更新日
  • 投稿日: 2023/10/26
  • 更新日: 2024/02/09

排水管洗浄を自分で行うやり方と注意しておくべきポイント

排水管が汚れたり、つまったりしてしまった場合、悪臭などのトラブルにつながってしまう可能性があります。状態を改善するには、排水管の洗浄を行わなければなりません。 「自分で行いたいけれど難しそう」「やり方を知りたい」と考えている方もいるでしょう。

 

そこで、排水管洗浄にチャレンジしたい方のために、つまりや汚れを自分で解決する方法を紹介します。この記事を読むことによってつまりの解消方法や原因、排水管洗浄をすることなく放置するリスクなどがわかるので、ぜひ参考にしてください。

そもそも排水管とは?

排水管とは、家庭で出た生活水を外に排出するための管です。例えば、キッチンの場合はゴミカゴの下に排水管の臭いが逆流するのを防ぐための排水トラップが設置されています。

 

排水トラップがあるからこそ、害虫なども侵入できません。

 

排水トラップの先に排水ホースがつながっていて、排水ホースを通して公道の下にある排水本管に生活水が流されていきます。

【箇所別】排水管がつまる主な原因

排水管洗浄が必要なほどつまる原因は、場所によって異なります。キッチンと洗面所・浴室、洗濯機それぞれで排水管がつまる主な原因について解説します。

キッチン

キッチンの排水管がつまる大きな原因は、残飯油汚れ洗剤カスなどです。

 

例えば、油を使った鍋やフライパンを洗うと、排水管内に油が侵入してしまいます。油は冷えると固まる特徴を持っているため、排水管内に油が付着すると冷え固まって蓄積しやすいです。

 

他にも、ゴミカゴをすり抜けてしまうような小さな食べカスなどが流れ、つまることがあります。

 

重要なのは、できるだけ排水管内に残飯や油汚れなどを侵入させないことです。ゴミカゴに目の細かいネットを張ったり、油が流れるのを防ぐためにあらかじめフライパンの汚れを拭き取ったりしておくなどの方法があります。

洗面所・浴室

洗面所や浴室の排水管に蓄積しやすい汚れといえば、皮脂石鹸カスなどです。他にも、クレンジング剤歯磨き粉整髪料などの油汚れが冷えて固まり、それが蓄積してしまうことがあります。

 

油汚れはベタベタしているので、そこに髪の毛が付着しやすいです。ヘアキャッチャーを設置しましょう。

 

また、洗面所の場合は何かものを落としてしまい、それがつまりの原因になることもあります。洗面台で身支度する場合は、特に注意しましょう。

 

例えば、ピアスやコンタクトレンズ、ヘアピン、ヘアゴム、指輪などを落としやすいです。目で見える場所にひっかかっているような場合は、細くて長い棒状のものなどを使用して取り除きましょう。

洗濯機

洗濯機の排水管が汚れたりつまったりする大きな原因は、石鹸カスや、洗濯する際に出た糸くずによるものです。また、洗濯機は大きくて重いこともあり、一度設置すると頻繁に動かせません。

 

周囲にホコリがたまりやすく、そのホコリが流れ込んで排水管の汚れやつまりにつながることもあります。糸くずフィルターや排水フィルターなどを活用した上で定期的に掃除をしましょう。

排水管の汚れやつまりを自分で解決する方法

それほどひどくない汚れやつまりであれば、自分で排水管洗浄ができることもあります。実践しやすい排水管洗浄方法について紹介します。

パイプクリーナーを使用する

市販されているパイプクリーナーを使ってみましょう。スーパーやドラッグストアのほか、ホームセンターなどでも販売しています。パイプクリーナーには強力な洗浄成分が含まれており、パイプ内に付着している汚れを溶かして取り除くことが可能です。

 

使い方は簡単で、液体状のものは洗浄液を排水管内に注ぎいれて30分ほど放置してから洗い流すだけです。キッチンのほか、洗面所や浴室の排水管洗浄でも使えます。

 

