東京都内で天井からポタポタ水…。原因は?
比較的トラブル起こりやすい箇所として、あげられるのが洗濯機まわり。1回の運転でつかう水の量は、およそ100L。2リットルのペットボトルで、およそ50本分くらいのお水をつかっていることになるため…ひとたび水漏れが起こると大変なことになります。
本日はそんな不幸に見舞われた方のお宅で対処したときの様子をお伝えします。
営業所の車で東京都内を巡回運転していたとき、1本の電話がはいりました。足立区にお住まいのかたで、水漏れのトラブルが発生したとのこと。かなりの緊急事態なので、急ぎで向かってほしいという話でした。
その日はたまたま急を要する案件がなかったので、そのままご指定の住所に急ピッチで向かいました。向かった先は区内にある、とあるアパート。築20年程度はたっていると思われる木造2階建ての賃貸住宅でした。
問題が発生したのは突き当りにあるお部屋。とても親切な大家さんが、付き添ってくれます。「階下の住人から苦情があって…。天井からポタポタ水が漏れていると大騒ぎしてたので、様子を見に行ったら洗濯機まわりが水浸しになっていたんです…」と大家さん。
大家さんが各住民の方のお部屋を回ってみたところ、2階の住民の方の洗濯機置き場にひどい水漏れが起きていたということでした。「直るでしょうか?直してもらわないと困るのですが」心配そうな大家さんを早く安心させてあげたいと、お部屋の様子を見させてもらいました。
●原因は排水溝のつまり
2階のお部屋にお邪魔すると、玄関先までジャブジャブと水が流れてきていました。これは緊急事態だと思い、すぐに水の元栓をしめます。持参していた長靴をはいて、洗濯機周りを調査。
すると洗濯機の排水溝に大量のごみがつまっていて、行き場をうしなった水が室内に逆流していることがわかりました。持って来ていた業務用の洗浄機をつかい、排水溝内部を洗っていきます。洗剤をいくつか使い、30分ほどかけて入念に汚れを落としました。
最初はガンコな汚れだったので大丈夫なのか不安もありましたが、入念に落としていくうちにピカピカの排水溝に。髪の毛やほこりなどの汚れがすっきり落ちていました。洗濯機のテスト運転をおこない、問題がなかったので任務完了です。
「来ていただいて、本当によかった。ありがとう」大家さんが労をねぎらってくれました。
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