こんにちは。
親戚に赤ちゃんが生まれましたが、私の顔を見ると泣くというので、会っても目を合わせることを禁止されている生活水道センター技術スタッフです。
私が今勤務している掛川市は静岡県でも西部にあり、江戸時代には街道の宿場町としてたくさんの旅人が行き交う場所でした。
また、市内ではお茶の栽培が盛んで、「茶のみやきんじろう」という、お茶と二ノ宮金次郎をモチーフとしたマスコットキャラクターが活躍をしています。
市内にある掛川城は、古くは今川氏の家来である朝比奈氏が、そしてのちには山之内一豊が納めた城であり、今でも4月になると多くの桜が咲き誇り、市民が集う場となっています。
このように歴史の香りがする掛川市ですが、市内にある中山峠には、ある悲しい伝説にまつわる怪奇スポットがあります。
それは「夜泣き石」と言われ、夜中になると女性の泣き声が聞こえてくるというものです。
その女性は、自らの安産を祈願して中山峠の上にある久延寺へお参りしたものの、悪い山賊に殺されてしまったそうなのです。
ただ、お腹にいた赤ちゃんは幸いお寺の和尚さんが助けて育ててあげたそうです。
その赤ちゃんはやがて成人後、母の仇を見つけて復讐したとも言われています。
さて、こんな伝説の残る掛川市ですが、もしもご自宅の壁に変なシミができ、それが日ごとに広がってきたなら、どうしたらよいでしょうか。
「これは何かのたたりかもしれない。
お坊さんを呼ぶべきか、神主さんを呼ぶべきか」 と頭を抱えたくもなりますが、その前に疑うべきことがあります。
それは、もしかしたら自宅の壁や床下などの配管から漏水が起こっていないかということです。
ほかにも、結露や湿気、雨漏りなどの可能性も考えられますが、雨などの気象状況に余り左右されないようでしたら、水漏れである可能性が高いです。
では、どうしたら漏水が起きているかが分かるでしょうか。
実は水道メーターを見ればよいのです。
家じゅうの蛇口および止水栓などを閉め、水を出さないようにしておいて、それでも元栓のパイロット部分が動くようなら、どこかから水が漏れているとほぼ断言してもよいでしょう。
ただ、壁の中や床下などで水が漏れているかどうかは、専門家でないとなかなか調査や対処が難しいので、なるべく早くプロに委ねることが得策でしょう。
ただし、業者に頼むときは、必ずお住いの自治体の水道局が認可を出した「指定業者」にしましょう。
指定業者であれば、漏水証明書という書類を発行することができ、場合によっては払いすぎてしまった水道料金が戻ってくることもあるんですよ。