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3種類の水道蛇口をDIYで交換するやりかた

    はじめに

    いま住んでおられるお家で、キッチンやお風呂場、洗面台など、あらゆる水道蛇口において、 『たびたび水漏れがするんだけど、いったいどうしたらいいんだろう』 『キッチンの蛇口交換は、わたしでも家でできるのかな』 『洗面所の蛇口をシャワーのついたものに取り換えたいけど、やりかたがわからない』 といった悩みはありませんか?

    水漏れも、一カ所だけでしたら業者に頼もうかという気にもなりますが、築年数が経過したお家ですと、そのうち、家のあらゆるところの水道蛇口が順番にトラブルを起こすようになってきます。 そうなりますと、せっかく長いローンを組んで手に入れた夢のマイホームも、 『だから、あなたがこんな中古の家を買うからでしょう。

     

    私は新しくたてたかったのに』 『そうは言っても、お金がかかるので仕方がないだろう』   といった具合で家庭の平和が乱されてしまう…。それはちょっと悲しいですよね。

    実は、この記事にてのべる 『3種類の水道蛇口をDIYで交換するやりかた』 を実践することで、誰でも簡単に自宅で水もれの修理&蛇口交換ができるように! これの実践で、プロへ頼めば一カ所でも最低 基本料金5000円+作業料&材料費 作業の依頼が真夜中や朝はやく、あるいは日曜日や祝祭日だとすると、さらなる割り増し料金を請求される可能性もあります。

     

    さらに、混雑しているときには、業者がすぐにきてくれるとはかぎりません。 弊社のお客様も、これだけの料金がかかってしまう蛇口交換作業を自宅でDIYにてリーズナブルに、しかもスピーディーにできるようになり、御家族や友人たちから大変感謝されたということです。

     

    ここにて、3種類それぞれの蛇口とりかえポイント をお教えし、さらに、プロによるコツ等をくわえてレクチャーしたいと思います。 記事を読み終えれば、今後、水もれなどによる蛇口のとりかえ作業に頭をかかえることはほぼなくなって、 水まわりに対して余計な時間&お金を浪費する心配が消える だけじゃなく、さらに家族から信頼も勝ち取れて家庭内平和も守られる等よい事づくめなんですよ。

    1.まずはタイプを見極めよう

    いざ修理をスタートさせる前に、まずは御自分がとりかえたい水栓が、どのようなタイプであるかをチェックしましょう。

    なぜなら、水栓のタイプによってとりかえ方法はちがいますので、これが正しく把握できないと、 『マニュアルどおりにやっているのに、とりかえが進まない』 『ここはどこ? 私はなにをやっているの?』 といったことになってしまうからです。

     

    ただし、これはつまり、最初に水栓のタイプさえちゃんと把握できれば、あとは指示どうりに行うことで、たいていの種類の修理に対応できるようになるということです。

    これを料理に例えますと、料理上手な方は、 言われたことをそのとおりに正しく行います。 塩を大さじ1杯という指示があれば、ちゃんと計量スプーンで測ってそのとおりに入れるわけです。 一方、料理下手な人は、指示をちっとも守らず(読まず)に、勝手なアレンジを加えがちです。

     

    塩を大さじ1杯と指示があるのに、目分量で適当に入れたり、ひどい人になると塩ではなくソースとか砂糖を入れるといった、妙なアレンジをしてしまうんですね。

    どちらの人がつくった料理が、ちゃんとおいしくなるかはあきらかです。 アレンジというものは、基本をきちんとマスターした段階ではじめて加えてよいものなんです。

     

    同様に、DIYも、作業に慣れてくれば自分なりにより効率のよいやり方を追求するのもよいかもしれません。

    しかし、初めてやるときは、とにかくいわれたことをまもり、そのとおりにするのがいいでしょう。 ちょっと話がそれましたが、水栓は、大きくわけると以下の3種類があります。

    ①単水栓(壁つけ)

    単水栓

    家の外の庭や洗濯機などでよく使用されているタイプです。 壁にある給水管にダイレクトに設置するもので、出てくるのは水だけです。 構造がシンプルですので、水栓のとりかえに初めてチャレンジされる方向けです。  

    ②混合栓(壁つけ)

    壁付混合水栓

    賃貸住宅などのバスでよくみられるタイプです。 水用とお湯用の2つの給水管とつながっており、それぞれを混ぜて温度を調節する混合水栓です。壁にある給水管にダイレクトに設置してあります。

    ③混合栓(カウンター型)

    デッキ混合水栓

    キッチンや洗面台でよくみられるタイプです。 水とお湯が排出できる混合水栓であり、給水管は床下です。扉の奥の鍋や洗剤のストック等をしまってある場所です。 作業そのものの難易度は②よりやや低めですよ。

    2.最初はこれから「単水栓(壁つけ)」

    こちらは、庭や洗濯機などによく用いられています。作業プロセスを順に見ていきましょう。 もし、家の中で複数個所の水栓がみずもれしたときには、まずはここから手をつけるとよいでしょう。