液体タイプのほか、粉末タイプなどもあり、それぞれ使う際には使い方をよく確認しましょう。

 

注意点として、指定されている時間以上に放置するのはよくありません。放置しすぎてしまった場合、パイプクリーナーによって溶かされた汚れが固まり、さらなるつまりにつながることがあります。

 

意図したわけではなく、うっかり忘れて長く放置してしまうこともあるので、タイマーなどをセットしておきましょう。

重曹とクエン酸を使用する

掃除をする際の定番アイテムである重曹やクエン酸も、排水管の汚れやつまりを解消するのに効果的です。重曹やクエン酸は薬局のほか、100円ショップでも購入できます。 なお、クエン酸が用意できない場合はお酢で代用することも可能です。

 

重曹とクエン酸をまぜ合わせることによって発生する泡の力を利用して汚れをはぎ取る排水管洗浄方法です。自然由来の成分であるため、強力な洗浄成分を使うのは避けたいと考えている方にも向いているでしょう。排水管も痛みにくいです。

 

まず、重曹を排水管にたっぷりかけ、その上からクエン酸を振りかけましょう。続いてぬるま湯を少しかけると泡が発生します。30分から1時間ほど放置してから流しましょう。

ワイヤーブラシを使用する

ワイヤーブラシを使い、排水管内の汚れを掻き出したり、落としたりする方法です。ワイヤーブラシにはさまざまな種類があるので、掃除したい排水口に合ったものを選択する必要があります。

 

まず、排水溝の蓋や排水トラップといったパーツを取り除いてからワイヤーブラシを入れましょう。曲がっている排水口はワイヤーブラシを回転させることによって届きやすくなります。

 

つまっている部分を削り取る際もワイヤーブラシを回転させてください。定期的にワイヤーブラシを引き出し、汚れを拭き取ってから再度行います。

ラバーカップを使用する

トイレがつまった時に使用するラバーカップは、排水口がつまった際にも活用できます。完全につまって水が流れなくなってしまったような場合もラバーカップを試してみるのがおすすめです。

 

まず、ラバーカップのゴム部分が覆われるくらいまで水を溜めましょう。続いてラバーカップを排水口に密着させます。

 

注意点として、ラバーカップは押し込むものではなく、吸引力でつまりを解消するための道具です。そのため、ゴムを押し込む時はゆっくり行いましょう。 奥まで押し込めたら、勢いをつけて引きます。

 

一度でつまりが解消しない場合は、何度か行ってみてください。なお、10回以上行っても変化がない場合、ラバーカップでは対応できないと考えた方が良いです。

お湯をためてから流す

台所のシンクがつまった場合、最も簡単な方法として試したいのが、お湯をためてから流す方法です。全く流れなくなった場合ではなく、流れが悪くなっているようなケースで試したい方法です。

 

下準備として、排水トラップよりも上にあたる部品をすべて取り外しておきましょう。続いて、雑巾などいらない布を排水管につめて栓をします。

 

つぎに45~50度程度のお湯をシンクに大量にためます。最後に排水口をふさいでいた布を引き抜いてお湯を流しましょう。

 

ためるのは水でも良いのですが、お湯を使うことで排水管内の油汚れなどを取り除くことが可能です。

排水管を掃除・洗浄する際の注意点

排水管の掃除や洗浄を行う際は、いくつか注意しなければならないポイントがあります。以下の3つを確認してから行いましょう。

熱湯を使わない

特に油汚れなどを落とす際、熱湯を使った方が効果的なイメージがありますが、NGです。

 

熱湯を使用すると排水管が変形したり、破損してしまったりする恐れがあります。 万が一のことを考えると、熱くても50度程度までに抑えておいた方が良いです。

 

普段の使用方法についても同様のことがいえます。パスタを茹でたお湯など、熱湯のままでそのままシンクに流すことがないように注意が必要です。

排水管の奥までワイヤーブラシを入れない

ワイヤーブラシを使用して汚れやつまりを取り除く際、排水管の奥まで入れないように注意しましょう。排水管は複雑な形状であるため、無理にワイヤーブラシを奥まで入れてしまうと、つまる可能性があります。

