更新日
  • 投稿日: 2024/12/27
  • 更新日: 2025/01/09

トイレの嫌な臭いの原因は?掃除方法など改善・解消方法を解説

    「トイレの臭いが気になるけど、原因が分からず、なかなか消えない…」そんな悩みをお持ちではありませんか?

    トイレの臭いは、放置すると生活空間全体の印象を悪くし、気分転換にも悪影響を与えてしまいます。
    本記事では、トイレの臭いの原因別に、効果的な対策方法を具体的に解説します。 尿のアンモニア臭や便の臭い、カビ臭、下水臭など、様々な臭い対策を網羅し、トイレを清潔で快適な空間に変えるためのヒントをご紹介します。
    トイレの臭いに関する様々な疑問を解決し、効果的な対策方法を手に入れ、快適なトイレ空間を実現しましょう。

    トイレの臭い原因と効果的な対策方法

    トイレの悪臭は、さまざまな要因が複雑に絡み合って発生する厄介な問題です。長期間にわたる汚れの蓄積、日々の使用におけるちょっとした習慣、あるいはトイレ設備の経年劣化などが、臭いの発生源として考えられます。

    日頃から注意深く清掃していても、臭いが発生してしまうケースも少なくありません。トイレの悪臭は、その原因によって適切な対策が大きく異なります。
    本記事では、トイレの悪臭の主な原因とその原因に合わせた具体的な対処法について、詳しく解説していきます。

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    トイレの臭いを徹底的に消す!5つの原因と解決策

    トイレから気になる臭いが発生する原因は、大きく分けて5つのタイプに分類されます。

    1. 便器の汚れ
      • 便器の表面やフチの裏側には、目視では確認できない汚れが蓄積している場合があります。
      • 便器に使用されている素材によっては、汚れが落ちにくい場合があります。
    2. 排水口の詰まり
      • 排水口に髪の毛やゴミが詰まると、水の排水が滞り、悪臭が発生する原因となります。
      • 排水口の奥深くには、目に見えない汚れが溜まっていることもあります。
    3. 便器の劣化
      • 便器が長年使用されていると、表面に傷がつき、汚れが付きやすくなります。
      • 便器内部に、目に見えないヒビが入っている場合もあります。
    4. 配管の詰まり
      • 排水管に油汚れや髪の毛などが詰まると、悪臭が発生することがあります。
      • 配水管の内部に、錆が発生していることもあります。
    5. 下水の詰まり
      • 下水道管にゴミや油などが詰まると、悪臭が発生する原因となります。
      • 下水道管の内部に、腐敗物が溜まっていることもあります。

    トイレの臭いが気になる場合は、上記の原因を参考に、臭いの原因を特定し、適切な対策を実施することが重要です。

    原因1:尿のアンモニア臭

    尿は排出直後は無臭ですが、放置すると雑菌が繁殖し、アンモニアが発生して臭いを発します。尿中の成分が分解され、アンモニアが発生することで、独特の臭いが発生するのです。便器の内外に飛び散った目に見えないしぶきも、ニオイの原因となります。これらのしぶきは、目には見えませんが、空気中に漂い、悪臭を発生させる原因となります。

    原因2:尿石

    トイレを放置すると、尿が分解されてアンモニアが発生します。アンモニアは独特の刺激臭を放つだけでなく、尿に含まれるカルシウム成分を固化させ、尿石を形成する原因となります。
    尿石は、細菌の繁殖しやすい環境を作り出し、悪循環を生み出すため、早期の除去が重要です。

    尿石は、一般的な汚れと比べて取り除くのが困難です。そのため、尿石化する前に適切な清掃を行い、尿石の発生を防ぐことが大切です。

    原因3:便の臭い

    和式トイレでは、排泄物から発生するガスが空気中に拡散しやすいため、臭いを強く感じることがあります。これは、和式トイレでは便器と便座の間に隙間があるため、ガスが容易に漏れ出てしまう構造になっているためです。

