こんにちは。 現在、東京都の担当をしている生活水道センター技術スタッフです。

最近は日ごとに涼しさのなかにも、朝夕は寒さを感じることもふえてきましたね。

仕事終わりの夜などに口にしたくなるのは、やはり江戸前のおでんです。

いまや、日本全国どこでも食べらるようになっていますが、それぞれの県などで特色がみられます。 だから、出かけた先でいつもの東京の味、と思っても、それが微妙にちがうことがあるんですよね。 江戸前のおでんは、あまり特徴がないように思えますが、ダイコン、豆腐、ちくわ、がんもどきという「四天王」がそろって入っているものは意外と少ないようです。

 

世の中が納まったら、また仕事がえりにおでん屋でのんびりと時を過ごしたいなあと思っています。

さて、今回依頼を受けたのが、都内にお住いのお客様からの 「お風呂の蛇口からはげしく水がもれてきて困っている」 という御依頼でした。

おふろの蛇口は毎日使う場所ですし、放置しておくと室内のカビなども気になります。 速やかに原因をつきとめて、自力で修理する、あるいは修理屋を呼ぶなどの対応をしたいところです。

しかし、おふろの水栓は、台所や洗面所等と比べ、形状の複雑なものが多いんです。

それというのも、お風呂の性質上、水とお湯、2つのハンドルがついている、あるいはシャワーもくっついているなどしており、実にいろいろな種類が存在するからです。

しかし、このように一見すると数が多すぎてわけがわからないような水道蛇口でも、

①水栓の製造メーカー

②水栓の種類

この2つさえ分かれば、自宅でも修理や部品交換ができる可能性が広がります。

①に関しては、おそらくどこかに、メーカー名及び製造番号の書かれたシール、あるいは刻印といった、なんらかの印があるはずなので根気よく探してください。

そして②については、大きく3種類にわけることができるんです(厳密には4種類ですが、最近の御家庭におけるお風呂蛇口に単水栓が使われていることはほぼないので、今回は省略します。 ) 蛇口の種類は以下の3つです。

①シングルレバー混合水栓

②ツーハンドル混合水栓

③サーモスタット混合水栓

①は、文字通り1つ、レバーだけついていて、それで水量やお湯の温度をすべて調節するタイプのものです。

お風呂だけでなく、キッチンでも広く使われています。 ②は、比較的歴史のある家やホテルでよく見かけます。

左右がそれぞれお湯と水の蛇口ですので、湯量調整や温度調整のやりにくいことがネックです。

ただ、つくりがシンプルなので、一般の方でも修理がしやすい利点があります。

取り外しもしやすいので、外した部品を店員さんに見せて、「これと同じものをください」と言えば、交換する際もミスがありません。

③は、水量はそのままで、温度だけをかんたんに調節できるという特色があります。

ですから、最近新しく設置されるお風呂蛇口は、このタイプのものが大部分になっています。

また、お湯の温度が一定で髪の毛なども洗いやすいので、ほとんどがシャワーになっています。

メーカーによって取り付け方や形などにちがいがあります。

これに加え、水栓が設置されている場所によっても2つに分けることができます。

それは、「壁タイプ」と 「台タイプ」 です。 そしてさらに、水栓にくっついている給水管の本数によっても、2つの種類に分けることができるんです。

給水管1本のものが「ワンホールタイプ」 給水管2本のものが「ツーホールタイプ」といわれるんです。

まあ、そのままですね。

こうして、お風呂場水栓は最低でも、 3種類×2給水管×2設置場所=12の種類が存在するんです。

お風呂水栓に異常を見つけたら、まずどの種類に該当するか確かめましょう。

種類がわかったら、次は原因別に対処法を見ていきましょう。

水もれの原因を大別すると、

①パッキンが劣化した

②バルブ及びカートリッジがトラブルを起こした

③部品損傷

この3種類があります。

①は、水漏れの原因として一番多いものです。  

ゴムでつくられたパッキンは、金属部品のスキマを埋めるはたらきをしています。

ゴム製なので、何年も使い続けていると、やがてすり減ったり傷んだりしていきます。

この場合は、水栓を分解して新しいパッキンに交換するだけでよいので、自宅でも十分対処が可能です。

新しいパッキンや、分解につかう道具類はホームセンターでにも売っています。

②については、シングルレバー混合水栓には「バルブカートリッジ」、サーモスタット混合水栓には「サーモスタットカートリッジ」というものがそれぞれ内蔵されているんです。

ここへなんらかのトラブルが発生すると、水が漏れてしまいます。

こうしたときには、DIYショップなどで新しいカートリッジを買って、まるっと交換するとよいでしょう。

③については、水栓を長年使い続けることで、部品の一部が壊れることがあるんです。

そうなると、同じ型の部品を買ってきて、取り換える必要が生じます。

必要な部品の多くは近隣のホームセンターで入手できます。

東京都の中で一番売り場が大きいのが、3万8,200平方メートルの広さを誇る『ジョイフル本田 瑞穂店』です。

ここまで広大だと、単なるホームセンターというよりは、もはやショッピングモールを訪れたかのような錯覚を覚えます。

広い店内を見て回るだけでも楽しいので、運動もかねて一度訪れてみてはどうでしょうか。

『ジョイフル本田 瑞穂店』

住所:〒190-1212  東京都西多摩郡瑞穂町殿ヶ谷44

電話番号:042ー568ー2311

アクセス:JR箱根ヶ崎駅前よりバスあり

HPアドレス:【東京都】瑞穂店 | 株式会社ジョイフル本田 (joyfulhonda.com)

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