 

つまったからといって無理に引っ張り出そうとすると排水管が壊れてしまう可能性もあるので、注意が必要です。ワイヤーブラシは排水管の奥にたまった汚れを取り除くためのものではなく、入り口付近の汚れを取るためのアイテムと考えてください。

無理に対応しない

自分でできる方法はいろいろありますが、どの排水管洗浄方法を選択するにしても無理に対応するのは避けましょう。例えば、排水管の奥に手を入れたりするとケガをする恐れがあります。

 

さらに、状態を改善させるためにと思って行った行動がつまりを悪化させてしまう可能性もゼロではありません。

 

初めから専門業者に修理を依頼しておけば簡単に直ったようなものが、自分で対応したために大掛かりな修理をしなければなくなってしまうこともあります。できる範囲のことのみ行いましょう。

【箇所別】排水管の適切な掃除頻度

何かものを落としてつまってしまったような場合を除き、日々少しずつ汚れが蓄積することで排水管がつまります。そのため、普段からこまめに掃除をしましょう。

 

キッチン、洗面所・浴室、洗濯機の排水管の掃除頻度を解説します。

キッチン

キッチンは他の排水管と比較して非常に汚れやすい場所です。そのため、できれば2~3日に1回程度、それが難しい場合でも1週間に1回は排水管の掃除を行いましょう。

 

また、油がたくさんついた鍋やフライパンを洗った日なども掃除しておきたいところです。

 

ゴミ受けを外してから排水管をワイヤーブラシで掃除しましょう。手間に感じる場合は、重曹とクエン酸を組み合わせて発泡させる方法がおすすめです。

洗面所・浴室

洗面所と浴室も毎日使用する関係から、できれば2~3日に1回程度は排水管を掃除しましょう。

 

皮脂などの油汚れに髪の毛が付着することによってつまりが発生しやすいので、溜まっている髪の毛を頻繁に取り除くと効果的です。

洗濯機

洗濯機の場合は、キッチンや洗面所・浴室ほど排水管が汚れにくいです。そのため、月に1回程度を目安に排水管の掃除をすると良いでしょう。

 

家族の人数が多く、洗濯する量も多い場合は少し頻度を高めて掃除するのがおすすめです。

排水管の汚れやつまりを放置するとどうなる?

排水管の汚れは定期的に掃除し、つまりを予防することが重要です。ですが、面倒に感じる方もいるでしょう。

 

放置した場合、以下のようなトラブルにつながる恐れがあります。

水が流れなくなる

放置した場合、水が流れなくなる可能性があります。何かものを落としてつまらせた場合を除き、ほとんどのケースでは少しずつ汚れが蓄積していくので、ある日突然全く流れなくなるようなことはほぼありません。

 

少しでも水の流れが悪くなったと感じたらすぐに掃除に取り組みましょう。

 

流れが悪くなっても完全に流れない状態にならない限り、ごまかしながら使い続けてしまう方もいるようです。ですが、例えば集合住宅の場合、賠償請求につながる恐れがあります。

 

水が流れなくなり、逆流したような場合は、部屋の中が水浸しになる可能性もゼロではありません。部屋の中にあるものが少し濡れた程度であれば良いのですが、下の階の部屋に水漏れしてしまった場合、大きなトラブルにつながります。

 

近所づきあいに支障が出てしまうことも考えられるため、放置は危険です。放置しても良くなるケースはあまりないので、早い段階で対応しましょう。

悪臭がする

汚れやつまりを放置した場合、雑菌が繁殖し、悪臭につながってしまうことがあります。原因となっている汚れやつまりを取り除かなければ、悪臭は改善しません。


また、排水口に設置されている排水トラップがうまく機能しなくなった場合も悪臭につながりやすいです。パイプを掃除する際、排水管がS字やU字に折れ曲がっていて、掃除しにくいと感じたことがある方もいるでしょう。

 

なぜ直線ではなく折れ曲がっているのかというと、湾曲した部分に水がたまる状態にすることで下水道からの悪臭を防ぐためです。

 

