福岡県にて風呂トイレ別の浴室排水つまりの修理作業事例
土曜日の午後5時過ぎに福岡県福岡市中央区にお住まいの30代の男性のお客様から「お風呂の栓を抜いて排水したら浴室全体が水浸しになってしまった」というご相談のお電話がありましたので、すぐに出発しました。
ちょうどプロ野球が行われるようで、この時間帯は福岡ドームに向かう自動車で一部渋滞していましたがカーナビを頼りに渋滞を避けながら向かいました。
お客様のお部屋は3階建ての築30年程度の木造アパートの1階にありました。
呼び鈴を鳴らすとすぐにドアをあけてくださり、浴室に案内されました。
ワンルームのアパートで、風呂とトイレが別になっているタイプでした。
お客様のお話によると、ここは会社が借り上げている独身寮で、去年こちらに転勤してきたそうです。
少し早めにお風呂に入って、その後野球をテレビで見ようと思っていたのだけれど、それどころではなくなってしまって困っていたと仰っていました。
浴室のドアを開けると5cm程度洗い場にお湯がゆらゆらとたまっていました。外の廊下に漏れ出さないように慌ててバスタブの栓をしたということで浴槽にもまだお湯が残っていました。
洗い場にたまった水が排水されないということはバスタブの排水管ではなく排水溝の中でつまりが発生していると判断し、真空ポンプを使って圧力をかけて、中のつまりを解消しました。
しかし、これだけではつまりの一部がとれてそこからお湯が排水されただけであると思いました。その場合、またすぐに完全につまってしまうケースが多いので、念入りに回転式ワイヤーで排水溝の奥の方まで清掃しました。
つまりの除去を終えてから、浴槽の栓を抜いて排水し、正常に排水されることを確認し、洗い場でシャワーを流して排水されることも確認し、最後に洗浄剤を流しいれて、浴室排水つまりの修理作業は完了しました。
作業が完了して排水がきちんとできるようになった浴室をお客様がご覧になられて、ほっとした様子で「これで安心して野球中継が見れます」と笑顔で仰っていました。
私も同じくファンでしたので「ドームで連勝するといいですね」と言いますと「今日も絶対勝ちますよ」と少し興奮した様子で仰っていました。
支払いの際にリビングに案内されると、私が作業している間に作ったのか、つまみがリビングのテレビの前のテーブルに用意してありました。
冷蔵庫にはビールも冷やしてあるそうで、野球観戦の準備は万端といった感じでした。
「野球の時間に間に合って良かったです」と私がいって部屋をでると、「本当にそうですね。ありがとうございました」と元気にお礼を言ってくださり、私も楽しい気分になって活気づいた街を見ながら帰社しました。
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