普段何気なく使っているトイレですが、実は生活するうえで非常に重要な場所です。
どんな人間でもトイレを使用しない人はいませんよね。
しかも、排泄は我慢するにも限界があるもの。
家のトイレがつまったり故障したりしてしまったら大変な状況になりかねません。
しかし世の中にはそんなピンチに付け込もうという悪徳としか言えない業者も存在すると知っていますか。
あらかじめトイレ修理の業者選びのコツを知っておかないと、いざトイレがつまった、トイレが故障したという時にぼったくりに合ってしまうかもしれません。
ここでは業者を呼ぶべきトイレの症状や業者の選び方を順にご説明します。
トイレつまり業者選びでは、頼んだ業者によって作業内容や料金が大きく変わってきます。 誰でも安心して依頼できて適正料金で作業してくれる業者を選びたいと思います。 この記事で紹介する内容を学ぶ事で少しでもお客様が満足できるトイレつまり業者に出会っていただくためのポイントをご紹介いたします。
「○○(業者名) 口コミ」で検索すると、利用ユーザーのリアルな意見を確認できます。
口コミ内で悪評が目立つようであれば利用を控えた方がいいかもしれません。
しかし、口コミも投稿者の情報が何一つ不明なものも多く存在するため、あくまで参考程度にとどめておきましょう。
実際に顔写真や名前が記載されているものが確認出来たら信頼度の高い情報といえるでしょう。
業者の公式HPの料金も複数社確認をしておきましょう。
気を付けたいのが金額が安いだけで依頼をすることです。
金額が安い業者が必ずしもいい業者とはいえません。
明らかに料金が安い業者は手抜き工事や追加料金が発生するかもしれませんので注意しましょう。
逆もしかりで、明らかに料金が高い業者も大幅な値引きなど適切な見積もりを最初から出してくれない可能性があります。
複数社確認して近しい料金が出てくるようであればそちらが相場で適切な価格になります。
相場から明らかに乖離が見られる業者には要注意です。
業者のHPに住所や電話番号など会社情報が記載されていない業者には気をつけましょう。
何かトラブルが発生した際に会社情報がないと責任を取ってもらえるか不安が残ります。
会社概要や会社紹介ページな会社についての情報が公開されているかは事前に確認を取った方がいいでしょう。
トイレがつまった時、まっさきに業者を検索するかもしれません。
このサイトにたどり着いた方のなかには今まさにトイレがつまったり故障したりして困っているという方も少なからずいるでしょう。
もちろん業者を呼べばお金は掛かるものの確実に解決できます。
ですが、もしかすると自分で解決できる程度のトイレトラブルかもしれません。
トイレつまりの原因は大きく分けて2種類です。
ひとつはトイレットペーパーや排せつ物、吐しゃ物など本来トイレに流すことができるものによるトイレつまり、もうひとつは鍵やおもちゃ、小物類などトイレに流すことができないものによるトイレつまりです。
まれにトイレの配管等が故障してトイレつまりの原因等になることもありますが、あまり件数としては多くありません。
原因がどちらであっても、トイレつまりがひどく悪化していなければ自分でつまりを解消することは可能です。
大量にトイレットペーパーを流してしまった、あるいは水の流れが思ったよりも悪くて便や吐しゃ物が排水管の奥まで流れていかないなどでトイレに流せるはずのものが流れずつまってしまうことがあります。
本来であればトイレに流して問題が無いものであれば、どうにかして排水管の奥に押し流してやることが必要です。
つまった物を取り除いてから少しずつ流すか、ラバーカップ、いわゆるスッポンを使うとご家庭でもトイレつまりを解消することができます。
1.トイレ便器内に水がまったくない、あるいは少量しかない場合、便器内にラバーカップのカップ部分が隠れる程度の水をそそぐ
2.逆に便器の水が多い場合は灯油入れやバケツ等を使って水を取り除く
3.カップを便器の排水溝に平行になるように当てる
4.水ハネが気になる場合はラバーカップの持ち手が貫通するようにしながら便器全体をビニールで覆う
