豊島区にて、お風呂の水漏れを直しました。
起こって欲しくないときに、やって来るのが水道トラブルです。今回は豊島区のお客さまの元で対応したケースを紹介させて頂きます。
◇寒い季節には辛いです
このお仕事をしてウン十年経ちますが、特に多いなと感じるのは真冬のトラブルです。寒くなると水道管の中が凍りやすくなり、温かい季節にはあり得なかったような事態を引き起こすこともあります。
数多くの現場を伺わせてもらいましたが、お客さまが特に「辛かった」とおっしゃるのが、真冬のバスルームで起こる水漏れ。小窓から吹き付けるように冷たい空気が入るため、ご自身で何とかしようと思っても、うまく手が動かない場合が多いようです。あれこれ調整してみても上手くいかないときは、弊社のプロにお任せして頂くのが1番です。
お電話を頂戴したのは、ビジネスホテルを運営されている方です。10階建てのホテルの7階の客室にて、水漏れが起こってしまったとのこと。下の階でお泊りのお客さまのご迷惑にならないように、チェックアウトとチェックインのすき間時間を狙って対処して欲しい…というオーナーさんのお声でした。ご指定いただいた時間に、伺わせてもらったところ、現場はシングルのお部屋。トイレとユニットバスが同じ空間にある、良く見かけるタイプの間取りでした。
設置されているのは、冷たい水と温かいお湯がそれぞれ出てくる、ハンドルタイプの蛇口。クルクルひねると、吐水される構造になっています。点検させてもらったところ、水が漏れているのは蛇口と風呂場の壁の間だと分かりました。オーナーさんいわく、この部屋の蛇口は創業時から使われているとのこと。ざっくり30年くらい前の型ではないか…とのお話でした。
水道の栓を止めて、壁と蛇口を固定している部品を取り外していきます。頑丈にセットされているので、電動工具を使って留め金を外しました。内側を見ると、水道の塩素で内側の部品が錆びている状態。部品の修理もできるのですが、如何せん30年前の型なので、オーナーさんに相談し新しい型と交換することにしました。
蛇口を新しいタイプに取り替えて、漏水の確認。今度こそ水漏れは直りました。ほっと安堵する瞬間です。お客さまいわく、最近は海外のお客さまが増えて連日満室状態なのだそうです。修理したお部屋も、今晩はほかのお客さまが泊まられるそうです。
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