- 投稿日: 2019/09/12
- 更新日: 2025/04/30
家族の清潔な毎日を守る!洗面台の水漏れや故障を自分で修理する方法
洗面台って自分で直せる?
目次
洗面台は、毎日の洗顔や歯磨き、手洗いなど、家族全員が頻繁に使用する場所です。
そのため、突然の水漏れや故障が発生すると、日常生活に大きな支障をきたします。
しかし、洗面台のトラブルの中には、自分で簡単に修理できるものもあります。
この記事では、洗面台の水漏れや故障の原因を特定し、自分で修理する方法を詳しく解説します。
「これって、業者に修理を頼んだら、一体いくらぐらいかかるのだろうか」 「もしも洗面台一式が交換になったら、リフォームと同じぐらい費用がかかるのではないか」「とはいえ、お隣にかりにいくわけにもいかないし、どうしよう」
こんなとき、知っておくと便利なのが、【洗面台の故障水漏れ!原因はどこ?自分で修理はできる?】の、洗面台で起ったの水漏れ原因別の対処の仕方です。
こちらを読んでおくと、我が家の洗面台の水漏れの原因や、どうしたらよいかが写真やイラスト入りで丁寧に紹介してあります。
だから、万が一悪徳業者に、
「これ、もう洗面台一式交換するしかないですねー。
御費用は数百万円になります なんて言われてしまっても、「いや、この手の修理なら、部品代だけで●●円、諸経費を入れても◎◎円ぐらいでしょ」と根拠をもって言い返すことができます(笑)。
騙されて高額の料金を支払う前に、読むだけタダの【水道業者悪質一覧の探し方!ぼったくり撲滅】を一読してみませんか。
洗面台の水漏れや故障の主な原因
さて、自力で修理が可能かどうかは、まずは故障個所をつきとめることから始まります。
実は、洗面台からの水漏れの原因は、大きくわけるとたったの3種類です。
その原因によっては、「これなら、だれでも数百円で修理ができる」「これは、ちょっと主人の協力が必要かな」「これは、プロに依頼したほうはいいかも」
という判断が大体できるからです。
なので、まずは「どこから水がもれているか」をつきとめてください。【洗面台の故障水漏れ!原因はどこ?】で詳しい内容を説明しております。
「えー、でも、洗面台の細かいパーツについてなんて、分からない」 御心配には及びません。
洗面台のトラブルは、主に以下の3つの箇所から発生します。
1.蛇口の根元や接続部からの水漏れ
パッキンの劣化やナットの緩みが原因で、水漏れが発生することがあります。
2.排水パイプからの水漏れ
排水パイプの接続部の緩みや、パイプ自体の劣化・破損が原因で、水漏れが起こることがあります。
3.洗面ボウルのひび割れや破損
陶器製やホーロー製の洗面ボウルにひびが入ると、水漏れや破損の原因となります。
症状別! 洗面の修理の仕方
さて、ご自宅の洗面台、最近、こんなことはないですか?
- ①「いくらしめても、蛇口付け根や根元部分より水が垂れる」
- ②「洗面台の下の鉄の部分がいつも濡れている」
- ③「洗面器に、ひょっとしてヒビがあるのかも?