5.ゆっくりとラバーカップを押し込み、カップをしっかりとへこませる
6.ラバーカップの持ち手を勢い良く引く。カップのふちが便器から外れないよう注意する
7.ゴポゴポと水が流れる音がするまで繰り返す
8.ラバーカップを便器から取り出し、止水栓を開けて洗浄ハンドルを回して水を流す
9.正常に流れれば作業完了。水位が上がるようならまだ詰まっているのでふたたびラバーカップを使う
スッポンは100円ショップか、ホームセンターでも1,000円弱程度で販売しています。
実際は普段はほとんど使わないアイテムではありますが、いざという時を考えれば手元にあると安心です。
いざトイレつまりが発生してから買いに走ってももちろん問題はありませんが、深夜早朝にトイレトラブルが発生してしまう可能性も無きにしもあらずです。高いものではないので、ひとつ家に置いておくことをおすすめします。
ゴム手袋と使い捨てビニール手袋もトイレのトラブルの時にあると便利です。
便器のなかに手を入れるのは素手だとどうしてもためらってしまいますよね。
ゴム手袋や使い捨てビニール手袋があればつまった物を取り出すのも大丈夫。
大きめで厚手のビニール袋もトイレトラブルの際には役立ちます。
どれも100円ショップやホームセンター、ドラッグストアなどで買いそろえられるので、家に無いという人はぜひ買い置きをおすすめします。
特に男性にありがちなのが、ズボンのポケットに入れていた鍵や小銭などが便器に落ちてしまい、トイレつまりが起こってしまうケースです。
またお子さんが小さいご家庭ではお子さんがトイレにおもちゃを流してしまうこともままあります。
そんな時は、便器に落とした物が目視できる位置にあるなら手で拾いあげましょう。
素手で便器に落ちたものを拾うのは抵抗があるという人も多いでしょう。
ゴム手袋や使い捨てビニール手袋をトイレに常備しておくと安心です。
家にゴム手袋やビニール手袋が無いというときはスーパーのビニール袋でも代用が可能です。
便器に落ちた異物を手で取ることができたら、一度水栓ハンドルを回して水を流してみましょう。
通常通り排水口の水が流れればトイレつまりは解決です。
水の流れが悪い、異音がするなどの異常があるときはまだ異物が取り切れていないか、小さいパーツなどが奥に入り込んでしまった可能性があります。
排水管の奥の方に行ってしまって目視ができないという時には業者を呼ぶのがベストです。
手で探りながら取ろうとすると水の流れなどでかえって奥に入り込んでしまう可能性もあります。
当然ですが、トイレの水を流すのは更に内部に入るので厳禁です。
異物が奥に入り込んでしまうほど作業が難しくなります。
>>>>トイレつまり自然に治る?自分で行う薬品スッポンお湯での直し方
トイレ修理業者は正直に言うと玉石混合です。
自宅のトイレが使えないのはとにかく不安だし、不便ですよね。そこに付け込んで不安をあおって高額な費用を請求したり、要りもしない大掛かりな工事が必要だと嘘をついたりという悪徳業者が少数ではありますがいるのが現実です。
もちろん大半の業者は誠実な仕事をしています。
ただ、悪徳業者も当然善良なふりをしていますので、業者を呼ぶ際には注意しておかなければなりません。
悪徳業者に騙されないためにできる対策がいくつかあります。
トイレつまりで悪徳業者に騙されないためには
1.トイレのトラブルが発生したらトイレの止水栓か水道の元栓を閉める
2.在住エリアの水道局指定工事店から業者を選ぶ
3.複数の業者から見積もりを取る
それぞれを詳しく説明します。
トイレのトラブルが発生したら、まずは業者を呼ぶ前に止水栓を閉めましょう。
止水栓はタンクと壁の間や床近く、タンクレストイレであればカバーの内側にあります。
止水栓を閉めることで水漏れの心配はほぼ無くなります。
そのため落ち着いて業者を探したり、作業をしたりできます。
止水栓を回す時には基本的にはマイナスドライバーや付属の開閉用工具を使います。
ただし一部タンクレストイレの止水栓は手でも回すことができます。
トイレの止水栓を閉める際にはいくつかの注意点があります。
