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気をつけて!水廻り業者への緊急通報

    こんにちは。


    今や40代以下の若者の所有率が90%を超えるスマホ。
    格安スマホの台頭などもあり、今後ますます所有率は上がりそうですね。

    スマホ
    スマホは電話やメール等のコミュニケーションツールであるのはもちろんですが、知りたいことや調べたいことがあったとき、即座に検索できるという点でも、とっても便利ですよね。


    でも、手軽であるがゆえに、スマホ検索(パソコンもですが)には思わぬ落とし穴があるときも。
    ここでは、最近よく耳にする「検索上位に表示される格安業者」にまつわる悲劇、そしてそんな悲劇をどうしたら防げるかについて書かせていただきます。
     

    【目次】

    1. どうしよう!つまっちゃったトイレ!
    2. 上位に出てきたところへ依頼したら?
    3. どうして? ネット広告に潜む罠
    4. 緊急時ほど落ち着いた判断を!

    1.どうしよう!つまっちゃったトイレ!

    この話は以前生活水道センターにて本当にお客様から寄せられた相談内容をもとにしています。
    ある日、Aさんは御自宅でトイレを使ったあと、いつものように水を流しました。


    ところが、水は一向に流れていかず、便器の中の水は増えるばかり。
    このままでは汚水が床にあふれ出してしまいます。


    そこでAさんは急いでスマホを取り出し、直してくれるトイレ業者を検索しました。


    そして、Googleをつかって調べて、上のほうに出てきた業者が「費用780円」と書いてあったので、その場でそこへ連絡しました。


    ほどなくして、その業者は営業車で自宅にやってきて、Aさんはほっとしたのですが、実はここからが恐怖の始まりでした。

     

    2.上位に出てきたところへ依頼したら?

    後に思い返すと、はっきりと会社名も名乗らず、どことなくきたない身なりで、感じが余りよくない。

    悪徳業者
    やってきたのはそんな作業員たちでした。


    さらには見積もりはおろか、名刺や社員証といったものも見せてもらっておらず、普段のAさんでしたら「おかしいな」と思ったでしょう。

     


    しかし、トイレの詰まりという非常事態においてそんなことを気にするまもなく、作業員たちの言うがままに作業は開始されました。


    最初のうちこそ、作業員たちはなにやら機械を取り出して作業をしていました。


    しかし、やがて深刻な顔でAさんに言いだしたのです。


    「これね、つまりが配管の奥までいっちゃっているから、もう圧力ポンプじゃだめだわ」 「ええっ。
    じゃあ、どうすればいいですか?」 青ざめたAさんが尋ねると、 「これはね、もう便器を外して交換するしかないねー。

     


    ああ、大丈夫っすよ。


    うちは便器の販売もしてますからね。


    だから、修理代と便器代込みで30万です。


    お客さん、これで直るならラッキーだよね」 「さ、さん十万もするんですか」 「あー、大丈夫。


    うちはクレジットカードでもいいし、なんならローンもあるから」 その間にも、もう一人の作業員が便器を取り外す作業を開始しています。

     


    「なんだか、この業者、変じゃない?」 Aさんは30万円という数字で頭がいっぱいになりつつも、ふと実家のお母さんがいつも言っていた言葉を思いだしました。


    「トイレや水道で困ったときは、とにかく生活水道センターさんだよ。
    全国どこの町にでもたいていあるからね」

     

    そこでAさんはいったんトイレから離れると、もう一度スマホで生活水道センターを検索し、今の状況を受け付けスタッフに話して助けを求めました。


    「トイレのつまりで、見積りも取らずにいきなり30万円ですか? ちょっと我々では考えられないですね。
    ひょっとすると悪徳業者かもしれません。
    大丈夫です。
    すぐに当社のスタッフを急行させます」 するとほどなくして生活水道センターのスタッフが来てくれました。


    そして、作業を行っていた格安業者の人たちと交渉を行って作業を中断させたのです。


    しかしながら、途中までは作業をしただろうという言い分で、最初の業者に結局4万円を支払うはめになったということです。

     


    そののち、生活水道センターのスタッフが圧力ポンプで作業したところ、あっさりとつまりが解消し、元のように使用できるようになったのです。


    ちなみに生活水道センターからの請求額は、出張費や交渉代等もろもろ含めて1万800円でした。


    「最初から、生活水道センターに依頼していればよかったなあ。
    でも、30万円支払わなくて本当によかった」 とAさんは心の底から思ったそうです。
     

    3.どうして? ネット広告に潜む罠

    それにしてもどうして今回のような悲劇が発生したんでしょうか? 「検索するとき、そのサイトの上位に出てくる広告って、それだけアクセス数も多く、信頼も厚いはずなのに…」 そう思ったAさんは、後日もう一度同じキーワードで検索をし直してみました。


    すると、実は上のほうに出てきた思っていた例の悪徳業者のアドレスには小さく「広告」という文字が出ていたんです。


    どういうことかというと、悪徳業者は検索サイトの上のほうに示されていたのではなかったのです。

     


    要は悪徳業者が掲載費用を自分で負担し、そこの位置に広告を出していたというからくりでした。


    こういった広告は「リスティング広告」といい、最近これによる被害が増えているのだとか。
    参考ニュース: https://www.yomiuri.co.jp/national/20210106-OYT1T50094/

    4.緊急時ほど落ち着いた判断を!

    このようなリスティング広告について、消費生活総合総合センターでは、 「検索で上位に出てきたとしても、そこが100%安心であるとはかぎらないです。


    緊急時ほど、冷静になって判断してください」 という内容の啓発を行っているそうです。


    今回のケースでは、Aさんはトイレの水があふれ出したらどうしようと半ばパニックになってしまい、結果として正しい判断ができませんでした。


    けれども、このようなときは一旦止水栓か元栓で水を止めてしまえば、それ以上水が出ることはないんです。


    生活水道センターのホームページでは、このような緊急時の水の止め方や、自宅でできてしまうかもしれないトイレ詰まり修理法などを掲載しています。


    悪徳業者の手口にひっかからないためにも、緊急時ほど落ち着いて対処できるといいですね。

    監修者

    濱本 孝一 Koichi Hamamoto
    代表取締役
    2001 株式会社生活水道センター代表取締役就任

    < 資格 >
    管工事施工管理技士
    給水装置主任技術者
    排水設備工事責任技術者
    ガス消費機器設置工事監督者
    ガス機器設置スペシャリスト
    2級ガソリン自動車整備士
    2級ディーゼル自動車整備士
    美容師
    管理美容師
    < 趣味 >
    ピアノ
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