    ①前準備

    作業前準備すべきツールは以下を参照。

    ブラシ シールテープ モンキーレンチ 雑巾

    • ブラシ…パーツ掃除用。
    • シールテープ…水栓取り付けで使用。
    • モンキーレンチ…古い水栓がとれなかったらに役立つでしょう。
    • ぞうきん…水がこぼれたらこれを用いて拭きます。

    ②水をSTOP

    先駆けに家全体の元栓を閉じ、排出STOPです。 一戸建てならば敷地内における道路付近、集合住宅ならば玄関付近にあることが多いでしょう。水道メーターと隣接していますから、時計回り(右)にバルブを動かすことで完全に水をSTOPできます。 単水栓には止水栓はありません。だから、水道メーターに隣接の元栓を用いまるとよいですね。

    ③水を出し切る

    蛇口のハンドルを開放し、中に残る水を出し切ってください。ぞうきんやタオルなどを上手につかうと周りが水びたしになりませんよ。

    ④水栓をとりのぞく

    水栓を手でしっかりとにぎり、左向きにまわすことで、壁から取りのぞくことができます。 手では動かないときには、モンキーレンチでゆるめるとはずしやすくなります。 ただ、取れないからといって無理な力を加えすぎることは避けてください。

    ⑤給水管をクリーニング

    水栓を取り外したあと、給水管をチェックし、ごみ及び古いシールテープが残っていないか確かめましょう。 もし残っていたなら、ブラシ等でキレイにとりのぞいてください。また、サビなどもしっかりクリーニングしましょう。

    ⑥テープの設置

    これからとりつける水栓のねっこ部分にシールテープを設置します。 だいたい8回~13回程度、ぐるぐるとまきつけましょう。 ゆがまないように、また正しく回数をまもって行います。 地味な作業ですが、ここがしっかりしていないと水漏れの原因になってしまいますので、気合を入れてていねいにやりましょう。

    ⑦水栓のセット

    壁に向かい右側へまわしながら、新しい水栓をセット。 このとき少しでも逆方向、左側へ戻してしまうと、せっかく巻いたテープがずれてしまいます。 こうなると水漏れが起こってしまうので、再度テープをつけなおしになりますから注意しましょう。失敗に備え、テープは少し多めに用意しておくと安心です。

    ⑧テスト

    元栓を戻し、水を出してテストします。問題がなければとりつけ終了!

    3.お風呂でもおなじみ「混合栓(壁つけ)」

    どこかなつかしく感じるこちら、できてから時間のたった家屋で頻繁に目にすることがあるのです。長年使いつづけることによるサビやひび割れなどに由来する水漏れなどが起こりやすいタイプでもあります。

    ①前準備

    作業前そなえる道具類は以下の通り。

    • シールテープ…クランクセッティング時につかいます。
    • モンキーレンチ…ナットのとりのぞきに用います。
    • 歯ブラシ…パーツ掃除用。細いのでよごれをかきだしやすいです。この作業専用に用意していただき、奥様は、夫婦げんかをしたからといって、くれぐれもご主人の使用中の歯ブラシなどで代用しないでください(汗)。
    • ぞうきん…水がこぼれたらこれでふきとります。タオルでもいいです。

    ②水のSTOP

    作業に先んじ家総ての元栓を閉じることで排水を停止させます。 元栓は、一戸建てなら敷地内の道路付近、集合住宅なら玄関付近に通常あるはず。時計回り(右)にてバルブをまわし水を元からSTOPさせるのです。

    ③ナットを除去

    古い水栓へついていたナットを除去していきます。 右と左おのおの1つずつついているナット。これらモンキーレンチにて取り除きます。 それが終われば、水栓をまるごとクランクからとりはずしましょう。

    ④クランクを除去

    壁に2カ所残っているクランクを、それぞれ左回りにまわして除去しましょう。 手だと微動だにしないならば、モンキーレンチでやりましょう。

    ⑤給水管クリーニング

    クランクの除去後はサビ及びゴミ、よれよれのテープ等が出てきます。それらを歯ブラシを用いてほじくりだします。 それらが残っていると水漏れを引き起こすので、徹底的にクリーニングしてください。

    ⑥クランクの設置準備(回転数&高さ)

    新たにとりつけるクランクにテープを巻きつける前に、いったん給水管にあてはめて回します。そして何回まわせばちゃんと固定されるかをメモなどに記録しておきます。 ちなみに、右と左で固定されるまでの回数が違うこともあるので、めんどうがらずにちゃんと両方確かめて記録しましょう。 さらに、このとき右&左で高さがひとしいかどうかもチェックです。

    ⑦テープの装着

    これからとりつけるクランクのねっこ部分へシールテープをつけます。 だいたい8回から13回程度、軽く引きながらぐるぐるとまきつけてください。 ゆがみがないように、そして正しい回数で行いましょう。

    ⑧クランクのセット

    ⑦のクランクをへの字型へなるようセット。 ⑥にて記録のまわした数が仮に 5回だったら、 5-1=4 4回右側へ回しとりつけていきましょう。 なぜこうするかといえば、このとき少しでも左回りに逆回転させてしまったりすると、せっかくまいたテープがずれて、水漏れを引き起こしてしまうからです。 もしもやらかしてしまったならば、巻いたシールをいったんとりのぞき、⑦に戻ってシールを巻きなおしましょう。テープに予備があるとこんなときも安心です。

    ⑨水栓の設置

    クランク及び水栓をナットにてすえつけます。 右と左におけるクランクを水栓にセットしたら、「への字」→「八の字」に移動し、地面と平行になるように調節します。 そのときも、水漏れをおこさないため、クランクを左回転させてはダメです。クランクではなく、水栓そのものを動かして調節するイメージを持って下さい。

    ⑩テスト

    止水栓を元へもどし水を出しましょう。 もれなかったらこれにて終わりです!

