洗濯機の水周りトラブルの怖いところ
今回訪問した府中市のお客様もそうでした。このお客様がお住まいなのは、70世帯くらいの方が暮らしている、分譲マンションです。戸建ての場合にはあまり心配はないのですが、マンションの場合には、洗濯機周りからもれた水が下の階に流れてしまうケースも想定しなければなりません。今回のお客様は洗濯機の排水部分が詰まってしまい、水がなれず洗濯機が使えないとのことでした。ご連絡をいただいた翌日の朝一番でお伺いをしました。
現場調査をしたところ、2つの問題を見つけました。ひとつは、排水溝の内部の詰まりです。そして、もうひとつは、洗濯機と排水口をつなぐホースが長すぎて折れ曲がってしまっていることです。ホース自体は、パーツを交換しなくても十分に使えると判断し、ホースの長さを短くし、折れ曲がらないように針金で固定しました。
そして、排水溝のつまりに関しては、専用の道具を使用し詰まりを取り除くことにしました。今回使用した道具は回転式のワイヤーです。このワイヤーを排水溝にさしこみ、汚れをからめ取る方法です。ワイヤーを実際に排水溝の内部に差し込むため、作業を慎重におこなわないと、内部を傷つけてしまうこともありますので注意が必要です。ちなみに、過去は、あるお客様は、排水溝に針金のハンガーを差し込みぬけなくなってしまったこともあります。今回のつまりは、比較的浅いところだったので、汚れ自体はあっさりと解消です。
野球少年団に最近入団したお子さんのユニフォームを洗う頻度が多くなってきていることも話されていたので、洗濯する前には、できるだけ泥汚れを落としてから洗濯することをおススメしました。
洗濯機周りに限ったことではありませんが、水周りは生活に直結するため迅速な対応が求められます。少しでも早い対応が大切であることをまた意識させていただいた一日でもありました。
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