愛知県常滑市にて異物による洋式トイレつまりの修理作業事例
夕方5時すぎに愛知県常滑市にお住いの男性から、カイロを誤って流してしまったらトイレがつまってしまい水が流れなくなってしまったとお悩みのお電話がありました。
お宅に向かうころは冬ということもあり日没直前で、近くのセントレア空港のほうに向かう飛行機が薄暗い中で翼にライトを灯らせながら飛んでいるところが見えました。
玄関でチャイムを鳴らして待っていると高齢の男性が少し急ぎ足で出迎えてくれました。
「寒かったでしょう」と元気なお声で部屋に通していただき、いれていただいたお茶を飲みました。
たいていすぐに現場に向かうのですが、せっかくのおもてなしを無下にはできないと思い、お茶をいただきながら、事情をお聞きしました。
お客様のお話では、最近は寒くなってきたので朝から腰に貼るタイプのカイロをつけているそうです。
「これがあると庭仕事も体が暖かいから助かる」とおっしゃっていました。
ところが、洋式トイレを使った際にうっかりカイロがめくれおちてしまったそうです。
薄いものだから大丈夫だろうと気にしないで流したそうなのですが、その直後から便器の中の水位が高くなり、もう一度流すとさらに水位が高くなり、トイレつまりの修理のために貴社にご相談の電話をして下さったそうです。
トイレットペーパーなどを大量に流してつまった場合などは真空ポンプを使って圧力をかけて水中のトイレットペーパーのかたまりを砕いて取り出すこともできますが、カイロは中に鉄粉をはじめとしてさまざまなものが入っているので、安全を重視して、一度洋式トイレを床から取り外し、直接パイプの中をさぐることにしました。
止水栓で水をとめて便器にたまっている水もとりだしてから、便器を取り外し、排水ソケットの部分を見ると、カイロがぴたっとはさまっていたのでそれを取り出し、再び便器を設置しなおして、止水栓を開けてトイレットペーパーが流れることを確認して修理は完了しました。
お客様も直ったことに大変喜ばれていて、「今度からは小さいものでも流したらだめですな。お恥ずかしい」と少し照れたようにしておっしゃられていました。
「異物は流さないほうが良いですね。しかし意外と、誤って携帯電話や眼鏡などを落とされるケースも結構ありますよ」と答えました。
その後もう一度お茶をいただいて世間話などをしてから帰りました。
奥様は今日はたまたま外泊の用事があったようで、妻にばれなくてよかったですと笑っていました。
元気なお客様の話を聞き、楽しい気分で貴社しました。
※画像をクリックすると大きい画像でご覧いただけます。
[記事一覧を見る]