大分市の一般住宅で洗面台の排水詰まり
洗面台にたまった水が流れにくい、または全く引けていかないといった洗面つまりの状態は、毛髪類が要因のケースが多々あります。
先日も、大分市に在住のご依頼者様から2～3日前から洗面台の水が流れないという依頼があり、現場を見に行きました。
築5年程の戸建て住宅で、洗面化粧台はまだキレイな状態でしたが、洗面台に溜まった水は栓が開いた状態なのにも関わらず、全く水が流れる気配がありませんでした。聞くと、少しずつ流れているのか流れて1時間程放置すると水は無くなるらしいです。
家族構成と使用状況を聞いたところ、5人家族でご夫婦と3人の娘さんがいて、洗面台は娘さんと奥さんが顔を洗ったり、髪を洗ったりしているということだったので原因はおそらく髪の毛詰まりだろうと判断しました。
一応原因を特定するために、ファイバースコープで中を見てみようとポップアップ部分を引き抜くと、そこには絡みつく大量の髪の毛が・・・
一緒に見ていた奥様も後ろに下がってしまうほどの量でした。
女性の髪の毛は男性に比べ長くて細いことが多いので、配管やトラップに絡みつく事が多く、石鹸カスや色々なものがこびりついて洗面つまりを誘発させます。
洗面台は、棚や陶器部分の掃除で終わらせてしまうことが多いですが、こういった排水箇所に一番汚れがたまりやすいのです。
ポップアップに絡みついた髪の毛をきれいに掃除し、内部の管やトラップにも髪の毛が絡まっている可能性があるので一応パイプ洗浄剤を入れて作業完了です。
その後水を流してみましたが、詰まりは起こらず水はスムーズに流れていました。
家族の方には、今後の詰まりを防ぐためにもポップアップ部分の掃除を定期的にするようにお伝えしてきました。
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