神奈川県高座郡寒川町の団地の台所の水漏れの修理
寒川町には有名な寒川神社などがありプライベートでも何度かでかけたことがあります。
今回はその寒川町の団地にお住いの方から電話にてご相談されてすぐに現地にお伺い。
周囲は公園や幼稚園や学校があるいわゆる文教地区で、天気の良い夕暮れ前の人影がまばらな住宅街の道を進み到着。
ご相談の内容は、台所の水道の蛇口の周囲から水が漏れているということでした。
団地は見た感じ築30年は経過しているらしく、蛇口内のパッキンに不調がおきたのではないかと思い、必要な工具を持って3階のお宅まで向かいます。
迎えてくれたのは、まだ30歳くらいの若い奥様で、お子様は近くの公園で遊んでいました。
引っ越してきてまだ半年もたっていないのに、とショックなご様子です。
突然、蛇口の根元のあたりから水がしみだしてきたので、子供が何か悪戯をしたのではないかと思い叱ってしまったそうです。
想像通り、分解してみるとパーツの設方部分が劣化してその隙間から垂れてたので、周囲の汚れもついでにきれいにしたうえでパッキンを新しいものに交換して、元に戻して無事修理を完了です。
最後に取り外した部品を見せると、「子供の悪戯ではなかったんだ。あの子に謝らないと」と少し傷心のご様子。
「いきなり水道から水漏れしてきたら驚いてしまってそのようなことを言ってしまうのも仕方ありませんよ。15年ほどたった蛇口内のパッキンは劣化で水漏れが起きやすいんです。」と少しフォローしながらご説明。
修理費をお支払いしていただき、領収書や名刺を渡しているとき、お子様が勢いよく玄関から帰ってきて、竣工した様子を見て「直った！」と元気な声。
「このお兄さんが直してくれたのよ。お礼いってね」と奥様がいうとお子さんは元気に「ありがとうございます」とお辞儀をしながらお礼をしてくれたのが印象的です。
それを見て私は何か温かい気持ちになり、「それではこれで失礼します」といって立ち去りました。
車にのろうとすると、3階から先ほどのお子様が元気に奥様の横で手を振っていました。
部材も用意していったものが合っていたので、すんなりと修理ができて良かったです。
きっと笑顔で夕食の準備ができるでしょう。
元気な子供のお礼を聞いて、こちらも元気がもらえた気がしました。
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