こんにちは。
家族と一緒にいるとなぜか私だけ蚊にかまれるのは一体なぜなんだろうと毎年自問自答する、生活水道センター技術社員です。
現在私が勤めている白山市は金沢市の南西部にあり、2005年に1つの市と2つの町と5つの村が合併して生まれた比較的若い市です。
石川県全面積の2割近くを占める広いまちでもあります。
国立公園でもある白山連邦や、手取川といった豊かな自然に恵まれており、日本海の海岸から白山の山間部までの高低差がおよそ2700メートルもあります。
白山は富士山や立山とならんで日本3霊山のひとつであるほか、日本百名山、花の百名山などにも選ばれています。
標高が高く、春になって周囲の山々の雪が消えたあとも、しばらく雪が残っていることから、白い山=白山として認識されているようですね。
さらに降水&降雪量も多いので冬はちょっと大変です。
市街地の道路には融雪装置もありますが、山地になるとないところが多いですからね…。
それでも、頑張って営業車を走らせながらアップダウンの多い道を駆け抜けています。
では、もしそんな白山市において、トイレが詰まってしまったらどうしたらよいでしょうか。
今回ご依頼をくださった白山市内のお客様からは、トイレがつまり、取りあえず100均で買ってきたラバーカップで作業してみたが、うまくいかなかったということでした。
そこでさっそくご自宅にお伺いし、現場を見せていただきました。
すると、ご依頼者様が購入されたラバーカップは持ち手の棒がとても短く、カップ部分も底が空洞になっていました。
まず、ラバーカップの持ち手の棒があまりにも短いと、作業がしにくい上に、顔などに便器の水がついてしまう可能性があります。
さらに、カップ部分の底が空洞になっているタイプは、和式トイレか水道などの排水溝用であり、洋式トイレでの使用には適さないんです。
後日、同じようなタイプの製品を100均で見かけましたが、やはりそれはトイレ用ではなく、下水用の製品であったようです。
最近の100均は本当に品数が豊富で、専門店で買うともっと値段がするようなものでも安く買えるのですが、購入時にはやはり注意が必要ということですね。
そこで、まずは止水栓で水を止めてから便器内の余分な水をポンプで抜き、汚水で周りを汚さないようにまわりを養生しました。
続いて今度は業務用のラバーカップを使い、トイレの排水口にまっすぐ押しつけます。
そしてカップに力を入れ、中の空気をすべて押し出したら、勢いよく引っ張る。
これを繰り返します。
すると、やがて排水口の奥から塊状になったトイレットペーパーが取り出され、無事につまりは解消したのでした。