あえて折り曲げ「封水」と呼ばれる水がたまる仕組みにしています。

 

ですが、トラップの種類によってはつまりや、封水がなくなる「破封」と呼ばれる現象が発生しやすいため、注意が必要です。特に洗面台の排水管として採用されているケースが多いS字トラップのほか、Uトラップと呼ばれる種類はゴミがたまりやすく、つまりも発生しやすくなります。

 

排水口が臭いと感じる場合は、汚れやつまり、または破封が発生している可能性を疑いましょう。

害虫が発生する

破封が発生している場合、虫の侵入を防ぐ役割がある封水がないため、排水管の奥から虫が入り込んでしまう可能性があります。

 

それから、排水管に汚れがつまると悪臭が発生し、それにつられてゴキブリやハエなどが発生しやすいです。

 

夏場などは少し放置しただけで急激に虫が増えてしまうこともあるので、十分注意しましょう。汚れが蓄積しやすいキッチンは特に発生しやすいといえます。

 

衛生面での問題もあるので、排水管の汚れやつまりを放置するのは避けましょう。

排水管の汚れやつまりの予防策

排水管の汚れやつまりが発生してから慌ててしまうことが多いですが、できれば予防策をとっておきたいところです。効果的な予防策について解説していきます。

排水口ネットを使用する

ぜひとも活用して欲しいのが、排水口ネットです。排水口ネットとは、排水口に取りつける非常に目の細かいネットのことをいいます。

 

汚れが溜まったら交換するだけで良いので、排水口をこまめに掃除することを手間に感じている方にも向いているでしょう。

 

100円ショップでも購入できるので、用意してみてはいかがでしょうか。購入する際は、排水口のサイズに合ったものを選択しなければなりません。事前にサイズを測ってから買いに行きましょう。

ゴミなどの固形物や油を流さない

ゴミなどの固形物を排水管に流してしまった場合、内部でつまったり、汚れの付着につながったりしてしまう恐れがあります。

 

排水管には水のみ流れるようにするのが理想です。

 

例えば、排水口ネットを交換する際など、縁の部分に溜まっていた小さな食べかすなどが流れてしまうことがあります。こういった小さな蓄積が汚れやつまりを引き起こすこともあるので、注意しましょう。

 

また、油についてもできるだけ流さないようにすることが大切です。炒めものなどをしてフライパンが汚れている場合は、先に新聞紙やキッチンペーパーなどを使い、できるだけ油を吹き取っておきましょう。

 

また、洗い流す際は油の成分が排水管内で冷えて蓄積しないようにお湯で流すことも大切です。

定期的に掃除する

排水管の汚れが蓄積した場合につまりにつながる恐れがあるので、定期的に掃除をしましょう。掃除をするのに役立つ重曹やクエン酸、ワイヤーブラシ、ゴム手袋・使い捨て手袋などを用意しておくことをおすすめします。

 

掃除するのをつい忘れてしまう方は、曜日を決めて行うのも良いでしょう。普段から定期的に掃除を実践しておくことにより、頑固な汚れが蓄積されてしまうのを防ぎ、つまりを予防する効果が期待できます。

自分で排水管洗浄をする場合はできる範囲で行うことが重要

いかがだったでしょうか。排水管の汚れやつまりが発生している場合に確認したい原因や、排水管洗浄について紹介しました。自分でできる対策や予防法などについてご理解いただけたかと思います。

 

注意点として、原因によっては専門的な道具などを使用しなければつまりが解消しません。無理をすることなく、対応しましょう。

 

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監修者

濱本 孝一 Koichi Hamamoto
代表取締役
2001 株式会社生活水道センター代表取締役就任

< 資格 >
管工事施工管理技士
給水装置主任技術者
排水設備工事責任技術者
ガス消費機器設置工事監督者
ガス機器設置スペシャリスト
2級ガソリン自動車整備士
2級ディーゼル自動車整備士
美容師
管理美容師
< 趣味 >
ピアノ
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