    一方、洋式トイレでは便が水に落ちる構造になっているため、ガスが空気中に拡散する量が少なく、臭いを抑える効果が期待できます。

    原因4:カビ臭

    トイレは常に水を使用するため、カビが発生しやすい場所です。特に、タンク内や換気扇のファンなど、目視で確認しにくい場所では、気づかないうちにカビが大量発生していることがあります。カビはダニの餌となるため、悪臭だけでなく、健康被害も懸念されます。そのため、カビの発生を防ぐ対策が重要です。

    カビの繁殖を防ぐためには、発生しやすい環境を作らないことが重要です。換気をしっかりと行い、トイレ内を常に乾燥状態に保つように心がけましょう。また、カビが発生しやすい箇所を定期的に清掃することも大切です。特に、タンク内や換気扇のファンは、目に見えにくい場所ですが、カビが発生しやすい場所なので、こまめな清掃を心がけましょう。

    原因5:下水臭

    トイレから下水臭が発生する場合、便器内の封水が不足している可能性があります。封水とは、便器内に溜まっている少量の水のことです。封水は、トイレを使用しない時間が長くなると蒸発して不足したり、大量の水を流すと減ってしまうことがあります。

    旅行などで長期間トイレを使用しなかったり、お風呂で大量の水を流したりした場合は、封水不足になる可能性があります。特に理由もなく封水不足になっている場合は、排水管のトラブルが考えられます。排水管が詰まっていると、通常よりも多くの水が必要になり、封水不足につながることがあります。

    また、便器と床やクッションフロアの間に隙間が生じている場合も、下水臭が漏れてくることがあります。トイレが臭いだけでなく、水漏れを伴う場合は、床材やクッションフロアの劣化、床下でのカビの発生、階下漏水の可能性もあります。

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    場所別の臭い対策:原因に合わせた解決策

    トイレの嫌な臭いは、場所や原因によって適切な対策が異なります。まず、トイレの隅々まで掃除が行き届いているか確認することが重要です。掃除だけでは解消できないニオイの場合は、専門業者に相談する必要があるかもしれません。

    快適なトイレ環境を実現するためには、場所ごとに適切な清掃を行い、清潔さを保つことが不可欠です。

    床・壁:アンモニア臭の消し方

    トイレ空間全体が常に臭う場合は、アンモニア臭が床材や壁紙に染み込んでいる可能性があります。男性が立って用を足す際に、尿が飛び散る範囲は想像以上に広範囲に及びます。

    座って用を足す場合でも、便器や水面からの跳ね返りは避けられません。小さな子供がトイレを使用する場合には、的を外してしまうことが多く、より注意が必要です。

    特に、床は念入りに拭いても、壁は掃除が行き届きにくいものです。壁紙に尿が染み付いてしまうと、なかなか取れにくいため、こまめな掃除が重要です。壁紙の素材を確認し、トイレ用の中性洗剤で濡れ拭きするか、トイレ用の拭き掃除シートで腰から下の高さを中心に壁全体をしっかり拭きましょう。最後に乾拭きしてから換気扇を回すことで、臭いの軽減に役立ちます。

    アルカリ性のアンモニア臭を消すには、酸性のクエン酸を使うのも効果的です。水200ccにクエン酸小さじ1杯を溶かしてクエン酸水を作り、雑巾に染み込ませて壁紙を優しく拭いてください。それでも壁紙に染み付いたシミがどうしても取れない場合や、ニオイがなかなか取れない場合は、消臭機能や防汚機能のある壁紙に張り替えることを検討しましょう。

    特に、アンモニア臭が天井の素材に染み込んでしまった場合は、掃除が非常に困難です。壁紙を張り替える際には、天井も一緒に張り替えることをおすすめします。

    便座の裏、便器との接合部分:アンモニア臭と尿石対策

    便座と便器の接合部、ウォシュレットと便器の接合部は、目に見えにくい部分ですが、汚れが溜まりやすい場所です。便器内で跳ね返った尿や、便を流した際に跳ね返った汚水などが付着し、放置すると悪臭の原因となります。家族全員が便座を上げて用を足す習慣があっても、掃除を怠ると、悪臭を放つ可能性があります。