◆止水栓が固くて閉まらない場合は無理をせず家全体の水道元栓を閉める
特に建築や改修から年数が経っている場合、止水栓がサビや水垢などで固くなっていて回らないことがあります。
無理に回すと配管の破損につながりかねません。水道の元栓は一軒家なら敷地内の地面に、集合住宅ならパイプシャフト内にあります。
ただし家全体の水道の元栓を閉めるとトイレだけでなくすべての水道が使えなくなります。
あらかじめ飲み水を用意しておくなどの対策をしてから元栓を閉めてください。
◆閉まるまでに止水栓を回した回数を数えて記録しておく
止水栓はいざという時に水を止める役割がありますが、普段はトイレのタンク内に入る水の量を調整する役割を果たしています。
そのため、修理が終わった後にどれだけ開くかが重要になります。
ちょうど良く栓を開かないと別のトラブルが発生しかねません。
そのため閉めるまで何回回したかを数え、開けるときにはその数だけまた回すようにします。
水道局指定工事店とは各地域の水道局が水道工事をしていいと認定した業者です。
逆に言うと、水道局指定工事店でなければ基本的に水道工事を請け負うことはできないということ。
水道局指定工事店になるためには以下のような条件があります。
★社内に給水装置工事主任技術者がいる
★水道工事に必要な機材、資材を所持している
★適切な水道工事及び水道工事に関する事務手続きを行うことができる業者である
この条件にある給水装置工事主任技術者という資格は国家資格です。試験は年に1度、合格率も決して高くはありません。
この資格を持っていると水道工事のスペシャリストと認められたということ。
水道局指定工事店でなければできないことは水道工事だけではありません。
トイレや水道の漏水が起こった時には、水道局指定工事店で漏水した分の水道料金の減免手続きに必要な漏水証明を発行してもらえます。
水道局指定工事店でなければこの漏水証明は発行できません。
また、万が一何かトラブルが発生した時水道局指定工事店に工事を依頼していれば水道局が仲裁に入ってくれますが、水道局指定工事店でなければ自治体は業者に対して何もアクションができません。トラブルが起こった時を考えて水道局指定工事店に依頼すると安心です。
また、詐欺、あるいは詐欺まがいの行為をしたことが判明するとこの指定はすぐに取り消されます。
水道局指定工事店はお住まいのエリアの水道局に問い合わせると分かります。
水道局によってはサイトで工事業者一覧を公開しているので確認してみましょう。
ちなみに当生活水道センターは日本各地の自治体で水道局指定工事店を受けています。
各地域で実績を積んでいるので、工事や手続きはとてもスムーズ。ぜひご用命をご検討ください。
ネットで良い業者の見分け方を検索するとさまざまな意見が出てきます。
「マグネット広告を出している会社は結局修理費が高い」
「大手より地元密着の会社が良い」
「大手の方が作業内容を明確に教えてくれる」
「あまり新しい会社でない方が安心できる」
結局どんな基準で水道修理の業者を選んだらいいのでしょうか。
住んでいる場所にもよりますが、水道修理を扱っている業者が1社しかないというエリアはそう多くはありません。
ですので、まず複数の業者に連絡をしましょう。そしてそれぞれからトイレつまりを見てもらい、見積もりをお願いしてみます。
いきなり依頼してしまうと、その業者が悪徳業者だったという可能性もあります。
複数の業者を比べることで1つの悪徳業者からぼったくりのような値段を提示されても他の業者の見積もりと比べることが出来るので安心です。
多くの業者は見積もりを無料で出してくれます。
逆に見積もりを出さない会社はその段階で依頼をしないと決めてもいいくらいでしょう。
悪徳業者のなかには「今すぐつまりを修理しないと排水溝が壊れる」「水漏れの原因になる」「便器を交換しなければならない」などと言って修理の契約を急がせるところもあります。
しかしトイレつまりでそこまで悪化するのはとてもレアなケース。
ほとんどのトイレつまりはトイレの止水栓さえしっかり閉めておけば大きな水漏れなどにつながることはありません。
