栃木市で洗濯機のニップルを直しました。
会社に出かける前にスイッチをピッ、帰宅したらなぜだか周りの床に水たまりができていた…。このようなケースは、多々あるものです。今回は栃木市のお客さまの所で、修理をしたときの感想をお知らせします。
防水パンの周りは、思っているよりも水漏れやつまりなどが起こりやすいエリアです。重たくて大きい機器を置いていると、排水溝の様子を逐一チェックできなくなり、あれよあれよという間に問題が進行してしまうこともあります。
洗濯機は電気を使っている家電なので、水のたれ流しを続けていると、ショートや感電などのリスクが高まることも。「こんな小さな問題で電話するのは恥ずかしい…」と思わずに、まずは業者に1本連絡を入れるのがオススメです。気軽に相談することで、お住まいの危険を避けることもできます。
昨晩点検に伺ったのは、栃木市にお住まいのお客さまです。11年ほど愛用されているドラム式洗濯乾燥機。会社から帰宅したところ、洗濯機の下に小さな池ができていたそうです。慌ててコンセントなどを外し、雑巾で水をぬぐってみたそうですが、電化製品ゆえに火事が起こらないかちょっぴり不安だ…と話してくれました。
お家はワンルーム型のハイツ。新築の物件だそうです。現場は、脱衣所になります。今回の様なトラブルは、色々なことが原因で起こります。最初は排水溝の目つまりかと思っていたのですが、排水溝はとてもキレイな状態。丁寧に掃除されているのか、チリひとつ落ちていません。
つづいてチェックするのが洗濯機本体。こちらも異常無しです。最後に洗濯機の接続部分をみたのですが、この箇所に問題が発生していました。洗濯機の給水口と水道の蛇口をつなぐ道具のひとつにニップルという部品があります。お客さまが使っていたのは、ネジで留めてあるタイプのニップル。けれどもこの部分が破損していました。
ニップルはきつくネジを絞め付け過ぎると、その部分に強い圧力がかかってしまい、ヒビが入ってしまうことがあります。弱すぎず強すぎず絶妙な力加減でとめないと、水漏れの要因になってしまうのです。幸いヒビの箇所は小さかったので防水テープを巻き付け、きちんとニップルをとめ直すことで対応できました。外資系企業にお勤めのお客さま。明日からニューヨークに出張だそうで、その前に修理できて良かった…とおっしゃってくれました。
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