栃木市でトイレのボールタップを交換しました。
ある朝用を足そうと思ったら、タンクから水があふれていた。いつもと違うチョロチョロという音がする。このような、いつもと違う様子や音がすると「水道代が上がり続けているのではないか？」と慌ててしまいます。今回は栃木市のお客さまの元で、水漏れを直したときの体験談をつづらせて頂きます。
気づきやすいようで、意外にも見落としやすいのがトイレの水漏れです。給水管やタンク、温水洗浄の機械、下水管など色々な部品が組み合わさって作られています。目に見える箇所はほんのわずかなので、気づいたときには漏水が進行していることも…。
「水道代が急に上がっていますけれども、大丈夫ですか？」と自治体の検査員の方に諭されて、水漏れに気づくことも多いようです。水を流していないのに、いつも水の音がするようになった…ら何らかの変化が便器やタンクの内側で起きている証拠。プロの修理員にお願いするのがオススメです。
「ここ2カ月で急に水道代が3万円代になってしまって…。でジャージャー滝のような音もしているので、至急みにきてもらえませんか？」木曜日の朝、こんなお電話をいただきました。便器付近の床は濡れていなかったので、栃木市の水道局の方に指摘されるまで、水漏れに気づかなかったとのこと。さっそくスケジュールを調整して、向かわせてもらいました。
ご自宅でお茶とお花を教えている、上品なマダムのお宅です。一戸建ての住宅ですが、玄関のあがり口には多くのスリッパが並べられていました。午後からお茶を習いにくる近所の方々がいらっしゃるそうです。「午後2時までには直りますよね？」とご依頼主。被害の状況にもよりますが、原因さえ分かれば1時間～2時間ほどで直すことができます。
拝見させてもらったところ、便器と床の接続面や排水管に問題はなし。トイレタンク内に付いている、ボールタップと呼ばれる給水弁が壊れているのが分かりました。これは平たく言うなら、水の出し入れをコントロールしている器具。永遠に使えるように思われますが、20年以上経つと劣化して上手く働かないことがあります。新しい部品と交換し、トイレタンク内に収めさせてもらいました。
最後に漏水のチェックをおこないましたが、今度は水漏れは止まっていました。水道のメーターも変化なし…です。ご依頼主の先生にも、とても喜んでもらいました。こちらこそ、ご相談ありがとうございました。
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