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どうする?給湯器からポタポタと水もれが?

    こんにちは。週末、近くのスーパー銭湯などへ出かけたときには、まずはそこのお風呂の給湯器のスペックを確かめたくなる生活水道センター技術社員です。

    此度はどうして給湯器から水漏れが起きるのかや、また自宅でとりあえずの措置や修繕はできるのかといった、給湯器にまつわる諸疑問についてです。

    給湯器

    【目次】

    1. まずはエラーコードを確認!
    2. 原因①経年劣化
    3. 原因②凍結
    4. 自宅でできる応急処置法や修理法はある?

     

    1.まずはエラーコードを確認!

    気持ちよくお風呂に入ろうと思ったら、急にお湯が出なくなってしまった! こういうときは、すぐに専門家を呼ぶのではなく、まずは給湯器の周辺の状況を確認してください。

    給湯器は家の外に設置してあることが多いので、誰かのいたずら等でコンセントが抜かれていただけだった、なんてこともあるからです。

     

    さらには、地震などの後で非常用停止装置が動いていないか、ガスや水はちゃんと供給されているかもチェックしてください。 次に、それらに異常がなければ、リモコンの温度部分に表示されているエラーコードを確認しましょう。

    こちらのリンク先は、以下の5メーカーのエラーコード一覧です。 ・トートー(TOTO) ・ノーリツ(NORITZ) ・パーパス(PURPOSE) ・パロマ(Paloma) ・リンナイ(Rinnai) どの製造元でも、水漏れのときのエラーコードは、「173」か「543」となっています。  

    2.原因①経年劣化

    給湯器の寿命は、実は10年前後であると言われています。

    普通に使用していても、パッキンや配管等が経年劣化を起こし、そこからポタポタと水漏れしたり、お湯を通す弁にごみやさびなどが詰まったり、性能を悪化させたりすることも考えられます。いずれにせよ、長年使っている給湯器は早めに点検や交換をしておくことをおススメします。

    と言いますのも、給湯器本体の製造が終了してから長くても10年がたつと、メーカーのほうでも部品の保管期間が終わってしまいます。

    なので、リペアをしたくても部品が在庫切れといったことも起こりうるんですね。

     

    さらに、もしも余裕をもった時期に給湯器の購入を検討するなら、沢山の商品からじっくり選んで気に入ったもの、かつお買い得なものに換えることができるでしょう。

    しかし、急に給湯器が壊れて、とにかく早く入手できるものを!ということになると、どうでしょうか。早く交換したいということで在庫にあるものが優先されますので、好きなものをあまり選べませんし、幾つかをじっくり比較検討して、その中からお値打ちなものを、なんてことは言っていられないかもしれません。

    いずれにせよ、夏にお風呂やシャワーが使えなかったり、冬に冷たい水で皿を洗ったりするのはけっこうハードだと思いますので、給湯器を長年使っている方は、時間に余裕をもっての買い替えをご検討ください。

    3.原因②凍結

    冬の時期、長期間給湯器を使わないでいると、配管の中に残存していた水が寒さで凍ってしまい、(水は氷ると体積が増える)膨張した氷によって配管の破損壊が発生することがあるんです。

    そして壊れてしまった配管から、水が出てくるんです。

    うちはそんなに寒い土地じゃないから、給湯器が凍るなんてことはあり得ない!と思ってはいませんか? 

     

    実はこれは寒冷地ではない地域のほうが起こりやすいのです。というのも、北海道等寒冷地にある給湯器は、あらかじめ凍ってしまわないよう配管等にも対策をされているんです。

    一方、暖かい地域に於いてはそういった備えはないことが多いです。

    だからこそ冬、長い間、給湯器を使わないのだったら、あらかじめ給湯器より水を抜く、あるいは専門家へ依頼して配管凍結を防ぐような処置をほどこしておくと安心ですよ。

    4.自分で出来る応急処置法や修繕法は?

    給湯器から水漏れしても、仕事に出かけなければならなかったりして、すぐに専門家を手配出来ないときもありるでしょう。

    そんなときは、仕方がないとそのまま放置せずに、応急処置をしておくとよいでしょう。 水もれを放置しておくと、水道代などがたくさんかかってしまいますし、あるいはガス系統に異常があったときには、そのまま放すると大きな事故などにもつながりかねません。

    止水栓ガスの元栓

    こんなときには、まず絶対に給湯器を使わないこと、そして止水栓で水を止める、さらにはガスの栓もしめて、電源もOFFにしておけば安心です。

    ちなみに、止水栓がどこにあるか分からないときには、家全体の水及びガスの元栓を閉めるようにするとよいでしょう。

    給湯機は、その故障箇所次第で直すのに専門の資格が求められたり、さらにはガスを使っているために、専門家じゃない方が触ることで大きな危険が伴うパターンも想定できます。

    そのため、危険を避けるためにも、応急処置を済ませたら、一刻も早く専門家に連絡するようにしましょう。

    監修者

    濱本 孝一 Koichi Hamamoto
    代表取締役
    2001 株式会社生活水道センター代表取締役就任

    < 資格 >
    管工事施工管理技士
    給水装置主任技術者
    排水設備工事責任技術者
    ガス消費機器設置工事監督者
    ガス機器設置スペシャリスト
    2級ガソリン自動車整備士
    2級ディーゼル自動車整備士
    美容師
    管理美容師
    < 趣味 >
    ピアノ
    ムエタイ

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