こんにちは。最近ふとんよりなかなか出られない「巣南市」担当スタッフです。
先日は、予定外の休暇がもらえたので、市内にある「回天記念館」を訪れる機会がありました。
ここは、太平洋戦争期に使用された日本の海軍の兵器である「回天」で特攻して亡くなった兵士たちの遺品を中心に展示した記念館です。戦時中、この地に回天訓練基地があったことから、この地に建てられたそうです。

回天とは、長細いミサイルのような外観の機体に約1.5トンの爆薬を積み、敵に体当たりして自爆する、別名人間地雷とも呼ばれた兵器です。終戦までに約150人近い人々が戦死したそうです。
館内には搭乗員や整備員など、回天に関わった人たちの遺影がずらりと並び、その迫力に胸をつかれるとともに、まだ幼さの残るような若さに、なんとも言えない気持ちになりました。
展示物の中には、亡くなった方達が遺族へあてた手紙などもあり、戦時中の検閲のため、自由にものを言えない状況化において、精一杯の愛情を伝えようとしているさまが伝わってきました。
実際には、回天はアメリカの船を3つ沈めただけであり、それだけ無謀な戦略のために、150人近くの未来ある若者たちが命を捨ててしまったと言われます。
今回の来館は、しばし、厳粛な気もちにさせられましたが、若者たちの中学校時代の通知表が展示されているのを見たときには、さすがにちょっと気の毒な気持ちがしたのでした。
どうして?レバーが戻らない
今日は、巣南市に在住のお客様から、こんなご依頼があったのです。それは
「トイレに何かとりついているようなので来てほしい」
というものでした。
といいましても、われわれは水廻りのことならなんでも対応いたしますが、霊関係のことはちょっと専門外なので、どうしようかなあと思いつつも、とにかく現場を見てみることにしたのです。
さすがに内心は怖かったのですが、あえて平静を装って、ご依頼者様にお話をお聞きしたところ、トイレになにかとりついているのではという話が出たのは、実はトイレのレバーにあるというのです。
というのも、トイレを使用後、レバーをひねって水をジャーっと流し、これで終了、と思ってトイレを出たものの、実はその後、レバーが戻らず、水が出続けているそうです。何回やってもそうなってしまうため、ご家族の結論は、

「さてはトイレに『妖怪・レバーまわし』がいるんだ!」
この話を聞き、私のなかではこれは妖怪の仕業ではないことがはっきりしましたが、ご依頼主さまが真剣なので、とりあえず修理作業に入りました。
まず、止水栓で水をとめて、タンク内の水も一旦カラにします。するとやはりレバーが壊れていたので、それを外し新しいものに付け替えます。新しいレバーを指し込み、パッキンとナットを取りつけたら完成です。
こうしてレバーはまたスムーズに動くようになり、お客様も一安心されたのでした。