    ウォシュレットの便座は、多くの場合、取扱説明書に従うことで簡単にスライドさせたり、取り外したりできます。定期的に清掃を行い、便座を取り外した際には、便器側の接合部付近にトイレ用洗剤を吹きかけ、不要になった歯ブラシなどで丁寧にこすり洗いしましょう。

    汚れが尿石化し、通常の洗剤では落ちない場合は、酸性のトイレ用洗剤を使用し、湿布する方法が有効です。尿石の部分にトイレットペーパーを置き、その上から酸性のトイレ用洗剤をたっぷりとかけ、2~3分ほど放置します。その後、ブラシなどでこすり洗いし、尿石が落ちなければ、この作業を繰り返してください。

    頑固な尿石は、尿石落とし用のたわしなどで物理的に削り落とすこともできます。ただし、便器を傷つける可能性があるため、慎重に作業を行うようにしてください。

    接合部の掃除がしやすいように設計された便座や、便器内に泡の層を作り、尿の跳ね返りを抑える機能を持つ便座も販売されています。男性が多い家庭や、トイレ掃除の負担を軽減したい方は、便座の交換やトイレのリフォームを検討するのも良いでしょう。

    便器内の黄ばみ:尿石の除去方法

    便器の黄ばみの原因は、尿石と呼ばれるアルカリ性の汚れです。そのため、酸性の洗剤を使用しないと簡単に落とすことはできません。

    日々のトイレ掃除で落としきれなかった尿汚れも、尿石の原因となります。さらに、水流が弱いと、残った尿が便器内に残って尿石化し、黄ばみが発生してしまうのです。

    尿石は一度できてしまうと落とすのが非常に大変です。そのため、用を足した後は、毎回適切な水量でトイレを流すようにしましょう。また、こまめな掃除も効果的です。こすり洗いで落ちない汚れには、酸性のトイレ用洗剤を含ませたトイレットペーパーで、2~3分間湿布してみてください。

    便器のフチ(リム裏):尿石とカビの対策

    トイレの便器の縁、特に便座と便器の境目部分は、尿石がたまりやすい場所です。どうしても死角になってしまうため、掃除をする際は、かがんで膝をついて覗き込み、残った尿石がないかを十分チェックする必要があります。しっかりと掃除をしたつもりでも、尿石が残っていると、ニオイが消えません。尿石によって黄ばんでしまった場合は、酸性洗剤で洗剤シップをするのが効果的です。

    尿石ではなく、頑固な黒ずみが発生している場合は、トイレ用の塩素系洗剤を使用します。黒ずみはカビが主な原因であるため、トイレ用の塩素系洗剤がない場合は、お風呂用のカビ取り洗剤でも代用できます。黒ずみ部分にトイレットペーパーを置き、その上から黒ずみにまで浸透するように塩素系のトイレ用洗剤をかけて、湿布のように貼った状態で2〜3分ほど放置します。

    注意すべき点は、酸性洗剤と塩素系洗剤を同時に使用しないことです。この2つが混ざると有毒なガスが発生し、危険なので、尿石と黒ずみの両方の汚れがある場合でも、掃除は別々のタイミングで行うようにしてください。

    便器と床の接合部分:アンモニア臭とカビ対策

    トイレの便器と床やクッションフロアとの接合部には、どうしてもわずかな隙間が生じます。この隙間は、尿や水、汚れが溜まりやすく、悪臭の原因となることがあります。

    この隙間を掃除する際は、使い古しの歯ブラシが便利です。歯ブラシの先を隙間に入れ、かき出すように汚れを落としましょう。

    トイレタンクの中:カビの発生を防ぐ方法

    トイレの嫌な臭いの原因は、タンク内に潜むカビである可能性があります。1年以上タンクの中を確認していない場合は、カビが発生している可能性が高いでしょう。タンク内は常に水に浸かっているため、カビが繁殖しやすい環境です。普段目にすることが少ないため、掃除を忘れがちですが、定期的な清掃が重要です。

