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私は、今(株)生活水道センターの現場作業者として愛知県岡崎市を受任しております。
愛知県岡崎市は、愛知県の西三河地域を代表する中核市であり、人口も県内では3番目であります。
なのに、世間では「愛知=名古屋」のイメージが濃いためか、イマイチ影が薄いような気がしなくもありません。
「愛知=織田信長」 と言う人もいるんですが、それは旧尾張地域(名古屋、一宮等)のことでしょう。
それに対して岡崎や豊田をはじめとする旧三河地域は、徳川家康の領土だったのです。
それどころか、岡崎生まれの徳川家康は、織田信長に奥さんと長男を殺されるなど、さんざんな目にあっているんです。
元々は「岡崎藩」、明治の世になると廃藩置県によって「岡崎県」になるのですが、なんだかんだで時代の流れによって愛知県に所属する身となったわけです。
「愛知県=大都会」 と考える人もいるらしいですが、それはおそらく名古屋等がある尾張地方です。
岡崎は清流矢作川や美濃三河高原等、豊かな天然資源に恵まれており、奥三河国定公園や本宮山県立自然公園といったスポットもたくさんあります。
私は毎日のように営業車で岡崎のまちを回りますが、やはり岡崎のシンボルといえば岡崎公園と岡崎のお城でしょう。
岡崎城は、名古屋城のように金のしゃちほこはありませんが、それなりに立派なお城です。
そして岡崎を語る上で欠かせないのが八丁味噌でありましょう。
岡崎城にほど近い、岡崎市の八帖町で生産されていたことからこの名がついたそうです。
通常の味噌に比べて長く発酵させる八丁味噌は、抗酸化作用やお通じをアップさせる効果があるらしく、かの徳川家康公も愛用していたのだとか。
岡崎市内にはこの八丁味噌をつかったグルメメニューが多く、味噌おでんやみそカツ、ラーメン、フレンチにイタリアン、そしてクッキーなどの甘いものまでありますよ。
このように、岡崎市にはこの地ならではの文化があり、 「名古屋とは一緒にしんでっ」 が市民の本音かと思われます。
あ、「●●しんで」というのは「●●しないで」という三河弁です。
なので「一緒にしんで」というのは、心中しましょうではなく、一緒にしないでね、という意味です。
念のため。
そうそう、我々生活水道センターのスタッフにとっても「一緒にしんでほしい」ことがあります。
それは、トイレの水が流れなくなっしまった際に用いられる道具、ラバーカップ(いわゆるスッポン)のことです。
このラバーカップには、実は洋式用と和式用が存在します。
なので、間違ったタイプを購入するとあまり成果が得られないという悲しい事態に…。
それゆえ、ホームセンターなどでお買い上げになるときにはよく確認してから買ってくださいね。