長年の経験からざっくりいいますと、①や②の場合、特殊なケースを除いて、だいたいは自宅での修理が可能です。
それも簡単なものですと、ほとんど工具もいりませんし、力の弱い女性の方でも大丈夫です。
部品も、ホームセンターやネットで入手できることでしょう。
ただ、③となりますと、ご家庭では基本的に応急処置なら可能ですが、根本的な対処をするとなると、腕によっぽど覚えのあるご主人等に強制的に御協力いただくか、プロに任せるのが無難だと思われます。
それでは、具体的にご紹介していきます。
自分でできる洗面台の修理方法
1. 蛇口の根元や接続部からの水漏れの修理
必要な道具
・モンキーレンチ
・新しいパッキン(蛇口の型番に合ったもの)
・シールテープ
修理手順
1.止水栓を閉め、水の供給を止めます。
2.蛇口の根元のナットをモンキーレンチで緩め、蛇口を取り外します。
3.古いパッキンを取り外し、新しいパッキンに交換します。
4.接続部にシールテープを巻き、蛇口を元に戻してナットを締めます。
5.止水栓を開け、水漏れがないか確認します。
2. 排水パイプからの水漏れの修理
必要な道具
・モンキーレンチ
・シールテープ
・必要に応じて新しい排水パイプやパッキン
修理手順
1.止水栓を閉め、水の供給を止めます。
2.排水パイプの接続部のナットをモンキーレンチで緩め、パイプを取り外します。
3.接続部のパッキンを確認し、劣化している場合は新しいものに交換します。
4.接続部にシールテープを巻き、排水パイプを元に戻してナットを締めます。
5.止水栓を開け、水漏れがないか確認します。
3. 洗面ボウルのひび割れや破損の対処
洗面ボウルにひびが入っている場合、応急処置として防水テープや防水パテを使用して一時的に水漏れを防ぐことができます。
洗面器に使用されている材料としては主に3タイプ上げられますが、ヒビが入る恐れがあるのは「陶器製」か、「ホーロー製」の物なのです。
ただし、いずれにしても根本的な解決方法は、新しいものに交換するしかありません。
応急処置の方法
1.ひび割れ部分を清掃し、乾燥させます。
2.防水テープや防水パテをひび割れ部分にしっかりと貼り付けます。
3.完全に乾燥させた後、水漏れがないか確認します。
ただし、応急処置はあくまで一時的な対応であり、早めに専門業者に相談して洗面ボウルの交換を検討することをおすすめします。
修理に必要な道具と部品の入手方法
洗面台の修理に必要な道具や部品は、ホームセンターやインターネット通販で入手可能です。
部品を購入する際は、洗面台の型番やメーカーを確認し、適合する部品を選ぶようにしましょう。
また、スマートフォンで故障箇所の写真を撮影し、店舗のスタッフに相談するのも有効です。
自分で修理できない場合は専門業者に相談を
洗面台の修理は、自分で対応できる場合もありますが、以下のような場合は専門業者に相談することをおすすめします。
・修理箇所が複雑で、自分で対応するのが難しい場合
・修理後も水漏れが続く場合
・洗面ボウルの交換が必要な場合
専門業者に依頼することで、確実かつ安全に修理を行うことができます。
洗面台の水漏れや故障は、日常生活に大きな影響を与えるトラブルですが、原因を特定し、適切な方法で対処することで、自分で修理することも可能です。
ただし、無理をせず、必要に応じて専門業者に相談することも大切です。
洗面台のトラブルに備えて、日頃から点検やメンテナンスを行い、快適な洗面所を維持しましょう。
「水漏れが直っても、今の洗面台だと狭いし、暗いし、節水できないし、掃除やメンテナンスが大変なのよね」 という方は、水漏れを期に、思い切って洗面台そのものをチェンジしてみてはどうでしょうか。
下記関連ページでは、タイプ別の洗面台の特徴やメリット、費用の概算などが紹介してあります。
毎朝、娘さんたちの身支度で洗面台が大渋滞されるご家庭、ご主人の抜け毛で排水溝の掃除が大変とお嘆きの奥様、そんな家族のお悩みが、一気に解決されるかもしれませんよ。
洗面台の修理や、交換、リフォーム等、水廻りの工事についての御相談は、ぜひ生活水道センターまで一声かけてくださいね。
監修者
濱本 孝一 Koichi Hamamoto
代表取締役
2001 株式会社生活水道センター代表取締役就任
- < 資格 >
- 管工事施工管理技士
給水装置主任技術者
排水設備工事責任技術者
ガス消費機器設置工事監督者
ガス機器設置スペシャリスト - 2級ガソリン自動車整備士
2級ディーゼル自動車整備士
美容師
管理美容師
- < 趣味 >
- ピアノ
ムエタイ
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