北九州市の門司区の集合住宅でお風呂つまり解消
もう夏日といった気温の中、北九州市門司区のほうで風呂つまりの緊急修理をしてきました。今回の依頼主の家は門司駅や小森江駅から徒歩20分ほどのあたりで、山に近いために坂道が多いエリアの集合住宅でした。地図を見てみれば駅に近いながら公園やキャンプ場もあったりと、自然を楽しめるところです。
尋ねてみますと電話をでお話をした高齢の奥さまが出迎えてくれまして、さっそくお風呂場のほうを見せていただきました。するとお風呂は福岡の団地にもよくあるパックイン式給湯システムで、四角形の湯船の中にお湯がいっぱいに溜まっていました。どうやらここ1週間くらい流れが悪く、洗剤を使っての洗浄を試みてみたものの上手くいかず、ついには昨日になり全く流れなくなったようです。
それで丸1日、お風呂に入れなくなっているとのお話でした。お風呂の床の排水トラップのほうまで水が溜まっていたので、排水パイプにゴミなどが栓状になっていると考えられました。そこでさっそく修理に取り掛かります。まずお風呂の床面のほうの詰まりから流す必要があったので、ヘアキャッチャーや封水筒などの取り外しからです。その後は用意してきた、排水管用の治具を突っ込んで行きました。複雑な形をしているので入れるのが困難ですが、奥まで通して押し続けると、数分でゴミが抜け出したような感じになって排水が徐々に流れて行ったのです。
これと連動して湯船のほうのお湯も、少しづつ流れて行く感じになりました。しかしまだ流れが完全な感じではなかったので、今度は湯船の排水口からワイヤーのブラシを入れての清掃です。洗浄剤も使って10分ほど清掃を繰り返すと、水の流れはとても良くなります。取れたゴミを観察しますと、髪の毛やワタ毛が中心となっていましたが、固形物までも含まれていたので、これが排水トラップに引っかかり徐々に蓄積したようでした。
あと重要なのは、排水口まわりと封水筒などの清掃です。こちらもブラシと洗浄剤で丁寧に掃除を行います。集合住宅でお風呂を詰まらせないためには定期的な清掃が重要ですが、年配の方になるとなかなか難しいようです。改善した様子を見ていただくと、奥さまからは助かりましたとの声をいただいて一件落着。作業車に乗り込んで、会社のほうに戻っていくのでした。
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