愛知県尾西市のマンション、洋式トイレ詰まりの施工例
愛知県尾西市の南部での、築約20年のマンションでの、やや古いタイプのタンク式洋式トイレの排水詰まりの施工事例をご紹介します。
現場に到着してトイレを拝見すると、既に詰まってから半日程度経過しており、ご主人が色々と試された結果トイレットペーパーの切れ端がトイレの内外に散乱しておりました。まずは、依頼主様である奥様への段取りの丁寧なご説明と、周囲の清掃及び新聞紙とビニールシートによる養生からスタートしました。
まず最初に、真空式パイプクリーナーを利用して、詰まり物の除去を試みました。ここで使用した真空式パイプクリーナーは三栄水栓社製の一般的なものです。クリーナーの取手を押すタイミングでは毎回水から出して、引くときは便器の穴に当てて引くのですが、音の感じで、何らか詰まったものが便器の穴方向に向かってすこし戻ってきた感触がありました。詰まりの原因と思われるものでは有りましたが、ビニール手袋でカバーした左手を便器の穴から突っ込んでみても、それに触ることは出来ず、それを何度もトライしましたがらダメでした。
次に実施したのが、ワイヤーを使った施工です。今回は3メートルのワイヤーブラシを使いました。まずは灯油ポンプを使った便器内の水の掻き出しです。続いて透明なごみぶくろにまず真ん中に道具が通って作業しやすいくらいの穴をあけ、洋式トイレの蓋にガムテープで何箇所か留めておきました。これにより、引っ掻き出した汚物や詰まり物が穴の外に出て出てきた際に、そのビニールのごみぶくろで周りを汚さずにうまく回収することが出来ます。
ワイヤーを便器の穴から徐々に突っ込んで行きます。ワイヤーは細く、排水管の中で引っかかってなかなか先に進みません。
ワイヤーは、レバーを回しながら入れていきます、抜いたり挿したりというイメージてわ少しずつ進めていきます。しばらくして詰まりものに到達した感触になったので、少しずつ汚物を動かして、取り除くようにスキマを作ります。上手くスキマが出来たようで、水の勢いで徐々に流れてくれました。ワイヤーを手前に引いてトイレの水を少しづつゆっくりと流してその後はワイヤーを抜き、汚物を無事回収しました。水洗を何度か試して、問題が有りませんでしたので、清掃と養生の回復を行い、無事に作業終了しました。
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