三沢市郊外の住宅を訪問しキッチンのシンクつまりを解決

国内有数の米軍拠点・三沢基地を擁する三沢市は太平洋に面しており、小川原湖等の自然豊かなスポットや長芋・ニンニク等の産地としても有名です。多くの市民が住む市街地は三沢基地や空港の南側に広がっており、私達のオフィスもそこにあります。日々市内を巡回し修理依頼を受けたり営業を行ったりしていますが、10月某日に舞い込んできたのは典型的なキッチンつまりの案件でした。
午後巡回の直前という丁度良いタイミングで依頼電話が鳴り、代わると「このところシンク排水の流れが悪く、臭いも強くなり始めたのでクリーニングも兼ね解決をお願いしたい」との事。お客様の場所を尋ね早速営業車で向かいました。20分程車を走らせ到着したお宅はのどかな農地に囲まれた小さな住宅街の中。築年数20年程の2階建て住宅に夫婦2人でお住まいでした。
玄関に出て来られた奥様に案内され2階のキッチンに着くと、確かにほんのりと異臭が漂ってきます。半年程前から調子が悪いというシンク内はまだ排水が一部溜まり、排水口の網かごも長く浸かっているせいか変色が目立ちます。ここ1、2年忙しく、調理や皿洗い後の清掃も満足に行えない状況が続いていたとの事で、洗剤や食品屑由来の汚れが滞留している事は明らかでした。状況や原因、対応の段取りを一通り説明し見積もりを提示すると、お客様も納得されすぐに了承。早速作業に取り掛かりました。
排水管が完全につまっていれば、固着した汚れを一気に押し流せるローポンプの出番となるのですが、内部に余計な圧力を加える為配管に負担を掛け易く、使用しないで済むならそれに越した事はありません。今回は多少は水が通る程度のつまりだった為、排水トラップ周りのクリーニングとワイヤーブラシによる除去だけで解決する事が出来ました。
排水トラップを取り外し流路を中心に丁寧にクリーニングする一方、その奥に続くエルボやホース内部にはワイヤーブラシを挿入し、内壁に厚く固着した水垢を綺麗に擦り落としていきます。1時間以上掛けて気になる箇所を全て綺麗にし再度水を流すと、今度は問題なしでした。
最後に業務用洗浄剤を投入し排水ルート全体を綺麗に仕上げ作業完了。嫌な臭いがすっかり消え快調になったシンクを前にして、お客様も大変喜んでいらっしゃいました。