便器の交換など大掛かりな工事が必要になるケースもほとんどありません。
複数の業者に連絡を取り、納得できる見積もりを出してくれた会社に修理を依頼しましょう。
ただし、修理費用を安くする目的で相見積もりを依頼する人もいますが、これはあまり意味がありません。
良心的な会社では、初めから必要な作業に見合った金額を提示します。それだけに、あまり値下げできる幅が無いのです。
せいぜい端数を切り捨てるくらいでしょう。
逆に大幅な値下げに応じる業者は適正金額以上の見積もりを出していたということ。
もちろん見積もりで不明な点があればとことん質問したり、他の業者に依頼したりするべきですが、相見積もりで安くしようとすると結局質のあまり良くない業者に当たってしまう可能性が高くなる恐れがあります。
当生活水道センターでは電話お見積もりはもちろん無料です。
見積もりを聞いて不明な点があれば何でもご質問ください。プロとして責任を持った回答をいたします。
トイレつまりの修理で悪徳業者に引っかからないためのポイント3つをご紹介しました。
トイレは生活に欠かせない場所のため、早く直さなければという焦りが出てきます。
悪徳業者はそこに付け込んできます。せかされても工事内容や見積もりに納得がいかなければ即決をしないというのが肝心です。
悪徳業者の手口には
★チラシには安い金額を掲載しながら、出張料などと言ってチラシに記載していない高額な料金を請求する
★強引に必要もないリフォーム工事契約を結ばせる
★修理や工事が終了してから高額な修理費用を請求してくる
などがあります。
いずれもあらかじめ見積もりを取っておけば防ぎやすい事態です。
ただし悪徳業者のなかには「作業に取り掛かってみないと判らないから」などと言って概算見積もりや工事一式と書かれた見積もりしか出さず、工事終了後に高額な請求をしてくることがあります。普通の業者は見積もり外の作業になる時には勝手にはせず、きちんと施主に相談をしてから作業を進めます。
概算見積もりや作業一式の見積もりが出てきた時には内容を確認する、見積もり外の作業の時には必ず相談してから進めて欲しいと伝えるなどしておくとより安心です。
トイレつまりの修理作業が終わってから常識外れの金額を請求されてしまった、悪徳業者だと後から気が付いた、そんな時にはしかるべき機関に相談しましょう。
業者が水道局指定工事店であれば地域の水道局に相談するとその業者へ指導してくれます。
また、水道修理自体はクーリングオフ制度の対象ではありませんが、不要な工事を必要と偽って契約を結んだ場合などにはクーリングオフ制度の対象になることがあります。
あまりに高額な請求をされたときには消費生活センターに相談してみましょう。
トイレのつまり修理料金は状況によって様々ですが、軽度なトイレつまりの場合5,000円~8,000円位で中度の場合は10,000円~20,000円となり重度は35,000円位は必要になります。 また作業の際に交換部品などが発生する場合には料金に加算されるので予め確認する事が重要です。
トイレつまりの程度や原因にもよりますが、実は多くのトイレつまりは自分でも解消ができます。
必要なのは知識と道具です。あらかじめどうしたらトイレつまりを解消できるか、トイレつまりを防ぐためにどうしたらいいかを知っておくことが大切です。
また普段から使うものではありませんが、ラバーカップを家に常備しておくといざという時安心できます。
さらにトイレつまりが発生したら、まずはトイレの止水栓や水道の元栓をしっかり閉めることで落ち着いて作業したり、業者選びに取り掛かったりすることが可能です。
悪徳業者に引っかからないようにするために、自分で対応できるようにしておく、業者を呼ぶ際には慌てず複数の業者に見積もりを依頼するなどしましょう。
トイレつまりの修理にはぜひ生活水道センターにもお声がけください。
24時間対応、見積もりは無料です。また、サイトでも料金の目安を公開しています。
料金一覧を見ていたので、安心してから呼ぶことができたという声をいただいています。