愛知県半田市にて台所の排水管つまりの修理作業
平日の午前11時に愛知県半田市にお住いの女性からお電話があり、台所の排水管がつまってしまい水が流れないというご相談をいただきました。
お話を聞いてからすぐにお客様のお宅に向かいました。
お客様のお宅は、商店街から少し離れた住宅街にある木造2階建ての築40年程度の一軒家でした。
チャイムを押すとすぐに玄関の戸が開き、60歳くらいの女性が出迎えて下さいました。
「朝の食器を洗って、お昼ご飯を作ろうとしていたら、流しが使えなくなって本当に困ってしまって、修理屋さんがお昼前に早く来てくれて助かった」と仰っていただきました。
旦那様はお仕事にでかけられていて、奥様自身も朝早くに近所の商店街で調理のパート仕事をやってきて帰ってきたばかりだったようです。
まだ洗っていない水につけておいた朝に使った食器を洗っていたら、排水口のところで水がたまりはじめてシンクにも少したまり始めたので、慌てて調べてお電話をくださったということでした。
シンクは80センチほどの幅があり、ファミリー向けの少し大きめの流し台でした。
流し台には泡だった水が高さ1cmほどたまっていました。
排水口の中を見ると少し奥の方に油や食品の残りかすなどが固着したと思われる汚れの塊がみられ、そこで水の流れが止まっているようでしたので、ワイヤーを入れて回転させ汚れの塊を粉砕してそのまま流して除去することにしました。
奥様にそのことを話し、見積もりも確認していただいてから、早速作業を始めました。
排水管の中へワイヤーをいれて回転させると油などがへばりついていた汚れの塊が砕けていって、シンクにたまっていた水とともに排水管の奥に流れ去っていき、つまりは解消されました。
奥様も水が流れるようになった様子を見て、「助かりました」とほっとされているようでした。
「今度からはスーパーでパイプのクリーナーを買って、こまめに手入れしたほうがいいかしら」とお尋ねになられたので、「台所の油汚れはどうしてもパイプ内につきやすいですからそうしたほうが安心ですね」とお答えしました。
修理の後片付けをしていると、安心されたようで昔のお話などをして下さいました。
家は嫁いでくる数年前に建てられたらしく、こちらにきてからは毎年5月に催される亀崎潮干祭を見るのが家族の恒例行事だと仰られていました。
今はお子様も独立され、夫婦二人で見に行くようになって、慣れないうちは少し寂しいと思ったりもしたけど、今は気軽でこちらの方が良いと笑っておられました。
そのお祭りは、最近ユネスコの無形文化遺産にも登録されたことを私も知っていたので、そのことをお話しすると、「本当にあの時はうれしかった」とさらに笑顔になられて「あの日は夫婦で祝杯をあげた」と仰っていました。
私も以前に見た山車などお祭りのことを思い浮かべ楽しい気分になって帰社しました。
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