平川市内のお宅に伺い洗面台のつまりを無事解決

青森県南部にある平川市は景勝地や温泉を始め豊かな自然に恵まれ、アウトドアや農業が盛んなエリアです。市の中心部は弘前市の中心街に程近く、鉄道や県道を通じて結び付きが大変強くなっています。私達も平野部の中心エリアや弘前市を中心に水回り修理を担当していますが、今回は洗面つまり案件のご紹介です。
厳しい暑さが峠を越え涼しさが増してきた9月中旬の某日、受付にトラブル解決の依頼電話が掛かってきました。お客様の話では「自宅に1つしかない洗面台の水が流れず困っている。洗顔や歯磨きも出来ないので早く直して欲しい」との事。早速準備を整え市北部にあるお宅へと向かいました。
市の重要路線である弘南線沿いにしばし車を走らせ到着したのは、築30年強とは思えないピカピカの外観をした戸建て住宅。数年前に内外装を本格リフォームしたという室内は大変清潔で、問題の洗面台も外観上は劣化は見られず、酷使や異物由来のトラブルである事が窺えました。
ヘアキャッチャーを外し水を流すと確かに滞りがちで、数秒で内部に溢れ出てきてしまいます。また水垢特有の悪臭も漂ってきた為、これらの滞留が原因と断定。早速見積りを取って了承を頂き、作業に取り掛かりました。
程度が酷いと洗面台下の配管を取り外し丁寧な除去や清掃が必要となりますが、今回はしばらく時間を置けば水が引く程度であり、排水口からのアプローチで解決可能と判断。細い管に対応出来る小型ワイヤーブラシを用い、S字トラップの先まで丁寧に洗浄・貫通していきました。
当初の予想に反して完全に固着している部分は殆ど無く、20分程ストロークさせ磨いたところ、大半の水垢を除去する事が出来ました。最後は悪臭対策も兼ねて業務用の強力な洗浄剤を投入し、しばらく時間を置き排水と一緒に流し去って完了。作業時間はトータル1時間ちょっとでした。配管を外すと再設置の際、パッキン調整を始め漏れ対策を慎重に行う必要がありましたが、その手間を省けたのはラッキーでした。
お客様によると、洗髪や手洗いだけでなく、入れ歯の洗浄や洗濯を始め様々な作業をここで行っていたとの事。この様に日常的に洗面台を酷使する際は定期的に洗浄剤を投入する等、まめな手入れを意識した方が良いでしょう。