こんにちは。
数多くのサイトの中よりこちらのサイトを選んで閲覧してくださり、あ誠に有難く思っております。
私はいま、生活水道センターの技術系社員として東京都の文京区を受け持たせていただいております。
東京23区でもほぼセンターに位置している文京区は、「文教」という名が示すように、東京大学を初めとする大学・教育機関や印刷・出版社、先進医療系施設などの文教地区が市内に多くあります。
文京区のすぐとなりには皇居もあるだけあって、区内には後楽園や小石川植物園、音羽の森など、都心でありながら広々とした日本庭園がいくつも広がっています。
私も日々、区内を営業車で走っていますが、東京23区の中では4番目に面積が小さい割には台地が多く、意外とアップダウンが激しい印象を受けます。
このように文京区は文教施設や住宅地が多いためか、区内全域が落ち着いている感じで、東京23区内でも犯罪認知件数が最も低いなど、治安的にも非常によいといえるでしょう。
このあたりには大学も多く、地方からやってきて一人暮らししておられる学生さんもおられますが、親御さんも安心して送り出せる環境だと思います。
そんな文京区ですが、最近、朝一番の水道水の風味がちょっと変だなあとか、水道の水が濁っているなあと感じられたことはないでしょうか。
ひょっとするとそれは古い水道管が原因かもしれません。
実は国内では昭和50年台まで水道管に鉛管を使用しており、こうした古い水道管が現在もまだ使用されている地域があります。
このような鉛管を水道管として長期間使い続けると、場合によっては有害な鉛の毒が水に溶けだし、健康被害を生み出してしまう危険性があるんです。
鉛による健康被害はとても恐ろしいものがあり、長年にわたって体内に蓄積することで、脳炎などを引き起こすことがあるそうです。
もしも、御自宅の水道管が鉛管であるらしいと思われましたら、とりあえず飲み水として使う水道蛇口に浄水器を取り付けたり、朝一番に水道から出る水は飲食しないなどして、極力鉛の含まれた水を体内に入れないようにするとよいでしょう。
そして、可能であれば、なるべく早いうちに上水道を鉛管から無害な塩ビ管などに交換する工事を行うことをおススメします。
最近では自治体から助成金も出されるようですので、一日も早く危険を取り除き、鉛が体内に入るリスクから逃れるようにできれば安心かと思われます。
また、古い水道管は漏水の危険性もあります。
もしも築30年以上の建物にお住いであれば、一度水廻りの専門家に相談し、水道管をチェックしてただくことをおススメします。