上山市内の住宅に伺い急につまったトイレを改善

山形県南東部にある上山市は周辺を奥羽山脈の深い山並みに囲まれ、温泉やスキー場を始めアウトドアスポットに恵まれたエリアです。蔵王山系を中心に名勝も多く観光客が絶えませんが、市街地は市中央を流れる須川沿いの低地に発展しており、私達の担当エリアもこれらが中心です。
秋の訪れを強く感じる9月下旬、午前中早くもトラブル解決依頼の電話が掛かってきました。お客様によると「朝のトイレ直後、全く水が流れなくなってしまい困っている。普段から紙を大量に使う癖があるので、それが原因かも知れない・・・」との事。素早く住所を伺い、市内南部のお宅へと車を走らせました。お宅はかみのやま温泉に程近い住宅街の中。ガレージ付きの立派な洋風2階建ての玄関にて、4人家族の奥様が迎えて下さいました。
1階最奥のトイレに案内されると、洋式便器は未だ排水が抜けず、濁ったまま溢れそうになっている状態。「現在は2階にあるもう一つのトイレを使っているが、不便な上に不衛生極まりなく、早く直して欲しい」との事。1階のみのつまりが原因と特定出来、確認した結果、やはり便器の奥の狭まった部分に大量のトイレットペーパーがつまり流路を塞いでいました。
お客様の言う通りつまりは意外と頑固で、備え付けのラバーカップではびくともしません。築10年以内で便器や排水管も新しく、多少負荷を掛けても大丈夫と判断。更に強力なローポンプを用い纏めて押し流す事にしました。
排水口にしっかり設置しレバーを繰り返しストロークさせると、数分で硬くつまっていた紙が砕けて流れてゆく感触が伝わり、便器の水位もすっと下がっていきました。その後何度か流しても問題は無く、また悪臭も無かった為作業は完了。短時間かつ安価に解決出来た事もあって、作業を見守っていたお客様も大変満足されたご様子でした。
今回は範囲が狭く比較的楽な作業内容で解決出来ましたが、異物の内容や量、詰まった部位によって時間や料金は大きく変動します。トラブル内容は相談時出来るだけ詳しくご説明頂くと、こちらも早期に正確な見積もりをお伝えし易くなるので助かります。