかを再確認しました。
トイレを何度かフラッシュしてみたところ、水漏れの音は全て解消していましたので作業は完了となりました。非常にシンプルな修理作業でしたがお客さまがご自身で行うことは少し無理があると思います。やはり小さな修理でもプロに任せていただくのが一番です。他の部分の点検もあわせて行うのでトラブルの予防にもつながります。
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