    タンク内のカビを落とすには、フタを外して中性洗剤を吹きかけ、使い古しの歯ブラシで丁寧にこすり洗いするのが効果的です。ただし、タンク内には排水用の部品などが設置されているため、直接触ったり、ブラシでこすり洗いするのが不安な場合は、トイレタンク専用の洗剤を使用することをおすすめします。市販されているトイレタンク用洗剤は、カビや汚れを効果的に落とす成分配合で、安全にタンク内の清掃を行うことができます。

    換気扇:アンモニア臭とカビ対策

    トイレから発生するアンモニア臭は、空気中を上昇する性質があるため、天井や換気扇周辺に溜まりやすく、ニオイが染み付いてしまう可能性があります。

    さらに、トイレではトイレットペーパーやマットなどの使用により、想像以上に多くのホコリが発生しています。換気扇フィルターがホコリで目詰まりすると、換気扇が空気を取り込めなくなり、換気機能が低下してトイレのニオイがより一層気になる場合があります。また、ホコリはカビの温床となり、繁殖を助長する可能性も懸念されます。

    高い位置にある換気扇は、手が届きにくいため、掃除を後回しにしてしまいがちです。しかし、定期的にフィルターのホコリを掃除機で吸い取り、お掃除シートなどで拭くようにしましょう。内部の汚れがひどい場合は、ファンを取り外して丸洗いし、十分に乾燥させてから元に戻してください。

    もし換気扇が故障している場合は、適切な修理や交換を行う必要があります。

    トイレブラシケースの臭い対策

    トイレブラシのケース内から悪臭がする原因は、ブラシの使用後に残る水分が原因です。便器を掃除したブラシをケースに収納する際に、水気を完全に拭き取ることが難しい場合があります。その結果、ケース内に水分が溜まり、乾燥することで悪臭が発生するのです。この問題を解決するには、ブラシケースの底に溜まった水を定期的に捨てて清掃するか、使い捨てタイプのブラシに切り替えることを検討しましょう。

    使い捨てタイプのブラシは、水気を気にせず使用できるため、ケース内の清潔さを保ち、悪臭の発生を抑制する効果が期待できます。

    • ブラシケース内の水分を定期的に捨てる
    • 使い捨てタイプのブラシに切り替える

    これらの対策によって、トイレブラシケース内の悪臭を解消し、快適なトイレ環境を実現することが可能です。

    どこからともなく下水臭い場合の対処法

    便器の封水が下がったり、便器と床の間に隙間が生じて下水が漏れている場合は、早急な対応が必要です。排水管のつまりが原因で封水が下がっている場合、トイレを流した際に下水が逆流して便器からあふれる可能性があります。また、トイレの水漏れは家財を傷つけたり、階下の部屋にまで漏水したりするリスクも孕んでいます。このような状況では、水まわりの専門業者に点検・修理を依頼することをおすすめします。

    床材がタイル製のトイレでは、排水口の封水が減り、排水管から臭いが上がってくるケースも考えられます。封水が下がる原因が特定できない場合は、トイレと同様に排水管内のトラブルが疑われます。

    トイレとは別に手洗い器が設置されている場合、手洗い器の排水ホースと排水管の接続部分から下水臭が漏れている可能性もあります。接続部分の防臭キャップを交換すれば解消できる場合があり、樹脂製のキャップであれば比較的簡単に交換できます。金属製の防臭キャップの場合は、専門業者に依頼するのが適切です。

    トイレの下水の臭いに関してはこちらの記事も参考になるかと思います。

    トイレが下水臭い!原因と解決方法を徹底解説

    トイレの臭い対策まとめ

    トイレの臭いは、生活空間における不快な要素の一つです。本記事では、トイレの臭いの原因と効果的な対策方法について解説しました。原因別に適切な対策を行うことで、トイレの臭いを徹底的に消し、快適な空間を実現できます。アンモニア臭、尿石、便臭、カビ臭、下水臭など、様々な臭いに対する具体的な解決策を参考に、ご自身のトイレ環境に合った対策を実施してみてください。

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