洗濯機の排水溝詰まり直し方!原因や予防方法も詳しく解説
詰まったとき
詰まる原因
予防対策
解決できない
洗濯機の排水口が詰まる!?
意外と多いトラブルとその原因・対処法を徹底解説!
「最近、洗濯機の排水が遅い気がする…」
「途中で止まってしまってエラーが出る」
そんな経験はありませんか?
洗濯機は毎日使う家庭も多く、なくてはならない家電のひとつです。
ところが、見えないところで“排水トラブル”が起きていることは意外と多いんです。
今回は、洗濯機の排水口の詰まりについて、以下のような内容をたっぷりと解説していきます
- 排水トラブルのサインと症状
- よくある原因と汚れの種類
- 自分でできる対処方法
- 日頃からできる予防策
- プロに頼むべきタイミング
読み終える頃には、「なんだ、意外と自分でできるかも!」と思ってもらえるはず。
ぜひ、洗濯機まわりの不調を感じたときの参考にしてください。
洗濯機の排水口が詰まる原因とは?
「なぜ詰まるの?」
そんな疑問にお答えするために、まずは原因をしっかりと見ていきましょう。
家庭によっては、以下のいくつかが複合的に重なっていることもあります。
1. 糸くずや髪の毛の蓄積
衣類を洗うたびに、細かな繊維や髪の毛が出てきます。
糸くずフィルターで取りきれなかったゴミは、そのまま排水ホースや排水口へ流れていきます。
最初は少量でも、毎日の積み重ねでどんどん溜まっていき、詰まりの原因に。
2. 洗剤・柔軟剤の残りカス
洗剤や柔軟剤を規定量より多く入れていませんか?
特に液体洗剤やとろみの強い柔軟剤は、溶け残りやすく、汚れと混ざって固まりやすくなります。
これが配管の内壁にへばりつき、徐々に排水不良を引き起こします。
3. 皮脂・石けんカスなどの生活汚れ
洗濯物には、目に見えない皮脂汚れやほこりなども含まれています。
さらに、お風呂の残り湯を使っているご家庭では、湯船に浮いた石けんカスや入浴剤の成分なども加わってしまい、詰まりやすい状態を作り出します。
詰まりの解消は自分でできる!
おうちでできる掃除手順
業者に頼む前に、自分で掃除してみましょう。
以下の手順を、ゴム手袋と雑巾を準備してから実践してみてください。
STEP1:洗濯機の電源を切り、排水ホースを外す
必ずコンセントを抜いて、元栓も締めましょう。
洗濯機を動かし、排水ホースを慎重に外します(洗濯機が重たい場合は2人で行うと安心)。
STEP2:ホースの中を水洗いする
外したホースの中にゴミや髪の毛が詰まっていないか確認し、ぬるま湯やシャワーで洗い流します。
針金や配管用ブラシを使うと、奥の汚れまで届きます。
STEP3:排水口(トラップ)を開けて掃除
排水口のカバーを外すと、中に「封水トラップ」と呼ばれる部品があります。
これを取り出し、ゴミやぬめりを取り除いて、ぬるま湯や重曹・クエン酸などで洗浄しましょう。
- 【ワンポイント】
- 重曹100g+クエン酸50gを順番に排水口へ投入し、最後にお湯を流すと発泡洗浄ができます!
排水トラブルを防ぐ!
5つの予防対策
「詰まりはもうコリゴリ…」という方のために、日頃から実践できる予防策もご紹介します。
- 糸くずフィルターを定期的に洗う
月に1〜2回、糸くずフィルターを外してゴミを取り除き、清潔に保ちましょう。 - 洗濯槽クリーナーを使って槽内の汚れも除去
1〜2ヶ月に1度、市販のクリーナーや重曹で洗濯槽を洗浄すると、汚れの再発を抑えられます。 - 排水口の簡易フィルターを設置する
100均やホームセンターで売られている排水トラップ用のネットを使うと、髪の毛やごみをキャッチできます。 - 洗剤・柔軟剤は「適量」を守る
「多ければ汚れが落ちる」は誤解です。使用量を守ることで、排水への負担を減らせます。 - 月1回は排水口チェック
時間がなくても、排水口カバーを開けて中を目視で確認するだけでも安心です。
自分で解決できないときはどうする?
ここまでの手順でも解消しない場合は、以下の可能性があります
- 排水管の奥の方に詰まりが発生している
- 洗濯機の排水ポンプ自体が故障している
- 設置の高さや傾きに問題がある
こうした場合は、無理に分解せず、水道修理の専門業者に相談することをおすすめします。
最近では「無料点検」や「見積もり後のキャンセルOK」の業者も多いので、口コミなどを参考に慎重に選びましょう。0120-979-058