学童施設にて、トイレのマスクつまりを直しました。
お手洗いの水を流そうとしたら、便器から水が逆流してきた。ゴボゴボという異音が聞こえ、水が一切出なくなった。このようなトラブルに遭うと、困ったを通りこして「怖い」と思ってしまうものです。今回は和歌山市でそれらのつまりに、対応したときの様子を紹介させていただきます。
トイレのつまりは、ある日突然降ってわいたように起こるイメージがあります。けれどもお客さまのお話を伺っていると、一概にそうとは言えないようです。
・変な音がするようになった
・水位が高くなった
・風呂や台所の排水が悪くなった
トイレつまりが起こる前には、コポコポという変な異音や、便器の高い水位、キッチンやふろ場などその他の場所での水はけの悪さが見られることがあります。「何かがおかしい」と感じたら、点検もかねてプロに相談してみるのもおすすめです。
◇マスクが便器の奥に…
今回は市内の、とある学校にお邪魔させていただきました。休校中ということもあり、施設の中にはたくさんのお子さんでいっぱい。お勤めの先生が、問題のトイレに案内してくれました。2階建てのプレハブ風の建物ですが、お手洗いは入り口の奥にありました。
男子用と女子用、それぞれ入り口が分かれていて、今回詰まってしまったのは男の子の方のお手洗いでした。昨日閉めるときに、先生がトイレの見回りをしたところ、やや便器内の水位が高い状態だったようです。
いつもと違うな…と思われたそうですが、その時点で水は流れていたので問題ないと判断して、その日は閉所したそうです。けれども翌朝になりお子さんが登校してから、問題が発生。便器の水があふれ出てしまったと、泣きながらお子さんが伝えてきたそうです。
便器からあふれた水を片付け、さっそく中を見させてもらいました。糞尿などのつまりかと思い薬剤を入れてみたのですが、つまりは一向に解消されません。配管の奥をもう一度見てみたところ、奥に数枚のマスクと携帯用の消毒液が落ちているのが分かりました。お子さんたちのズボンのポケットに入っていた小物が、気付かないうちにすとんと落ちてしまったようです。専用の器具でマスクと消毒液を取り出し、なんとかつまりを解消することができました。浅い場所での作業だったので、短時間ですみ良かったです。
※画像をクリックすると大きい画像でご覧いただけます。
[記事一覧を見る]