    4.キッチンでおなじみ「混合栓(カウンター型)」

    続いて混合栓(カウンター型)における作業プロセスです。

    ①前準備

    作業前に手元に揃えれば便利なツールはつぎのとおり。

    • モンキーレンチ…ナットをとりのぞくために用います。
    • 六角レンチ…蛇口のセットアップ作業に用います。
    • ナットしめつけ工具…台座にすえつけるときにあると便利です。
    • マイナスドライバー…止水栓の開け閉めに用います。
    • プラスドライバー…水栓のセットアップ時に用います。
    • ぞうきん…水がこぼれる際はこれにてふきとります。

    ②水をSTOP

    シンク下の止水栓を左側へ回し閉めれば、こちらのタイプならみず止めできることでしょう。 万全を期して元栓もとじて元から排水をとめればよいでしょう。 元栓は一戸建てだったら敷地内における道路付近、集合住宅だったら玄関付近を見でば通常あるでしょう。時計回り(右)にバルブを回すことで水が完全にSTOPできます。

    ③水もれへそなえる

    これから古い給水ホースをはずしますけど、そのときホースに残存の水がこぼれるかもしれませんから、前もってゆかへぞうきん等をしくといいでしょう。

    ④ナットをとりのぞく

    蛇口のホース及び給水管へつけられたナットをモンキーレンチで取り除きましょう。 給水ホースは水用&お湯用の2種類が存在するため、二つともしっかり取り除いてください。

    ⑤水栓の拘束具のとりのぞき

    水栓の拘束具をカウンター下側よりとりのぞきましょう。ナットですえつけられているときは、ナット締付工具を用いるとスムーズに作業がはかどるでしょう。

    ⑥水栓&止水栓のとりのぞき

    水栓を台座からとりのぞきましょう。 最初、プラスドライバーを用いて固定を解除、そのあと水栓全体をとりあげる感じにてとりのぞきましょう。 さらに止水栓へついていた古い逆止弁も、モンキーレンチにてとりのぞきます。

    ⑦台座をセット

    新しくとりつける水栓の台座をカウンターへセット。このときは六角レンチ及びドライバーをつかうと便利ですよ。

    ⑧蛇口をセット

    台座の上へ新しい蛇口をセットします。このときシャワーノズルをのばしておけば作業全般がやりやすいでしょう。 蛇口の組み込みがおわったら、シャワーノズルは台座内部へ納めましょう。

    ⑨台座のすえつけ

    プラスドライバーで台座へ蛇口のすえつけを実施しましょう。

    ⑩逆止弁をセットする

    カウンター下にある給水管に、おNEWの混合栓の逆止弁をセットします。

    ⑪ホースを設置する

    逆止弁へ給水用のホースをセットアップします。 水とお湯用のホースをまちがえてはいけませんよ。

    ⑫シャワーをセットする

    蛇口本体及びシャワー用給水ホースをつなぎあわせます。 ※シャワーホースがつかないものもあり。

    ⑬テスト

    止水栓をひらき出水して問題なければおわりです。

    まとめ

    ここにて、蛇口3種類における交換ポイント及び、プロによる作業のコツをレクチャーいたしました。 ただ、ときにはこの工程どうりに進まないこともあるでしょうし、部品がさびついていて動かないなど、予想外のこともあるかもしれません。 作業中に困ってしまったり、これ以上自分で作業を続けるのが難しいなと思われたら、迷わずプロに任せましょう。 生活水道センターでは、やりかけの作業であっても、責任を持って最後まで仕上げをいたします。また、想定外のトラブルにも、長年のノウハウとたしかな技術でバッチリ対応させていただきますので、大船に乗った気持ちでご依頼ください。 さらに、最大14%も料金がオトクになる早期割引キャンペーンなどもありますので、ぜひ こちら で確認ください。 今回のまとめとしては、

    1. 蛇口のタイプは3種類
    2. DIYのコツは、タイプによってことなる作業順序をマスターすること
    3. 作業が分からない&進まないときは生活水道センターまで連絡する

    です。この3つの実行で、今後、蛇口のとりかえで頭をかかえることがなくなります。 また、ご主人がちっとも修理してくれない、あるいは業者が込んでいてなかなか来てくれないといった余計なイライラがなくなりますし、水まわりへ余計な時間とお金を浪費することもなくなります。 そうやってういたお金で、楽しいことがいっぱいできることでしょう。

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